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弦楽器を製作しているはずです。 

神ヤスリ

車の窓にカーテン付けてるやつは信用しない。
絶対「黒」なのなwラグジュアリーw


制作中のウクレレはやっと木工が終わり、ついに塗装に入った。
当初の予定通り、ナマイキにも「フレンチポリッシュ」(以下FP)に挑戦である。

ごく簡単にFPを説明すると、
塗装にセラックのみを用いる伝統的な方法、である。
まあ「のみ」と言っても、各所で溶剤や研磨剤、オイルなんかも使う。
あの手この手でなんとか頑張ってセラックのみの塗膜を作る、
と言った方が近いかもしれない。

FPでも、まず最初に下地作り、目止め作業から入る。
ハケでペタペタとセラックを塗り重ね、乾燥させる。
3回塗り重ね、パミス粉を研磨材にした目止め作業開始。
タンポにアルコールを含ませ、そこにパミス粉を付けて円を描くように研磨。

このアルコールの加減が分からず、付けすぎた挙げ句、失敗する。
溶けすぎた下地セラックがよじれる(?)というミス。
それはいい。初めてなのだ。失敗など想定内である。

しかし、だ。
コツを掴んでキレイに研磨できるようになったものの、何か腑に落ちない。
確かにパミスで目止めできるのだが、ものすごく気の長い作業なのである。
労働量に成果が見合っていない。
溶媒であるアルコールは再々追加しなければならず、またその量もシビアである。
パミスを付けたタンポはすぐに穴が開き、新しいタンポがどんどん必要になる。
新品のタンポはまたアルコ-ル調整がシビアで・・・悪循環。
同じ労働量なら、紙ヤスリの方が圧倒的に効率的であるということに気付いてしまった。

なんなの?FPって紙ヤスリの無い時代の手法なの?

そんなバカな。
どうしてもパミスでの目止めにメリットを見出せなかったワタクシは、
裏板を磨いただけで、早々に耐水ペーパーでの水研ぎに切り替えた。
まあ早い早い。紙ヤスリ、いや、神ヤスリばんざい。

目止めにパミス使わなかったらそれはもうFPとは言えないのだろうか。
FPの定義が曖昧なのでよくわからないが、もしそれで
「おやおや、パミス使わなかったの?じゃあそれはもうFPじゃないねぇ」
とか言うんなら、FPクソくらえだ。

フレンチポリッシュ1
風船マスキング
フレンチポリッシュ2
タンポ達
フレンチポリッシュ3
パミスでの目止め
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田んぼ新生物

娘と近所を散歩するのが日課であるが、
いよいよ我が家の周りでも田植えが始まった。
夏が近いのだと実感できる光景である。

自分が子供の頃は、そりゃあ田畑を駆け回ったものだ。
部屋でファミコンに夢中にもなるが、一日中外を駆け回る日もある、
丁度そういう時代だった。

それだけに、田んぼに生息する生物についてはかなり詳しいという自負があった。
カブトエビ、ミズスマシ、ホウネンエビという「田んぼBIG3」に加え、
学校のプールでたまに遭遇できるミズカマキリ、
発見・確保すれば完全にクラスでヒーロー扱いのタガメ、デカゲンゴロウ、
絶対に素手では確保できないという伝説ができたアメンボ、
植物プランクトンを食べに来るミジンコを食べに来るカブトエビの観察、
ヤゴをトンボにまで成長させたやつにガリガリくんをおごるレース等、
おおよそ全ての田んぼ生物は制覇したつもりでいた。

それが先日。
娘と田んぼの生物を眺めていると、見たこともない生き物を発見した。
最初、シジミよりまだ小さい二枚貝に見えた。
体長は1cmほどで、誰がどう見ても二枚貝であると思うはずの外見。
しかし、それはなかなかの速度で水中を動き回っていた。
決して二枚貝の動きではなく、完全に常軌を逸している。
1匹ではない。大量に生息している。大量に動いて活動している。
よくよく観察すると、外殻(?)は貝殻ではなく、
カブトエビの殻に近い素材に見えた。
形は完全に二枚貝で、その間から本体(?)がニュルリと出ていて、
それが前後に激しく律動し、動力となって水中を移動していた。

脳内では完全に井上陽水の少年時代が再生されていた。
久しく忘れていたワクワクする高揚感。
何より、田んぼというごく限定された環境に、
自分のまだ知らない生物が存在したという発見がたまらなく嬉しかった。

翌日、さっそく瓶に捕獲した。
いい歳こいてもこの高揚感には逆らえない。

大量に生息しているところを見ると、
この辺りではごくごく一般的な生物なのだろう。
しかし改めて見ると、やはり自分の地元では一度も見たことがない生物だ。
さっそくネットで調べてみた。

カイエビ

カイエビという生物の仲間のようだ。
見たのはもちろんだが、そのカイエビという名前も初耳だった。

まあ、ずいぶんと興奮しているな、というのは伝わっていると思うが、
この歳での新鮮な発見というのは、やはり嬉しいものである。
忘れたくない感覚だとしみじみ思った。シジミだけに。
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ポメラニさん

不思議なもので、犬や猫などのペットは、個体によっては本当に飼い主に似る。
特に犬、それも雑種には特にその傾向が強いように思う。

個人的には研究者諸君には、温暖化や環境対策よりも、
こういう事柄こそをじっくり研究してほしいと思うのだが、
(そしてそれが研究者として本来であると思う)
そういうわけにもいかないのだろうな。

科学的な根拠があるのか、血液型占いみたいな心理的なものなのか、
どういうふうにアプローチしていくのか、非常に興味深い事象である。

夕方近所を散歩していると、高確立で出会うおっちゃんがいる。
ワタクシと嫁はそのおっちゃんのことを「ポメラニさん」と呼んでいるのだが、
その名の通り、いつも愛犬であろうポメラニアンを散歩させている。

ポメラニさん

これがもう、ソックリである。
飼い主と犬が信じられないくらいソックリなのだが、
この場合の似方が、他にはない例だと思われる。

犬が飼い主に似ているのではなく、飼い主が犬に似ているのだ。

意訳すると、ポメラニさんはポメラニアンに酷似した人類だと言える。
顔が、とかいうレベルではないのだ。
ずんぐりっとした体型だあるとか、歩き方であるとか、
まさか四足歩行するわけではないが、完全にポメラニアンと一致する。

愛犬であるポメラニアンは、ごくごく普通のポメラニアンで、
顔付きが人っぽいとかそういうことはない。
ただの可愛らしい、どこにでもいるポメラニアンだ。

どこにでもいるポメラニアンにそっくりなだけで、
どこにもいないタイプの人類になったポメラニさん。

いや、伝わってないのは薄々気付いているのだが、
だからって盗撮して写真を載せるわけにもいかない。

全国の研究者諸君、これはかなり希有な例であると思うのだが、
次回研究テーマにどうだろうか。
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タイミング

「俺は自分が後悔したことにだけ反省する!」
と勇ましく語っているやつがいたが、
恐らく10人中12人が(そりゃそ-だろ)と思っているため、
「俺はメシを食ったらクソをする!」
と勇ましく語っているのと変わらないということを教えてあげようかどうしようか。
面白いので放っておく。


「アンティークにいかがでしょう」
というオークションの商品説明文。

「ああ、これアンティークに丁度いいわ!」
なんて言うのかバカが。


物事にはタイミングというものがあって、これがけっこう重要である。
例として、
「以前から自民を応援していた」
というのは、例えそれが真実であっても今言うタイミングではない。

「やっぱり子供はカワイイなぁ」とワタクシが言ったウラで、
「女児に猥褻」ってニュースやってたタイミングが、それ。

タイミング
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×2

W杯だ。
うん、今年、W杯だね。
もう、ほら、来月に開催だよ。

いやあ、盛り上がって舞い上がってるねぇ。

再三綴ってきたが、やっぱりいいなぁ、W杯は。
自分でも恥ずかしいくらいワクワクしている。

そんなこんなの中、会社でふとマクドナルドの広告を見かけた。
バリューセットのLセットを買うと、もれなく「W杯のグラス」がもらえるという、
まあマクドナルドにありがちなキャンペーンだ。

しかし、現状もう冒頭のような心持ちである。
マトモじゃない。
W杯の刻印が入るだけで、安っぽい大量生産品のグラスだって無性に欲しくなる。

「ああ、これでビール飲みながらW杯見てぇ・・・」
とか思ったりしてしまうのだ。

会社帰りに、さっそくドライブスルーに突き刺さった。
チーズバーガーのLセットを注文。
窓口に進むとさっそく、店員のお姉さんがグラスの入った箱を渡してくれる。
「Lセットのキャンペーン商品です(笑顔)」

ここでワタクシ、「なんだコレは」とばかりに一瞬の不思議顔。
この一瞬がもう絶妙の一瞬である。
そして、「あ、そう・・・なんだ。ふーん・・・」
と、さも興味なさそうに助手席のバッグに軽く放り投げる。
完璧である。

そういうやつなんですよ、キタナイ男ですよ、ええ。
しょーもないことに見栄を張るんです。劇をするんです。

そうやって念願のW杯を手にし、内心ホクホクして家路についたわけだが、
家に帰って嫁がニコニコと見せてくれたのが、なんと同じマクドナルドのW杯だった。

ふん。
こういうのをなんていうんだっけ?
マーフィーの法則?・・・違うな。

まあ最もしっくり来るのは因果応報か。

W杯
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狙うは年無し

夏が来る。
その前に梅雨が来るが、夏が来る。
でも梅雨ってのは夏なので、つまり梅雨が来たら夏である。

もういい、白状する、夏大好きだよ、こんちくしょう。

夏と言えばチヌである。黒鯛ですよ。
メバルのオフシーズンである夏のターゲットとして一昨年から狙っているが、
一番デカイので36cmという、何の自慢にもならない釣果しか挙がっていない。
言い訳として、去年の釣行回数が2回だけだったと言っておく。

そして夏しか狙わない理由として、
・夏は昼間にトップで釣れる
・夏以外はメバルで忙しい

とりあえず自己ベスト載せとく。

36cm

昨今の目標は通称「年無し」と呼ばれる50cmオーバーであったが、
餌釣りと違って、ルアーで釣れる黒鯛は割と大きいサイズが釣れやすいので、
達者なルアー人は60cmオーバーを目標にしてたりする。

じゃあ自分も60cmオーバーを目標にするかというと、
それでは人と同じでツマラナイと思ってしまうヒネクレモノなので、
ま、クラフトサイトだし、ネタにもなるだろうしってことで、

自分で作ったルアーで50cmオーバーを釣る

うん、そうしようそうしよう。
もう市販のルアー買わねイラネ。

ちなみにこれは一生の目標であり、今夏の目標ではない。

そしてこうやってギター製作から遠ざかって行くのか。
いや、実はOOOタイプのアコギ作るんだと、こっそり告白。
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ジャンルなどない

「どんなジャンルの音楽聞くの?」と聞かれると、
無難に「ロック」もしくは「弦楽器がガツンとくるやつ」と答えることにしている。

これは「好きな食べ物は?」と聞かれて、
「和食」と答えているのと変わらない返答であると自覚はしている。

最近の自分の傾向から言うと、「オルタナ系」が正解なのかもしれないが、
「オルタナ系聞いてる」と答えるのは、なぜか無性に恥ずかしい。

これは「最近ハマっているものは?」と聞かれて、
「強いて言うなら、無印のフォーかな」と答えるくらいの恥ずかしさである。

別に通ぶっているわけではないのはわかるが、
でも聞く人によってはそう聞こえてしまうので、それがイヤなのである。
また、「オルタナ系って何?例えば?」と返ってくるのがメンドクサイというのもある。
そもそも「オルタナ」というのはジャンルではない、という部分から説明しなければならない。

さらに、「オルタナティブ」が「型にはまらない」という意味である、というのも恥ずかしい。
自分から「型にはまらない」って言っちゃう感じが筆舌に尽くしがたい。
「従来の型にはまってはいけない」という型にはまっている。
それでオルタナ系というジャンルとして確立してしまう。

だから「オルタナ系聞いてる」というのは、
「最近、醤油風味のものにハマってる」みたいな返答であろう。
あるいは「麺類食べるのが好き」みたいなものか。

「アングラ」「ガレージ」「グランジ」「ミクスチャー」
これらのジャンルをハッキリ定義して区別できる人が何人いるだろうか。
また、それらをハッキリ区別できる人がいたとしたら、
あまりお近づきにはなりたくない人種であることは間違いないだろう。

つまり、ジャンルで音楽聞いてるやつは信用しない、ということだ。
「アングラ系でもグランジ系でもないから、素人にはわかりにくいかもね~」
言ってろ、ハゲ。

「冷や麦でもそうめんでもないから、素人には(ry」
アハン?

なにこれこわい
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空気読むPK

「日本4強は無理」
以前の記事でワタクシも確かにそう書いたが、
同じ事を韓国に言われると「くぬやろ」となってしまうよね。
パク・チソンのくせに。くぬやろ。

今W杯からPKのルールが一部変更になるようだ。
キッカーが蹴る瞬間、キーパーを欺くフェイント等が禁止になるという。



具体的には↑こういうPKのことらしい。
違反すれば警告(イエローカード)の対象であるという。
禁止になった理由は、「非スポーツマン的行為」であるから。

ツマラン。

ここで言う「非スポーツマン的行為」という表現が、実はなかなかやっかいである。
どちらも自分のひいきではないチーム同士の試合の場合、
なんとなく負けている方を応援したりしたことはないだろうか。
一発逆転、そういう刺激的なシーンが見たい、と。
そういう心理が、PK時に働くのだ。

DFがファウル、PK確定

もう1点入ったも同然

キーパー可哀想

キッカー、フェイント

「大人げないぞ、やめろバカ」

普通に蹴っても入るだろ、「非スポーツマン的行為」だ!

こんな感じだ。

実際にPK蹴ったりしてたワタクシから言わせてもらえば、「黙ってろ」だ。
PK時のプレッシャーは、実際に試合で蹴ったことのある人にしかわからない。
こう言うとキーパーの人には怒られるかもしれないが、
キッカーには「決めて当然」というプレッシャーがかかり、
キーパーには「決められてもまあ仕方ない」という暗黙の了解がある。
チームメイトだって、PK取られた時点で9割方は諦めている。

しかし、これがキーパーがカシージャスやファン・デル・サールだとしよう。
そしてワタクシがPKを蹴るとしよう。

9割5分止められるよ、ばかやろう。

フェイントぐらい入れさせてくれよ。
そうじゃないと、PKの結果がホントに運だけになっちまう。
技術とか、駆け引きとかが希薄になる。

そもそもPKって「ペナルティ」キックだぜ?
自分らの「非スポーツマン的行為」でファウルを取られた結果なのに、
キッカーのフェイントに「非スポーツマン的行為」なんて難癖つけちゃいけねえなぁ。
ま、今回の場合、難癖つけてるのは完全に第三者っぽいから笑えないが。

PK時のキッカーとキーパーの駆け引きは、見てるだけでもドキドキするはずだ。
キッカーのフェイントはもちろんだが、キーパーだって結構フェイントかましてくるぞ。
デュデク・ダンスなんて、それこそどうなんだ、ってなるじゃないか。

キッカーもキーパーも、「全力」でプレーしている。
薄氷を踏む駆け引きをしながら、「全力」でフェイント入れてんの。
それを禁止したら、「手を抜け」と言っているのと同じだ。
相手が可哀想だから手加減する。
それこそ「非スポーツマン的行為」だろうに。

そこらへんの行為を「技術」と見るか「非スポーツマン的行為」と取るかは自由だが、
サッカー、特にW杯等の大きな大会をエンターテイメントととらえるなら、
「非スポーツマン的行為」が理由の堅苦しいルールなんて場違いだ。
FIFAはそこらへん空気読まないと、また批判の的になるぞ。


個人的には動画の貼り付け方を学んで、ちょっと楽しい。
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印象派

ルノ

見ルノ、
知ルノ、
感じルノ。

ただの悪ふざけだよ。

いや、人目を引くという意味では大正解のコピーか。
こうやって引っかかった時点で負けなのだ。
この「してやられた感」。


ドガ過ぎる記憶力だな、
いまだに山本モネセザンヌの区別がつかないなんて。
うちの母ちゃんでスーラ間違わないのに。

ただの悪ふざけだよ。

ピサロとかゴーギャンは、ちょっと考えたけど諦めた。
マネとゴッホは頑張ればいけそうだ。

何の話だ。
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細い太い

太い

ジュエリーソウの刃が届いた。
ずっとStewMac製のやつを使っていたのだが、
今回初めてGuiterWorksで売ってるやつにした。

なんだ、全然折れないじゃん。見た目でもう刃が太いのが分かる。
StewMac製のは明らかに細い。
今こうして改めて比べてみると、こんな細いのでよくやってたなと思う。

1部リーグに上がったのに、SBにストリーマーとヴァレニ使ってたみたいな。
わかる人だけわかればいいよ。

いや、確かにStewMac製の細さは素晴らしいと思う。
超精密な切り出しをする人には向いていると言えるが、
GuiterWorks製のだってそこそこ精密には切れる。

この「そこそこ」というのが大事なわけで、
そこまで精密な切り出しをしないワタクシにとっては、
刃の細さよりは刃の強度の方が欲しいのだ。

今回ウクレレ用に、自分としては過去最高に細かいアルファベットを切り出したが、
GuiterWorks製でもなんとか全て切り出せた。

「大は小を兼ねる」という意見には賛成しかねるが、
今回は「細いよりは太い方がいい」という、あれ、なんだこの流れ、
完全に下ネ(ry


あ、でもうどんは太いより細い方が好みだな。
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仕様

あ、はい、ちゃんと作ってますよ、ウクレレ。
時間が余り取れないので、ゆっくりゆっくり製作している。
それでいい。仕事じゃないんだから。
趣味としては上出来の部類だろうし、楽しくなくては趣味ではない。

ワタクシの辞書に「言い訳」という言葉は(ry

これはアウトだろ

現在の工程は、ネックヘッドのインレイ。
さすがにウクレレのヘッドは小さいので、切り出す文字も小さくなる。
ラミネートのアバロンで小さなアルファベットを切り出しているが、
やはりラミネートのせいなのかどうか、すぐにポキリ、パプリと割れてしまう。
危うくゴシック体とかに恋しそうになる。

しかし、それ以上にジュエリーソウの刃が折れる。
予備が1本しか無かった為、いつも以上に慎重に丁寧に切り出していたが、
あるところまでくると、プチン、だ。

常々思っていたのだが、この刃、「作業が荒いから折れる」のではないと思う。
だっていつもいつも、「ここは負荷がかからないから大丈夫」って部分で折れる。

難所であるきついヘアピンカーブを、細心の注意を払って切り終え、
やっとホームストレートに戻ってきたと胸をなで下ろしていたら、
それをあざ笑うようにそこでプツンと折れるのだ。
今回、それを2度、立て続けにやられた。

すぐに替え刃を注文したが、少なくとも2日はもう作業できない。
ああ、こっち田舎だから、ジュエリーソウの刃なんて最寄店に置いてないの。

きっとアレだ、金属疲労だ。

そういう仕様なんだ。
どうしようもないんだ。うん。
仕様だけにー。

小雪が美人だともてはやされる違和感とか、
田村淳の方向性とか、
ノンスタイルの気持ち悪い方の気持ち悪さとか、
そういうことと同じで、どうしようもないんだ、きっと。

ワタクシの辞書に「言い訳」という言葉は(ry
   21:00 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

タイルとカビと特急とガムと

「チャーリーとチョコレート工場」冒頭の、
主人公のチケット入手方がどうしても気に入らないワタクシです、こんばんは。


そこそこ毎日欠かさずギターを触るように心がけている。
これまでエレキギターばかりだったので、ピックで弾くならそこそこなのだが、
いかんせんアコギのフィンガーピッキングというものに慣れていない。

しかしギターを弾いていると昔の感覚が蘇り、というか、
昔の「感覚だけ」が蘇り、作曲とかしたくなってしまうから困る。

そりゃあ学生時代はもうクソみたいな曲ばかり書いてましたよ。
「便所のタイルの目地のカビ」みたいな曲ばっかり。
それらは黒歴史として、記憶の中にだけ存在する曲になっている。

今、曲を書くと、どんな感じのものになるだろう。
少しだけ興味深い気もするが、きっと、
「特急電車のイスの背もたれと座席部分の隙間に挟まったガムの包み紙」
みたいな曲になるのは目に見えているので、作曲なんかしない。

こんな曲

いいんだ、「ちょうちょ」を楽しく歌えたら、それで。
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メモの才能

毎日更新というのはとても地味だが大変である。
ネタになりそうな事柄は、都度メモを取る癖がついてしまったが、
昨夜メモした内容が我ながらヒドイ。

夜中の4時に目が覚め、トイレに行こうと起き出す。
8割方眠った脳で、「あ、今すげぇ面白い事を考えてたぞ」と思い当たる。
トイレに行きたいのを我慢しながら、メモ帳を探し、書くものを探し、
目などほぼつむったままで、殴り書きした。

そのメモが・・・これだ。

―――――――――――――――――――――――
耐えがたい くつじょ く  フタケタ
コメ ディ 大 作戦 バカにしやがって ×2
漢字 まり まゆ
ユンケル こうてい 液 宮崎うし
二重 そりゃイヤだ

拷問 ゴーモン コーモン
ろさんじんの味覚
―――――――――――――――――――――――

自分で書いといてなんだが、意味ワカンネ。
ネタにはなったか。

ふと、学生時代のスコアに書かれた謎のメモを思い出した。
アルペジオの部分に「風鈴」と書いてある。
別の曲のアルペジオの部分には「風鈴×2」とかある。
メモをした記憶はある。
記憶はあるが、意味ワカンネ。

自分には「メモをする才能」がないと気付く雨の夜。
セクシー画像で茶を濁しとく。
メモ
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芝生大作戦

バルサがリーガ制覇でトテモキブンガイイデス。
勝ち点99wメッシ34得点w
マドリーの勝ち点96がカスむカスむw


楽天から「芝生大作戦」というメールが来た。

芝生

一体何をどうリサーチしてウチに芝生で大作戦なのか理解に苦しむが、
実は誰にも言ってないけど芝生にちょっと興味があったりするわけで、
それこそが楽天を今の楽天たらしめる理由のような気がして、
悔しいけれど楽天大好きだ、ちくしょう。

ここ最近、賃貸住宅の庭に芝生を張ってもバレない(怒られない)作戦を練っていたところだ。
「退居時に強力な除草剤をぶちまけて去る」というのが唯一思いついた作戦であるが、
ペット可物件であるため、次に入居した人の犬なり猫なりが泡を吹くのも心が痛む。

更に芝生欲を低減させる事項として、庭になんかイイカンジの雑草が自生しているのだ。
田んぼのあぜ道なんかでよく見る、黄色や紫の小さな花を咲かせる、アレ。
アレが芝生のように庭に広がり、小さな花を咲かせつつ、
裸足で駆け回る娘の足を優しく守ってくれている。

雑草が娘の足を守り、ワタクシはその雑草を抜かずに守る。
ワザとらしくキレイにまとめ、特にオチの無い記事の終わりとする。
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画家と庭師とカンパーニュ

ダマスカス鋼を買った。
買ったはいいが、エッチングとか特殊な工程があるので、
実は漫筆録さんが人柱になるのを待っているというのは全国的に他言無用である。

画家と庭師とカンパーニュ

嫁「ノンタンのDVD借りてくるけど、なんか用事ある?」
と言うので、以前から気になっていたやつを借りてきてもらった。

それが表題の「画家と庭師とカンパーニュ」である。
ちなみにフランス映画であるが、ワタクシの中でフランス映画は
「ただ淡々と男と女の物語が展開する」というジャンルであったわけだ。
それがどうも趣が違うぞ、ということで興味を持った。

「男と男」のフランス映画だ。

で、わざわざこうしてブログに書くわけだから、評価は
「素晴らしかったブラボー」か「ドブに金捨てただけだよゴミクソ」
のどちらかであろうと予想が付いておられるとは思う。

珍しく、前者である。

もうね、よかった。うん。泣いた。
評論家ではないのでアレコレ言うつもりはないが、これは見てよかった。

ハリウッドなんて滅んでもいいと思えた。
ハリウッド映画しか見ないやつが映画通を自称していると感じる違和感が、ハッキリした。
制作費何百万ドルとか、今なら「だから何?」とハナで笑える。ははん。

アバター?3D映像?なにそれ、おいしいの?

「最新の映像技術を駆使した目を見張る映像美」もなければ、
「誰にも予想できない、見るもの全てを裏切る衝撃的なラスト」もない。
そんなものいらない。ワタクシは映画にそんなものを求めていない。

そういう感覚に少しでも共感できる人は、ぜひ見ていただきたい。

ついでに言うと、おそらくこれは女性にはよくわからない話であると思う。
というか、良さがあまり伝わらないと思う。
女性差別とかそういう低レベルな話ではないので、黙ってていただきたい。
見るのは勝手だが、この映画についてアレコレ感想を述べるのも控えていただきたい。
セックスアンドザシティでも見てればいいよ。

これはおっさんが夜中にこっそり見る映画だ。
そう書くと卑猥だが、そういう映画だ。
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捻り鉢巻の鳳蘭

久しぶりに家族で外食した。
といっても、近所のラーメン屋に行っただけであるが。
いやいや、香川県にだってラーメン屋はあるし、香川県民だってラーメン食う。

結論から言うと、予想以上に旨かった。
多分、通うと思う。

店の外見は、フォローしようがないほど薄汚れている。
ベニヤ板に殴り書きで、夕食ラーメンセットとか書いてある。
しかし、だ。
外見の小綺麗なラーメン屋って、何か違う気がしないか?
チェーン店っぽい、万人受けする特徴の無い普通の味って気がしないか?
女子大生やOLが喜びそうなメニューの店っぽくないか?
「トマトチーズラーメン」とか「アボカド塩ラーメン」とか。

そんなもんラーメンとは認めねぇ。

しょうゆ、味噌、塩、とんこつ。
そこにトマトやアボカドが入り込む余地はない。

店内も恐ろしく小汚い。お茶のグラスのヒビもデフォルトだ。
店は女将が一人で切り盛りしている様子だった。
ノーメイクの鳳蘭みたいな雰囲気の女将。捻り鉢巻をしている。
この鳳蘭がまた、恐ろしく愛想がない。
無愛想に「何にする?」とカウンター越しに聞かれた。

鳳蘭

壁に貼られたメニューには、しょうゆ、みそ、塩、チャーシューメンとある。
こう書かれていたら、チャーシューメンはしょうゆ、味噌、塩のどれだよ、となるが、
特に何も考えず、「チャーシューメンの夕食セット」と頼んだ。
嫁も「同じのを」と注文する。
鳳蘭はまた無愛想に「二つ?」と聞く。声が恐ろしく低い。

とんこつしょうゆのチャーシューメンと、おにぎり2個、小皿が付いてきた。
おにぎりはなんと作り置きではなく、暖かい。
これで価格はラーメン分だけでいいらしい。
無言で、子供用の取り皿も付いていた。

小皿の地鶏煮込みみたいなのがまたすこぶる旨かった。
嫁も目を丸くしている。
思わず生ビールを注文してしまう。

実は、この時点でワタクシのこの店に対する評価はすでに最高だった。
鳳蘭は無愛想だが、それは必然の無愛想だ。
上辺だけ愛想のいいチェーン店のマニュアル接客ではない。
ラーメンに手を伸ばす娘に、恐ろしく低い声で「熱いよ」と言う鳳蘭。
その瞳の奥は笑っている。感じが良い。
無愛想なのに、感じが良い。

食べてたら、娘が誤ってお茶の入ったグラスを落として割ってしまった。
こちらが謝るより先に、恐ろしく低い声で「いいよ」。
もう、ね。ホレる。

営業時間は夕方5時から翌朝5時までというのも高ポイントだ。
深夜・早朝営業は、夜釣りする人にとってはオアシスのようなものだ。
真冬、メバル釣りで冷え切った体をラーメンで温める幸せ。
分かる人もいるだろう。

結局、ワタクシも嫁もきっちり替え玉までした。
会計を済ませると、鳳蘭が娘に「うまい棒」のたくさん入った袋を差し出した。

例の低い声で、「1本だけだよ」。

多分、通うと思う。
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馬刀

潮干狩りに行ってきた。

大型連休も過ぎ去り、ましてや平日である。
人っ子一人いないだろうと思っていたら、
人山の黒だかり、もとい、黒山の人だかり。
めちゃめちゃ人がいる。
それだけたくさん捕れるのだろうと、ポジティブシンキング。

―――穴を探して歩き、穴があればそこを10cmほど薄く掘って、穴に塩をふる。
僅かのタイムラグの後、貝がピヨンと飛び出してくる。
そこをすかさずキャッチする。
タイミングが遅れると、すぐ引っ込んでしまう。
掴んだら、ゆっくりゆっくり引き抜く。
そうしないと、砂の中で体がちぎれてしまうのだ―――

それが現地で貝捕り名人に教わった項目である。
実はさっぱり捕れなかったので、近くで捕ってたおっさんにコツを聞いたのだ。
その通りに実践すると、あっという間に30ほどの貝をゲットできた。

食べる分さえ確保できれば満足なので、それで引きあげた。
塩ふって飛び出してくる貝に、娘はかつてないほど興奮して、
悲鳴に近い叫び声をあげながら貝をバケツに放り込んでいた。

貝バケツ 
↑娘は貝回収係
引き抜く 
↑強引に抜くとちぎれる
大漁 
↑見た目は卑猥である

ガーリックバター炒めにしたけど、味は、まあ、中の下ってとこか。
卑猥な先っぽの部分はうまいが、内蔵なんかの部分は最悪だ。
サザエなんかのワタが好きな人にはいいかもしれない。

このマテ貝、漢字で馬刀貝と書くようだ。
味はアレだが、大人もなかなかテンションの上がる潮干狩りだった。
来年も行こうと思う。

アサリ?何それ、おいしいの?
   21:00 | Trackback:0 | Comment:2 | Top

リーダー不在のオレンジ軍団

YAWARAちゃんとQちゃんの対応が対照的すぎて笑える。
政治家っぽいのはYAWARAちゃんだと思うが、
っぽいだけで、向いているとは言ってねぇ。


各国のシーズン戦もおおよそ終了し、世界各地で悲喜こもごもである。
今年はW杯イヤー。
このなんとも言えない高揚感は、やはりオリンピックもユーロ大会も凌駕している。

優勝はどこかと問われればアルゼンチンに1票なのだが、
もう毎度の事ながら、オランダ一筋で応援していく。
発表された代表予定メンバーは、なかなか面白い。

フライング・ダッチマン

伝統の3トップはロッベンをどこに置くかが気になる。
これまでは左利きの選手は左サイドに置くのが定石だったが、
昨今のサッカー界ではその逆がメジャーになっているようだ。

バルセロナがメッシを右にコンバートして当たったのが奏功したようだが、
バイエルンでもロッベンは右に位置することが多い。
これはメッシやロッベンのようなスピードスターが、
ドリブルで中央に切れ込む際に有利になる為だ。

だから例えばカイトのような選手を左に置くのは間違いだろう。
だったらカイトは中央かというと、個人的にはカイトには右にいてほしい。
でもそうなるとロッベンとかぶる。
じゃあロッベン左で、中央に・・・誰?
なんでフンテラール呼んでないんだよ。
いや、待て。右にはペルシがいるじゃないか。
左からロッベン・カイト・ペルシ?
普通すぎないか?

あ、いや、こういうの考えてる時が一番楽しいよね。

ワタクシの注目選手は、トゥエンテのワウト・ブラーマ。
今期オランダ・リーグで優勝したトゥエンテで、ノリノリのまま代表入りした選手だ。

サッカーに興味のない人には申し訳ないが、
これはサッカーに関するごくごく普通の記事だ。
何のヒネリもオチもないさ。

というのもアレなので、

もし2010W杯でオランダが優勝したら、オレンジ色のパンツ1枚でジョギングする。
というマニフェストをたてておく。

「まさかオランダが優勝するとは思わなかった」
民主のマニフェストはきっとこんな感じだったんだろう。
   21:00 | Trackback:0 | Comment:2 | Top

何がどうというほどでもない

最近の自分のブログ記事を読み返すと、
どうにも夏を待ちきれない人みたいで恥ずかしい。


インターネット回線をADSLから光に変えた。

正直な話、何がどうというほどの変化がない。

別にそれはそれでいいのだ。
ADSLなどいずれ廃れるものであるし、遅かれ早かれ光に移行していくのだから。

光

月に4、5回の頻度で、NTTから「光にしませんか」とセールスの電話がかかってきていた。
夜8時とか、子供を寝かしつけている時間に平気でかけてくるため、
ちょっとだけ怒ったこともあった。ちょっとだけね。
別にいつ光に変えてもよかったのだが、
現状特にADSLに不満も無く、プロバイダを変更してまでは、と渋っていた。
メールアドレスとか変更されると困るんだよね。

それが先日、今契約しているプロバイダである、ヤフーBB代理店から電話があった。
ウチの住所がヤフーBBの方で光に対応したので、変更しないか、というものだ。
しかもキャンペーン中で、工事費、手数料、諸費用が無料だという。
他に1円もかからず、光に移行できるというのだ。
嫁に相談すると、
「こういう機会でもないと、光になんてしないから」
と、了承を得た。

ま、そういうわけで光になったわけだが、

・従来のADSL→光に契約更新ではなく、光回線として新規契約
・更新でなく新規なので、メールアドレスなんかも変更
・こちらから電話で確認するまで、ADSLと光の二重契約だった
・代理店「ADSLは解約しなくても自動更新されます」
 NTT「代理店通した契約は更新ではなく新規しかできません」
・NTTと代理店の相互連携がとれておらず、工事日の予約などでお互いがお互いに責任をなすりあう
・契約を破棄しようとすれば違約金が発生する
・クーリング・オフが効かない
・無線LANが使えない
・何より、ADSLと速度が変わらない

別に怒ってないですよ。
ただ、ADSLから光に変わるまでに十数回ほど、死ねばいいのに、とは思いましたが。
今後ウチにかかってくるセールスの電話全てに八つ当たりしそうだ。
   20:40 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

ロマンチック止めて

本当のロマンチックというのは、例えば、

今にも泣きそうな、すぐにも壊れそうな声で、
「So make me cry !!」
と、半ば叫ぶように歌い上げるジョン・フラテリの歌声とかだと思うよ。

夜景見て「ロマンチック」とか言ってると笑っちゃうよ。

ロマンチック・ゴルフ

「ロマンチック」と聞いてまずC-C-Bを思い出すのは、一体どの年代までだろう。
C-C-Bというよりは、ピンクのドラムが正解のような気がしないでもないが、
じゃあその中で、C-C-Bがココナッツボーイズの略だと知っている人がどれほどいるだろか。

「ロマンチック」の起源はロマン主義、つまり「ローマから来たもの」という意味だが、
これを日本語で書くと「浪漫」、PCでも普通に変換できるこの漢字、
この当て字を考えたのが夏目漱石だと知っている人がどれほどいるだろうか。


・・・ロマンについて語ろうと思って書き出したらこのザマである。
どうして普通の文章が書けないのだろう。

もういい。
ロマンとは夜景やスイートルームではなく、

夏のパンチラとソーセージである!

感嘆符打ってまで言うようなことでは無いというのは自覚している。
   21:00 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

笑う小沢

村上春樹の本読みながら、皇居の周りをジョギングしてる奴がいるらしいぞ。
きっと車はプリウスだ、気を付けろ。

ドラマ「メールでいいじゃん」
何を隠そう、Twitterのアカウントを持っている。
「Twitterやってる」と書かないことから心情を察していただきたい。

ブログのネタにでもなればいいやと去年から始めてみたのだが、

まったく面白くないどころか、ネタにすらならない。

Twitterの楽しみ方として、
「とりあえず100人ほどランダムにフォローしてみよう」
とアドバイスが書かれていたので、やってみた。

なるほど、100人分のクソどうでもいい呟きがどんどん流れていく。

あまり親交のない親戚の結婚式の二次会みたいな雰囲気だ。
数人単位のグループでチャットやってるだけのようなイメージ。
そんなクソどうでもいい文章が、
映画に登場するハッカーのパソコンみたいに延々と上から下へ更新されていく。

ものは試しと、自分も呟いてみた。
「笑ってるよ。小沢笑ってるよ。」

・・・ダメだ。これはダメな種類のやつだ。
あまり親交のない親戚の結婚式の二次会、
居酒屋のTVでニュース見ながら独り言を言っただけだ。
あまりにも惨めだ。軽く死にたくなる。

自分の呟いた「笑ってるよ。小沢笑ってるよ。」というセリフは、
間もなくクソどうでもいい呟きに埋もれ、スクロールアウトしていった。

まあ、外国ではウケるというのも、わかる気はする。
向こうはフェイスブックに代表されるように、SNSでの匿名性が低い。
ネット上に平気で自分の本名・写真や家族・友人の写真を掲載する。

そういう文化でのTwitterなら、確かに楽しいかもしれない。
だが、日本ではダメだ。
ジャンル分けされてないぶん、2ちゃんねるのような有用性もない。
本当に、ただただクソどうでもいい呟きが流れるだけ。
文字数制限を全角30文字くらいにしないとダメだと思う。
140文字なんて、呟けすぎなんだ、きっと。

今から飯食うだの、今からどこそこ行くだの、今誰と何してるだの、
中には「エクセル関数の豆知識」とかを呟き続けるやつもいる。

まったく面白くないが、あれ、なんだ、ネタにはなったな。

Twitterやめるなう。
   20:44 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

スケコマシ

焦げ茶色のコードバンが欲しいが売っていない。

鯉のぼり

先日、通常会話の流れからどういうわけか、
「ああ、あいつスケコマシだから・・・」
というセリフが自分の口からふいに出て、驚いた。

スケコマシ、なんて今時誰が使うか。
それどころか、実際に会話で使用したのはそれが初めてだろう。

どうして普段から使い慣れない単語が唐突に口から出たのか、
あれこれ考えて辿り着いたのは、

潜在意識下の鯉のぼり

という結論だった。

連休中、こどもの日にちなんで鯉のぼりがたくさん上がっていた。
季節感のある事象が好きなタチなので、
運転中など横目で見ながらニヤニヤしていたのだ。

まあ端的に言うと、

フキナガシ から スケコマシ を連想したのだと思われる。

潜在意識下でフキナガシをスケコマシに自動変換し、それを無意識に記憶したのだ。

これは恐ろしい現象だと言える。

「りんご飴」から「蟻の戸渡り」、
「猛暑日」から「炬燵かがり」を連想してしまうワタクシにとって、
これからの季節は発言に気を付けないと、とんでもないことを口走ってしまうかもしれない。

完全に下ネタじゃねーか、クソが。
   20:45 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

病的販促店舗

世界中の飛行機が、全機一斉に着陸しようとしても、そのスペースは飛行場にはない。

つまり現状世界では、飛行場の容量以上の機体が運用されており、
常に何機かは空を飛んでいないと飛行場がパンクする、という意味だ。

ありがちな都市伝説ではあるが、真意が気になる。

暑苦しい

楽天でお気に入りのザッハトルテがあって、定期的に注文している。
しかし、楽天ランキング上位常連のあのページ作りはどうにかならないか。

何日間で何万個売り上げ!!
限定セットを限定販売!!
楽天ランキング何周連続1位の快挙達成!!
なんと○秒間に1個注文という驚異のペースでスタッフパニック!!
販売実績何百万個が証明!!

とにかくやかましい。
うんざりするほど縦に長く伸びたページ全面に、販売個数とランキングを掲載、
購入者からの高評価の口コミをひたすら並べ立て、
「秘密のこだわり」とやらを全然秘密にせず、やんややんやと公開、
結局どこをクリックしたら注文できるのかが全く分からないという本末転倒。

なんか一昔前のエロサイトみたいだ。

これが実店舗だと相当ヤバイ。

店に入るといきなりハイテンションな店員が大声で「ぃらっしゃいゃせぇー!!」。
ハァハァと息を切らせ、額に汗を浮かべながら全速力で駆け寄ってくる。
店内には原色バリバリのサイケデリックな販促ポスターを貼りまくり、
ネオンサインで広告看板&業績アピール、
モニターにはCMと購入者のレポート映像を無限ループ、
スピーカーからは、店長のお礼の挨拶と販売実績を大音量で無限ループ、
寄ってきた店員はツバをほとばしらせながら、ひたすら商品アピール。
「こちらへどうぞー!!」と連れて行かれた先にも販促グッズの山。
肝心の商品は店内に見当たらず、どこにあるかわからない。

もう、新興宗教というか、病的というか、どこかでブレーキをかけないと、
1つの商品ページだけで一般のサイトの容量を超えてしまう。

ここは初心に戻って、というか、なんとか目を覚ましていただきたいと思う。
いや、ザッハトルテはもう最高なんだが。

ここぐらいの潔さが欲しいところだ。
これでも楽天の店舗なんだぜ。
   21:04 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

蚊取り線香

夏が来る。
そう、蚊取り線香の季節だ。

蚊取り線香

ふざけ路線のものが多い金鳥のCMの中で、
唯一作りが真面目な蚊取り線香ですよ。

カートリッジタイプの電気式が主流ではあるが、
蚊取り線香の香りに夏を見出す人もまだまだたくさんいると思う。

蚊取り線香の香りを嗅ぐたびに、高校時代の友人を思い出す。
ワタクシがいかに蚊取り線香の香りに夏を感じるかを熱く語ったのに、
「服とか部屋に匂いが付くからイヤ」
と一蹴されたのだ。

部屋中タバコの匂いさせて、服も髪も、吐く息さえも年中ヤニ臭いやつに、そう言われたのだ。
さすがに堪えきれず、そいつが寝ている間に、
ベッドの枕元にエロ本開いて、丸めたティッシュをいくつか放置して帰った。
結果には満足している。

5月初旬に蚊取り線香の話題もどうかと思う。

あとあまりにもあっさり書いたので、
高校生で喫煙とかは誰も気付いていないし。
   21:05 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

米国の首都と箸

最近の持ちネタが、
「霊柩車乗ってる時に見た、通りを歩く老人のリアクション」
というブラックなワタクシです、こんばんは。

米人

「アメリカやイギリス、フランス、イタリアなんかの首都を知らない」
という人が、思ったより多い事を知った。
「地理苦手だしw」
そういうことじゃないとは思う。

アメリカは、まあ、理解できんこともないが、都市名が1つも出てこないとかでなく、
せめてニューヨーク、サンフランシスコ、ワシントンD.C.の3択くらいで迷ってほしい。
「大統領の名前」で覚えると良いよ。

ま、最近はこんなことではイライラしなくなりましたよ、ええ。
大人ですよ。

そうは言うが、自分が普通に出来ることが他人にできないとイライラする、
というのは直っていない。

その代表が「箸を正しく持てない」だが、
箸を正しく持っていない人というのは、
「ハナから正しく持つ気がない」ということに気が付いた。

グルメ番組で、かなりの大御所でも箸を正しく持てていない人がいた。
箸を正しく持てる人たちからすれば、もうそれだけでおいしくなさそうに見える。
でも、正しく持てない(持たない)派の人たちからすれば関係ないのだ。
「いいじゃん、そんな細かいことw食べれたらいいんじゃね」だろう。

そう考えると、アメリカの首都も「知らない」のではなく「知る気がない」のだ。
「ハナから別に知らなくてもいい」と思っているのだ。
元より、目指す場所が違うのだ。
なるほど、そう考えるとイライラしない。

「日本三景」「インフレとデフレ」「アメリカ初代大統領」「バルト三国」
そんなのカケラも知らなくても、もうイライラしたりしないから、

「エグザイルのメンバー」「アバターの監督と主演俳優」「次の月9の出演者」
なんかをカケラも知らなくても「信じらんねw」とか言わないでほしい。

「知らない」のではなく、「知る気がない」のだ。
ふん。

なんだ、哲学っぽくなっちまった。


という文章で締めれば、哲学っぽくなくても哲学っぽく見える罠。
   21:17 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

エグザイルの人

日本代表の中澤って、エグザイルの人って言われても抵抗がないよね。

ボンバー

そんなこと言うと、亀田兄弟とかもエグザイルだよね。

それがアリなら、鼠先輩もエグザイルだ。

そうなるともう、ムーディー勝山すらエグザイルじゃん。

あははははは。

もうタモリもレディー・ガガも沢尻エリカもエグザイルでいいよ。

あはははは。

あーあ。
   20:25 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

アンケート

なにこれ
このアンケートヒドイな。


ところで、
賛否をとるアンケートって、結局は「はい」か「いいえ」ってことでしょ?
選択肢だってその2つだけでいいはずなのに、

・そう思う
・ややそう思う
・どちらでもない
・ややそう思わない
・そう思わない

何?この選択肢の多さ。

しかも結果発表では、
「そう思う」と「ややそう思う」は一纏めで、合わせて「賛成票」にされてしまう。
「反対票」も同じだ。
意味なくね?いや、日本人ぽくていいけどさ。

でも、個人的に一番許せないのは「どちらでもない」だ。

「ご飯とお風呂、どっちがいい?」
って聞いてるのに、
「どちらでもない」。
質問に答えろよ。どっちかしかないんだよ。
本当にどちらでもないんなら、そもそもアンケートに参加するなよ、と。

「それじゃあ、わ・た・し?」
とか言うのか、馬鹿が。

完全に下ネタじゃねーか、クソが。
   20:38 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

涙の数だけ

岡本真夜の曲の盗作騒動に関しては、
アレコレ言いたいことある人がたくさんいるだろうが、
おおよそ、

・いや、よく似た曲他にもいっぱいあるし
・そもそもその曲がパクリっぽくね?

の、どちらかではなかろうか。
なかろうか、と。

ワタクシは大便代弁しただけである。

「パクって何が悪い」って開き直る中国と、
「いや、そっちがパクったんだ」と起源を主張する韓国。

ユニクロの商品を大量に買い占め、
ユニプロとしてユニクロより高く売る。

何か間違っている気がするが、どこか微笑ましいじゃないか。

例の遊園地の○ッキーマウスだってド○えもんだって、微笑ましいじゃないか。
あのクオリティで世に送り出した勇気。

笑って称える余裕が欲しいね。

中国
   21:02 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

文系に憧れる理系

新しいイヤホン欲しい。

アテナイの学堂

最近、自分の脳がどんどん理系脳になっていると感じる。
いや、じゃあ何をもって理系脳なんだ、と言われたら困るのだが、
これでも昔は文系脳に憧れたものだった。

中・高生の時にはいっちょまえに哲学の本とか読んで、
ふむ、とか、いや違う、などと友人と議論したものだ。

でも今思えば、やっぱり昔から「文系に憧れる理系脳」だったと思う。
文系っぽい雰囲気を楽しみたいだけで、
実は本質では哲学などクソの役にも立たないと知っていたのだ。
それどころか、万人分かり切った自然の摂理のようなものを、
今更もったいつけて文章に著しただけで「哲学」とはどうしたものだと、
ただうまいこと言っただけじゃないかと、
やっぱり内心疑問に思っていたのだ。

哲学って、つまるところ、

――この問題には結局、明確な答えというものは存在しないのだろうとは思うが、
そもそもこの問題に対して明確な答えを出す必要があるのだろうか、
いや、それ以前にこの問題というものが果たして真に「問題」と言えるものなのか、
そう考えるとそもそも「問題」とは何かという定義が必要になってくるが、
「問題」を正しく定義できたとして、それが答えに結びつくかというとそうではなく、
しかし物事の本質は答えを出す出さないではないということなのかもしれないが(ry

やかましい。

どんどん本質から外れていくのが哲学、というのが本質。
やだやだ、理系脳ってね、余裕がないんだよ、あんまり。

村上春樹は典型的な文系文だが、
最近は心に余裕がないと読めません。
   21:00 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

ちょうちょ

欲を言えばルイス・エンリケくらいリーダーシップが欲しいよね。
いや、自分が輝くのはNo.2タイプですが。


十数年ぶりに、本気でギターを練習している。
予想以上に衰えていて、なかなかショックだ。

コードなどほぼ覚えていない。
ちょっと弾いただけで薬指が痛い。
小指が動かない。
「禁じられた遊び」が辿々しいどころか、
「ちょうちょ」すらまともに弾けない。

うーん。

ちょうちょ

実は嫁側の母ちゃんが最近ブルースハープを始めたのだ。
なんともファンキーである。
孫であるうちの娘の前でなにか曲を演奏できたら、という動機のようだ。
恐るべし孫パワー。

だったら、ということで、嫁用にウクレレを作る傍ら、ギターを練習している。
ウクレレが完成すれば、娘にはタンバリンか鈴を持たせ、
ブルースハープ、ギター、ウクレレで「ちょうちょ」とか演奏するのだ。
複数人で複数の楽器を用い、1つの曲を演奏する気持ちよさというのを、娘に伝えたい。

伝えたいが、ワタクシの「ちょうちょ」はあまりにも伝わらない。
メトロノーム使って練習する段階だぞ、まじで。
いや、まじで。
   21:06 | Trackback:0 | Comment:0 | Top
プロフィール

四猫庵

Author:四猫庵
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「カカンキンコン コンキンカカン」

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