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弦楽器を製作しているはずです。 

透明骨格標本の製作(完成未遂)

トルイジンブルーでの染色不可の原因が判然としない中、
アリザリンレッドで同じ結果になっても困るというのが頭にあったので、
結局72時間ほど硬骨染色液に漬けっぱなしにしました。

硬骨染色後

見た目ではよく染まっているように思えますが、
トルイジンの時もそう感じたので、まだ油断はしていません。

ここから少し時間をかけて、グリセリン置換していきます。
具体的には、0.5% KOH 水溶液とグリセリンの混合液に漬けます。
まずは 3 : 1 の割合で、続いて 1 : 1 で、最後に 1 : 3 の液に漬けて置換完了とします。
50mlならば、KOHは37.5g、グリセリンは12.5gで、3 : 1 溶液とします。(比重は無視しています)
グリセリンは粘度が高くドロっとしてて測りにくいですが、頑張ってください。

器具類

それぞれ2~3時間ずつ漬けるのが基本ですが、
この間もKOH溶液によって透明化が進みますので、透明具合を見ながら時間を調整してください。

本来ならばこれで保存液に封入して、めでたく完成、なのですが、コレ。

染まりすぎ?

染まりすぎてませんか?
トルイジンはさっぱりだったからって、アリザリンでここまで染まるとは予想外でした。
グリセリン置換の間に余分な染色剤は落ちるだろうと予想していたのですが、
(そして実際に余分な部分は落ちていましたが)
それ以上に染まりすぎているようです。

なので、無水のエタノールに漬けてアリザリンが落ちるか試してみました。
24時間ほど漬けてみましたが、なんだかウマイ具合に少しアリザリンが落ちました。

エタノール置換

では保存液を作りましょう。
完全にグリセリンで置換できていれば、防腐剤は必要ないというデータもありますが、
そんな目で見て判断しかねる冒険はしませんよ。
なので、保存液であるグリセリンに防腐剤としてチモールを少量加えます。
グリセリン100mlに対してチモール25mgくらいでいいと思います。
粘度の高いグリセリンにはチモールの結晶は溶解しにくいですが、
事前に軽く砕く等の工夫をして、なんとか溶かしてください。

保存液

ちなみにグリセリンだけは「特級」クラスの試薬を購入してください。
できるだけ純度の高いものの方が、保存液には適しています。

では、ビンに保存液とともに素体を封入して・・・
(念のために液漏れ防止でシールテープも巻きました)

完成

完成です、お疲れ様でした。
写真が悪いのはカンベンしてください。
HPにまとめる時は、頑張ります。
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嫌いじゃないよ

自販機

日本が海外に誇れるものの一つに、自販機がある。
清涼飲料からタバコ、酒、お菓子、カップ麺から釣り餌、果てはエロ本まで、
自販機で販売してないものはないんじゃないかと思うくらい多岐に渡る。
昔あったチキンとフライドポテトの自販機、好きだったな。

自販機攻撃しようという輩のいない治安の良さ、というよりは国民性だと思うが、
そのおかげでどんどん自販機が進化している。

ついに、
「顔から年齢や性別を判断し、自動的にオススメ商品を選んでくれる」
そんなハイテク自販機がとう

誰が得するんだよ

老け顔の人は問答無用でお茶か水かお汁粉だ。
だからって子供に甘いジュースばっかりオススメしたらうるさく言う人がいそうなので、
子供にはスポーツ飲料かお茶か水かお汁粉。

どうせなら「コーヒーはブラック派ボタン」とか、「炭酸は遠慮しますボタン」もつけて、
「コーラを購入した人の30%は、同時にコーンポタージュも購入しています」
みたいな情報を提供する小窓を設置して、
「本日のファンタの売れ方 オレンジ4 グレープ3」とかって出るようになれば、

うん、どうでもいいことをダラダラと書きたい気分だったんだ。

でも個人的には嫌いじゃないよ、こういう技術の無駄遣い。
GPS内臓のデジカメとかね。
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こんなこともあろうかと

「夢にときめけ!明日にきらめけ!」

無理無理。佐藤隆太に言われてもねぇ。

と、ツマラナイオトナな意見を心に秘めたり秘めなかったりしていたら、
ふいにアマゾンから荷物が届いた。

なんか注文してたっけ?と、特に思い当たるフシが無かったのだが、
開封してみてやっと思い出した。

はやぶさ

ああ、おかえり、はやぶさ。

一ヶ月以上前に、1/32はやぶさキット、アマゾン限定の特別メッキバージョンを予約していたのだ。
\2950なり。今見たらもうプレミア付いて\4950になってやがる。怖い怖い。

これ、ヴンダーカンマーとしても珠玉の一品になるよな、うん。

はやぶさを知らない人に簡単に説明すると、
コイツは現在のJAXAが2003年に打ち上げた惑星探査機で、
小惑星イトカワ探索後、今年6月に60億キロの旅を終えて地球の大気圏に再突入した。

惑星のサンプルが入っている可能性のあるカプセルの回収に成功したというニュース、
なんだなんだと見た人も多いのではなかろうか。
だが、惑星のサンプル入手というのは、はやぶさの沢山ある目的のうちの一つにすぎない。
イオンエンジン(名前だけで惚れる)の各種テストだったり、
微重力下での姿勢制御テストだったり、そのほぼ全てを達成しているのだ。

このはやぶさの帰還、詳細を知れば知るほど「ものすごい事をやったんだ」とわかる。
興味のある人は自分で調べていただくとして、
このプロジェクトには科学者の夢が詰まっていた。
科学者というよりはエンジニアに近いニュアンスかもしれないが、
エンジニア永遠の夢でありテーマでもある、

予期せぬトラブル発生時の、「こんなこともあろうかと」

が随所に散りばめられているのだ。予期せぬトラブルを予期しているのだ。
だからこそ、はやぶさが帰ってきたのは決して「奇跡」なんかではなく、
(少なくともマスコミがこぞって使う軽薄な奇跡ではなく)
科学者、技術者たちの努力の成果であると言える。
いいなあ、気持ちいいんだろうなぁ、いざって時に「こんなこともあろうかと」って言うの。
言ってみたいなぁ。

さて、地球に帰ってきたはやぶさは、まずサンプルカプセルを切り離す。
しかしこれでミッション終了ではなく、
はやぶさに与えられた最後の任務は、地球の写真撮影。

はやぶさ 最後の任務

これがはやぶさが最後に撮影した地球である。
尻切れになっているのは、データの送信中に通信が途絶したかららしい。

写真撮影後、大気圏突入。
マイナス13等級という、満月の倍ほどの輝きを発しながら、
バラバラになって燃え尽きていくはやぶさ本体。

下手なハリウッド映画よりよほど感動した。
今更はやぶさのことを書くのは、本当に感動したからだ。

ありがとう、アマゾン。
もう三十路だけど、夢にときめいて、明日にきらめけそうだよ、まだ。
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見るに耐えない

パリス・ヒルトン入国拒否に、心の中で「グッジョブ!」とせせら笑った人とは趣味が合いそうだ。
今ワタクシはウクレレと標本と螺鈿細工を作っていますよ。

見るに耐えない

なんか自称知識人が集まって、
「分かりにくいクラシック曲のタイトルを勝手に変えよう」みたいなことをBSでやっていた。

佐渡裕、高嶋ちさ子、山田五郎というメンツは、顔を見ただけで猛烈にメンドクサそうだ。
コイツラが、自分のインテリ感をアピールする為だけにタイトルを考え、発表する。
やはりダントツで山田五郎が一番メンドクサかったけどね。
5分は見た。

見るに耐えない。

佐々木希が出た映画というのをやっていたが、
まあ原作がケータイ小説というのもあるが、
佐々木希に多くを求めてはいけないと分かった。
俳句でも詠むような棒読み。
5分見れなかった。ら抜き。

見るに耐えない。

嫁がカールドライヤー買うってんで、ヤマダ電気行ってきた。
駐車場で、「それ何年前の車だよ」というボロボロのクソ汚ねぇBMWを横付けし、
降りてきた運転手が推定20代後半の、汚ねぇ茶髪のデブで腰パン。
5秒見れない。

見るに耐えない。

今日のオチとしては、ヤマダ繋がりってことで。
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大したことないくせに野心家

ああ、秋っぽい。
秋が来ないっつって騒いでたマスコミさんさぁ、
秋の味覚特集とかやってないでさぁ、
なんか言うことあるんじゃないんですかぁ?
うそうそ。


キンコン西野、品庄の品川、清水圭とかが嫌いなんだが、
どう嫌いなのか自分でもよく分かっていなかった。雰囲気が嫌いなんだな、とか思ってた。
だが、最近ふいにそれが判明して、こう、視界が開けたというか、
雲が晴れたというか、すごくスッキリしたんだが、
人の悪口言っておきながら視界が開けたってのもアレだが、

「正直大したことがないくせに野心家」の人物が嫌いなのだ。

自分の足下が見えていない感じがイヤなのだ。
言ってしまえば、身の程を知りなさい、ということになろうか。
野心がチラチラと垣間見えてしまう軽薄さというのもダメだ。
隠せ隠せ。思うだけにしろ。

これは「有言実行」がモットーの人が苦手、というのに通じるものがある。
「オレは○○するぜ!」 → ○○する → 「どうだ、言った通り○○したぜ!どうだ!」
という流れがメンドクサイ。どうだじゃねーよ。
黙ってできないのか、と思う。

大きく宣言してから物事に取りかかると、失敗しても言い訳できないんだぜ、
自分で自分を追いつめるんだぜ、そんなオレカッコイイぜ!

というのが垣間見えるのがダメだ。

野心ってのは、誰にも見せちゃいけない。
「あいつ野心家だなぁ」って思われた時点でダメなのだ。
他人に見せた時点で、自分に言い訳できるようになるんだぜ。な。

本当の野心家ってのは、松下奈緒みたいなことを言うんだ。
決して押尾学とか水嶋ヒロとかじゃない。

野心家
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透明骨格標本の製作(透明化~硬骨染色)

はい、透明化開始から96時間が経過しました。

透明化96時間

写真では分からないですよね、はい。
結果から言うと、96時間でKOH 5%、3%、1%、全ての濃度で透明化できました。
実は48時間で5%と3%は透明化できていたのですが、
忙しくて放置していたら、96時間で1%のやつも透明化した、という具合です。
透明化の指標として、エビの真っ黒な目が薄い茶褐色に変色した時点で判断しました。

目が茶褐色

やはり5%濃度での96時間は長いようで、一部のエビはもろくなっていました。
まあこれがメダカや、もっと大型の素体になってくると、
濃度も時間も再度調整しなければならないとは思いますが、
スジエビに関してはKOH水溶液のみでの透明化は成功したと言っていいでしょう。
次回からは「3%で48時間」というのが指標になるでしょう。

さて、透明化が完了したので、次は硬骨染色の工程です。
が、その前にお決まりの「置換」です。透明化反応を止めるのが目的です。
今回は水に2回漬けかえて、置換完了としました。
実はこの後も希KOH水溶液に漬ける工程が度々続くので、
濃いKOHを洗い落とすだけ、というイメージでいいです。

水置換中

どうしてもおんなじような写真ばっかりになるな。

では硬骨染色液を作りましょう。
といっても、0.5% KOH水溶液に、アリザリンレッドを極少量溶かすだけです。
0.5% KOH水溶液は、少量作るとなると精密な秤が必要になります。
(50ml必要なら、KOHを0.25g測れる秤が必要)
なので、1%のKOH水溶液をさらに水で2倍に希釈して作りました。
ここは単純に算数なので、適当に頑張ってください。
アリザリンレッドは耳かき一杯でも多いくらいです。こちらも適当で。

硬骨染色液

液ができたら素体を漬けて、24~48時間を目安に染色します。
しばし待機。

硬骨染色中

次回はいよいよ完成・・・の予定にした。
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シロクマとスカート

愛媛の「とべ動物園」に行ってきた。
最近よく動物園に行くが、娘の興味のベクトルが動物なので仕方がない。
乗り物だったり、キャラクターだったりするそれが、たまたま動物だっただけだ。
仕方がない、とか言ってるが、ワタクシも嫁も動物が好きなので問題ない。

本当は昨日行きたかったのだが、雨で断念。
高速料金高いなぁとか言いながら、平日である今日行ったわけなのだが、なぜか\1000だった。

なんとなく、薄ぼんやりと、
「祝祭日に挟まれた平日は国民の休日とする」
みたいなゆとり案があったようななかったような、聞いたような聞かないような、
\1000なので文句はない。ゆとりバンザイ。

流石は四国最大の動物園というだけあり、規模はすごい。
前日の雨のおかげで一気に気温が秋らしくなり、半袖一枚では少し肌寒いほど。
うだるような暑さから解放された動物たちはみんな元気で、よく動く。
全国初の人工保育で育ったシロクマのピース君も非常に元気で、大変満足である。

ピース君

こっちのほうではピース君のことが度々ニュースになるので、密かにファンだったのだ。

そんなわけで娘以上に大人が満足して帰ってきたわけだが、
家で撮った写真のデータを見ていて気付いたことがある。

3年前の写真と見比べて、確かめてみたりもした。

うん、おれ、着てる服が3年前とおんなじだ。

子供ができるとそんなもんだ。
そういう意味で、原宿なんかでスカート(?)とかをはいてる男とは仲良くなれないと思うんだ。
   22:18 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

ゴーティエ・ダゴティ

本日紹介するヴンダーカンマーの一品は、こちらの書籍。

ゴーティエ・ダゴティ / (Art Random Classics)

ぱっと見で、この表紙は一体何か考えてしまうかもしれないが、まぎれもなく「うなじ」である。

ゴーティエ・ダゴティ(Jacques‐Fabien Gautier D’Agoty)
という18世紀を生きた解剖画家(?)の作品集だ。

実寸大、実際の色で、ありのままに描くことを主張した作品は、
「オランダ最高の色刷り版画師」という異名を欲しままにした、らしい。
個人的には「オランダ最高の」という部分がツボ。

ヴンダーカンマーを目指す場合、こういった解剖図も欠かせないコレクションの1つ。
別段気味が悪いとも思わないし、どちらかといえば得意な分野と言えよう。
だからって、ここから「メメント・モリ」とかに話が発展する人とは仲良くできない。

ダゴティはいいのだが、この本はイマイチ気に入らない。

まず第一に、かなり画質が悪い。これって画集としては致命傷だろう。
「そこまで引き伸ばすなんて想定してなかったよ~ん」
というのが見え見えな画像解像度。
そしてそれをまったく悪びれる様子もないのがまた気に入らない。
15年前の本だというのを加味しても、ちょっと擁護できない。

第二に、「洋書」と書いてあったから購入したのに、思いっきり日本版だったこと。
見開き左ページに原文(英語)、右に日本語。その間に窮屈そうに画像。
レイアウトは最悪だし、ページ数も少ない。

「あれこれ意識しないで、最低限の要素でスッキリさせるのがオシャレなんだよ」
という薄ら寒いコンセプトを失敗した好例だろう。

\500だったからまだ許せるが、定価(\2800)では絶対に買わないな。

一般的な用途としては、
「自分のセンスをアピールしたいカフェやセレクトショップのオシャレディスプレイ(笑)」
くらいにしか使えねぇ。
無駄に洋書積み上げてる店とかあるじゃん、あれあれ。

ちゃんとしたダゴティの本が欲しいなぁ。

ダゴティ

モノがArtだったら、性器を露出してたってお咎め無しなんだぜ、今の世の中。
ははん。
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透明骨格標本の製作(透明化処理)

今回からいよいよ問題の透明化処理に入ります。
下手すりゃここまでの全てがパーになるやもしれませんが、まあ頑張ります。

軟骨染色済

前回からの続きで、こんな感じに鮮やかに染まりました。
ここから、余分な軟骨染色液を置換して取り除いてやります。
無水エタノール → 50%エタノール → 20%エタノールにそれぞれ2~3時間ずつ漬けて、
余分な染色液を落とすとともに置換してやります。
この50%が60%になろうが、20%が25%になろうが別段問題はないと思います。
で、最終的に水で完全置換します。まあ、丸1日も漬ければいいでしょう。

置換中

置換できたら、いよいよ透明化液に漬けるわけですが、
前述の通り、今回は「蛋白質分解酵素」を使用しません。
「塩基性溶液」のみでの透明化をテストします。

具体的には「水酸化カリウム(KOH)水溶液」を使用するのですが、ネックはその濃度です。
濃すぎると素体がバラバラになってしまうし、
薄すぎるといつまでたっても透明化しない、という事態が予想されます。

そこで今回、5%、3%、1%、という濃度のKOH水溶液を準備し、それぞれテストすることにしました。

KOH水溶液

塩基性溶液で透明化する利点を挙げれば、

・高価な酵素を購入しなくてよい。
・無機的反応なので、pHや最適温度を気にせず室温で作業できる。

といったところでしょうか。
やはり恒温器(保温器)が必要ないというのはかなりのアドバンテージだと思います。
一般家庭で何日間も恒温器をつけっぱなしというのは、電気代的にも最悪です。
(大きな素体だと、1ヶ月~数ヶ月かかる例もあります)
なので、ここはなんとしてもKOH溶液だけでの透明化を成功させたいところです。

うちには小さなメスフラスコがあるので使用していますが、
KOHはざっくり重さだけ量ればいいと思います。

KOH

5%KOH水溶液なら当然、KOH 5g、水 95gですよ。
ちなみにKOHは水に溶ける際に発熱します。びっくりしないように。

さてさて、ここからどれだけ時間がかかるか見当もつきませんが、
うまくいくかどうか楽しみです。


・・・と、5分ほどして確認したら、素体の青色が完全にとれてました。
なぜ?
置換の際に洗いすぎた?それともいわゆる「軟骨」部分が無い?
そんなバカな。
考えても分からん。ええい、とりあえず透明化だ。
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ッターン!! & でぁいっ!!

よくよく考えると、ガソリンて水買うより安いんだな。



新しい部署で、向かいの席に座る人が、

ッターン!!

まさにコレだった。

心中察していただきたい。

しかも盗み見た感じ、「Enterキー」だけでなく、「スペースキー」も 「ッターン!!」なのだ。

とにもかくにも心中察していただきたい。

この「ッターン!!」する人は一体どういう考えで「ッターン!!」しているんだろう。
気持ちいいのだろうか。気持ちいいのだろうな。おそらく。
ちょっとカッコイイと思ってるんだろうか。思っているんだろうな。おそらく。

自分基準で考えると「絶対いねぇよ、そんなやつ」というジャンルなのだが、
やはり実際に存在してしまうので恐ろしい世界は広い。
しかも向かいの席。これは試練か拷問か苦行か。

できるだけ音を出さないよう意識してタイピングしているワタクシは、
きっとテニスをやってもリターンのときに、

「でぁいっ!!」

とかも言わないと思う。

そのせいで試合に負けるとしても、だ。
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プラズマ手形

最近の3Dブーム、早く終わんねぇかな。

3D

うちのテレビはプラズマディスプレイである。
ここで「液晶だ」「いやプラズマだ」と論議するつもりはない。
ちょっとかじったことのある人なら分かると思うが、
液晶を選ぶかプラズマにするかは完全に好みだ。
どちらも一長一短あり、(早い動きに弱いとか、写り込みがあるとか、消費電力が多いとか)
そしてどちらもが「一短」の方をなんとか±0にしようと努力している。
その努力の甲斐あって、お互いの短所がそれほど気にならなくなった今、
もうどっちでもいいや、というのが一般人の正直なところではなかろうか。
3Dとか4原色とかLEDとかは価格.comで言い合いしていてください。

ワタクシがプラズマを選んだ理由は、
「テレビ何買った?」と聞かれたときに、
「液晶」より「プラズマ」と答えたほうがナンカイイカンジである、というだけだ。
昔からあった「液晶」よりも、なんだか新しい感じがしていいじゃないか。

これはブルーレイが勝った理由と同じである。
ブルーレイのライバルは「HD DVD」だった。どっちが新しい感じのするネーミングだ?
「次世代」を決めようというのに、旧世代を感じさせるDVDとか名前に使っちゃいけねぇ。
RとかRWとかRAMとか規格がたくさんあって、一般人はやっと付いて行ってるのに、
「HD DVD」とか言われても、「またDVDの規格が増えたよ」くらいにしか感じられない。

何の話でしたっけ。
ああ、プラズマね。プラズマは部屋を暗くして見ると最高って聞いたんでやってみた。
ちょうど映画版「バイオハザード」をやっている。
はい、消灯。

・・・うん。
あれだ、画面に手形が無数に浮かんでびびった。
娘がベタベタの手で触った跡だな、うん。


なんかアートネイチャーも3Dだってさ。
3Dブーム、早く終わんねぇかな。
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透明骨格標本の製作(固定~軟骨染色)

では今回から実際に製作に入っていきます。

今回の素体は「スジエビ」です。
まずはこいつを「固定」します。
ここで言う固定とは、蛋白質のアミノ基とか、架橋とかいろいろ難しいので、
「死んだ素体がそれ以上どうにもならないようにすること」(分解、腐敗等)
と覚えておいてください。

市販されているのは主に「日局ホルマリン」だと思います。
これはおおよそ35~38%のホルムアルデヒド水溶液で、
固定にはこれを10倍希釈した10%ホルマリン溶液を使用します。
10倍希釈なので、ホルマリン 1 : 水 9 でさくっと薄めましょう。

ホルマリン固定

固定には1~3日漬け込む必要があります。
急ぐものでもないので、じっくり3日漬けました。

次の工程に進む前に、ホルマリンを置換しておきます。
置換とは字の通り、別の何かと置き換えることです。
ここでは無水エタノールに漬けて、ホルマリンを置換しました。
エタノールでホルマリンを洗う、というイメージでいいです。
ささっと洗って次の工程。

エタノール

ここで一回目の染色として、軟骨を青(シアン)に染色します。
使用するのはトルイジンブルーの粉末。

トルイジンブルー

他の人はよく「アルシアンブルー」を使っていますが、なぜでしょう。
職場の物品を横領しているのでなければ、金持ちですね、とか言えません。

それでは染色溶液を作ります。
無水エタノール80ml、氷酢酸20ml、トルイジンブルー適量を混ぜます。
トルイジンブルーは耳かき一杯程度でかまいません。
それで鮮やかなシアン色になるはずです。
氷酢酸は臭いがキツイので注意しましょう。

軟骨染色液

この状態で12~48時間漬け込んで軟骨を染色します。

次回はいよいよ問題の透明化のテストを開始します。


ここってこんなブログだっけ?
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透明骨格標本の製作(物品)

では今回は透明骨格標本の製作に必要な物品を説明します。

・タッパー (素体の大きさに合わせて)
・ピンセット
・液体の計量ができるもの (メスシリンダー等を用いるほどシビアではない)
・ゴム手袋 (最悪素手でも可)
・洗ビン (あれば便利というだけ)
・保存用ビン (完成品を入れるもの、お好みで)
・薬品類

薬品類以外は普通に手に入るありふれた物ばかりなので、
別の物で代用してもかまいません。

以下、必要な薬品の説明。

薬品名用途必要量 価格注意事項
ホルマリン素体の固定に使用。
38%ホルマリン溶液を水で10倍希釈して、10%ホルマリン溶液として使用。
あらかじめ濃度を10%にしたホルマリン溶液も販売されているが、割高なのでオススメしない。
500mlで¥1200くらい劇物。
ネットでの購入不可。
毒・劇物取り扱いの薬局でハンコついて購入すべし。
しっかり換気して、蒸気を吸い込まないように。
エタノールいろんなことに使用。
飲めるけど飲んじゃいけない。
無水エタノール(100%)と消毒用エタノール(80%)両方あれば便利。
500mlで¥1000くらい。
無水の方が割高。
合わせて1Lか2Lは欲しい。
危険物。
ネット購入可。
アルコールなので、火がつくぞ。注意注意。
グリセリン素体の置換や保存液に使用。
保存液に使用するものは、できるだけ純度の高いものが欲しい。
試薬特級レベル(純度99%以上)で、500ml¥1500くらいのはず。
迷わず特級を購入されたし。
1Lは欲しい。
危険物。
ネット購入可。
というほど危険でもない。
氷酢酸染色溶液に使用。
いわゆる「酢」だが、濃度が高いと冬場に凍ったりするので、氷酢酸と呼ばれている。
500mlで¥1300くらいか?危険物。
ネットで買えたり買えなかったり。
臭いは都こんぶだ。
トルイジンブルー軟骨を青く染色するのに使用。類似品で「アルシアンブルー」というのがあるが、バカ高いのでこっちで。25gで¥8500くらい。
高いと思うかもしれないが、アルシアンブルーよりはマシ。
ネット購入可。
アリザリンレッド硬骨を赤紫に染色するのに使用。現状、代替品は見つかっていない。25gで¥8000くらい。
染色剤はとにかく高いが、一つ買えば相当使えるので、長い目で見ればまあ許せる。
ネット購入可。
水酸化カリウム蛋白質分解溶液に使用。
現状で適切な濃度がまだわからないので、それをテストするのが今回の一番の目的。
500gで¥1500くらい。劇物。
よってネット購入不可。
薬局だ。
アルカリは酸より怖いので、取り扱い注意。
チモール保存液の防腐剤に使用。
きちんと置換できていれば防腐剤は必要ないとのデータもあるが、怖いので使用する。
25gで¥2300くらい。毒物だが、ネット購入可。


この他に、場合によってはホウ砂やオキシドールを使うかもしれません。
また、今後説明文の中に「水」が度々登場しますが、
基本的には全て純水(蒸留水)だと思ってください。
蒸留水はワタクシは会社で汲んでいますが、格安で販売もされていますので、
水道水より精度を求めたい人は購入してもいいでしょう。
(精度という言葉を使いましたが、要するに失敗が少ない、ということです)

また稀に天然水と純水が同じものだと勘違いする人もいますが(ホントにいるのよ)、
天然水は水(H2O)にさまざまなミネラルが溶け込んでいるもの、
言い換えれば「不純物だらけの水」です。
蒸留水は不純物のない純粋なH2Oです。お間違いなく。

薬品を揃える上でのネックは、劇物の入手と染色剤の価格でしょう。
都会の方なら劇物を扱う薬局もたくさんあるのでしょうが、がんばれ田舎。

染色剤は、25gぽっちで\8000とか、軽く松坂牛を超越してしまっていますが、
一度に使うのは耳掻き一杯程度なので、一回購入すればしばらくは使えます。

試しに一回だけ製作したいという人には向きませんので、諦めて量産体制に入るか、
あるいは「アルシアンブルー溶液」という選択肢もあります。
この溶液も500mlで\10000くらいしますが、アルシアンブルーを買うよりは安いです。
(ちなみにアルシアンブルー25gは10万円ほどします。バカです)
ま、だったらトルイジンブルー買うっていう話ですよね。
どうしてもアルシアンブルーじゃなきゃイヤという人は好きにしてください。

ちなみに薬品類の値段はわりとコロコロ変わります。ご注意を。

では次回から、ぼちぼち実際の製作過程を説明していきます。
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問2

そういう人がいるという前提で書くが、当ブログを好んで見ている人は、
ワタクシの口癖が「ハゲ」であるとお気付きだろうと思う。

ハゲ

実際の会話でもそうなのだが、語尾に「ハゲ」をついつい付けてしまうのだ。

「それくらいでブチブチ言うなハゲ」
「トロイぞ、何回やったら出来るようになるんや、ハゲがー」
「ウインカーぐらいだせやボケカスー死ね」

最後は違うが、とにかくクセというか、勢いというか、割と意図せず出てしまうのである。

もちろん、本当にハゲている人には言わないよ言えないよ。
そこは弁えてるよ。ハゲてない人にハゲって言うんだよ。

で、ハゲには2種類のハゲがいる。
ハゲと言われて怒るハゲと、そうでないハゲだ。

そうでないハゲはそれをネタにしているので、実に絡みやすい。
自分もハゲたらそうありたいと思う。
なのでハゲにコンプレックスを持ち、カツラとか被る人は理解できない。
本人はもちろん周りも神経質になるし、いいことがない。
なんでこっちがビクビクして気を遣わなきゃならないんだ。

うん、ここまでが前置き。

実は職場で、ハゲと言われて怒るタイプの人が部屋にいることに気付かず、
(しかもワタクシ一人だけが気付いておらず)
会話の節々に「ハゲ」「ハゲ」と連呼し、
周りの微妙な空気にやっと気付いたのはおよそ10分後という生き地獄。

問2. 「目も当てられない」とはこういう事だと思い知ったワタクシがとった行動はさて、どれ?

1.「あぁ、どうもすいません、気付かずに」と素直に謝罪。
2.「で、その後さ・・・」と気付かぬフリを貫いての会話続行。
3.「そう、ハケ!ハケを探しぁwせdrfyふじこp;」と意味不明なことを言い放ち、部屋から脱出。


正解 : 3 (社会人としての正解は2)


我ながら、近年稀に見るテンパり具合だった。よりによって、ハケはねーだろ。
「爆弾設置だけして脱出しやがった」と、
部屋に残された人たちにあとでたいそう怒られましたとさ。

例によって、特に反省はしていない。
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透明骨格標本の製作(概要)

完成予想図

透明骨格標本、ついにというか何というか、やっと製作を開始。
エビ捕まえるのが面倒くさかったとか、
最後までメダカでやろうかどうしようか悩んだとか、
合成漆塗るのが楽しいとか、
やっと製作開始。オメデトウアリガトウ。
計画としては、当初の予定通りスジエビでのテストサンプルを開始。
データを取ってから、メダカなり魚類に移行するつもりだが、
途中経過と気分次第で平行して魚類もテストするかも。

今回から完成までここで公開していくので、興味がある人は見ていってくださいませ。

まず第一回目は、「概要」の説明。

---透明骨格標本とは----------------------------------------------------------

通常、骨格標本と言うと、ご存知のようにまさに骨だけの状態で、
皮や肉を落とし骨だけを取り出し、それを組み立てた物、という定義でした。
透明骨格標本は、素体はそのままの状態で(場合によって皮、内臓は取り除きますが)
素体の骨格を観察できるようにしたものです。
具体的には、筋肉を透明化、硬骨を赤紫、軟骨を青色に染色し、素体の骨格を可視化します。
つまり、骨を一度もバラバラにせず、生きていたそのままの状態を観察できるのです。

一見敷居が高いように感じるかもしれませんが、
使用する薬品は一般に入手可能で、それほど危険なものもありません。
お金さえあえば誰でも製作できるものです、おそらく。

通常、筋肉の透明化には蛋白質分解酵素と塩基性溶液の併用で行うのですが、
蛋白質分解酵素は価格が高く、また入手先も限られてきますので、
今回は塩基性溶液だけでの透明化を試みます。そういう意味での「テスト」です。

なんのことやら分からない人はとりあえず読み飛ばしていただいて、
工程の詳細でフォローしていくことにします。
後々HPのほうにまとめますので、そちらも参考にしてください。

-----------------------------------------------------------------------------

次回は必要な物をまとめて紹介する予定にした。
   21:00 | Trackback:0 | Comment:2 | Top

はたと気付く

まいったな、昨日よりも首がヤバイ。


――――― 日々、合成漆を塗り重ねている。
失敗しては研ぎ、研ぎすぎて下地を出してしまっては塗る。
塗ってムラができるとまた研ぐ ―――――
                    (五点三工房 著 「漫筆録」より)

こう書くと、どこかの伝統工芸士かなんかの雑誌のコピーみたいだ。

自分もまさにそんな感じで漆塗料を塗りたくっている。
シンナーの臭いは好きでも嫌いでもなくて、苦手ではない。
ただ、小さい人や犬や猫がいるので、そこには気を遣っている。

なので個人的には、乾燥が早くてノリのいい油性塗料ウェルカムなのだが、
今回のような、チマチマ塗って乾燥塗って乾燥を繰り返す漆塗料は分が悪い。
一度塗ったらすぐ筆と塗料カップを溶剤で洗わなければならない。
溶剤の消費量がハンパでないのだ。安いとはいえタダではない。

明日からはラップ張って保つかどうか試してみる。


作業的には、木地がだんだんと平滑になって、顔が写り込んでいく様は実に楽しい。
螺鈿柄のイメージも固まっている。
蝶の標本針用の箱なので、蝶を飛ばす。
何の花に飛ばすか考えたが、自分に縁の深い「藤」に決定した。

あとはセンスの問題だ。
どれだけ洗練されたデザインにできるかは

自分で自分のハードルを上げていると気付いた。
はたと、気付いた。

伝統工芸師・佐治武士
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上廉モミモミ

「オマージュ」「アンチテーゼ」この辺りの単語を多用するやつは信用しない。


首を本気で寝違えた。
ここまでの寝違えは人生で2度目だ。
猛烈に痛い。というか、首が動かない。

ただでさえ慣れない職場での仕事に肩肘張ってるというのに、
首まで固定されたのではたまったものではない。

ダメ元で、「寝違え」で検索してみた。
「寝違えた時はここをこう!!」みたいな至極単純な回答を探していたが、

「そもそもなぜ寝違えるのか」とか「まず寝違えないために」とか、
クソどうでもいい情報であふれていた。

今現実にここでこうして寝違えて苦しんでいる人がいるんですよ。
「そもそも」とか「まず」ではなく、説教は後にしてくれませんか。
なんて心で悪態ついていると、追い討ちをかけるように、
「それって実は肩こりではありませんか?」
みたいな事を書いてある。
挙句の果てに、「肩こりはストレッチをすればいい」みたいな結論で締められている。

ネチガエタッテイッテンダロハゲ

ロボのような動きで悪態ついてたら、職場の人にすごい目で見られて、
目があったらすごい速度で逸らされてしまったじゃないか。

新しい職場には愛が足りない。

で、ようやく見つけた対処法。

寝違え

曲池から上廉にかけて親指で押し揉んでいき、一番痛い部分をさらに押し揉むといい、とある。

ツボ押しなんて半信半疑だったが、これがホントに効果抜群。
東洋医学をナメちゃいけねぇ。
押してる間は首が動く。離すとダメだが。

というわけで上廉モミモミしながら仕事してたら、またすごい目で見ら(ry

しかし、サイトに余計な情報もついでに記載したくなる気持ちはわからないでもない。

ギターのナットに関してなら、その起源から素材による違いとかいろいろ書きたくもなるが、
「いいからナットの作り方だけをシンプルに掲載しろよ」
と言われてしまうのも仕方がないな、と身に染みた。

首を寝違えただけでよくこれだけダラダラと文章書けるもんだ。
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Heaven forbid

昼間のテレビ番組に夫婦揃って感化され、
その日の夕方、久しぶりに回転寿司を食べに行った。

日曜の夕食時ということでものすごく混んでいたが、こういう場合、
「ほら、やっぱり。君たちもテレビ見て食べたくなって来たんだろ?」
なんて僅かでも思ってしまうのが我ながら情けない。

こういうのを諺でなんて言うんだっけ?


久しぶりだったこともあるが、最近の回転寿司はかなりうまい。
一人で13皿食べたが、そのうち7皿は「ヒラメのえんがわ」という偏食っぷりですよ。
残り6皿のうち3皿は「えんがわの炙り」ですけどね。
あれって「ハリバット(オヒョウ)」なんだって?西遊記の馬じゃないぞ。

それはいい。

オヒョウ

もちろん回らない寿司だって食ったことある。
そりゃあうまいよ。実にうまい。流石、と言わざるを得ない味だよ。
でも、回転寿司のそれとはまた違ううまさだよね。
金持ちは回転寿司なんか見向きもしないどころか、クソカスに言う人もいるが、
正直、両方捨てがたい。

値段はさておき、それぞれの良さってのがある。
小さい子供も楽しめるのはどっちだ?
娘はどんどん回ってくる「ケーキ」「メロン」「ゼリー」に目を輝かせていたよ。
寿司屋で寿司を食わない。それが許される回転寿司。

金持ちはマクドナルドも行かないのかねぇ。
無駄に肉汁滴る\1400とかするハンバーガー食って、「うむ」とか言うのかね。
ハンバーガー自体食わねーか。
マクドナルドのハンバーガーやチーズバーガーの、あのチープな味がクセになるのに。

庶民は両方楽しむよね。
それって、庶民の特権じゃないか?
言ってて少しだけ涙が出そうになるが、負けない。


「鵜の真似をするカラス」というのが浮かんだが、切なくて切なくて、もう。
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正直なんともない

テレビで見ていて「共演者は面倒くさそうだな~」と思う芸能人は、

・伊東四郎
・片岡鶴太郎

である。

「ニン!!」とか言われても正直なんともないが、とりあえず笑わなければならない。
で、なぜかたまに「ありがとうございます」「生ニン!!だぁ」
みたいな空気に発展したりもするが、正直べつにありがたくもなんともない。
故ジャイアント馬場の16文キックと同じだが、
G馬場のそれとはリアクションのベクトルが違うので面倒くさい。

あいだみつ○まるパクリのヘタウマな絵書を見せられて「キュ~チャン!!」とか言われても、
どこまでが本気なのか計りかね、結局いじりきれない共演者続出。
安っぽいお中元の飾り紙みたいな挿絵と、別段特に心に響かないセリフの書に、
「本気でどう褒めたらいいかわからない」のだろうと思う。
何百万円もする墨やすずりを使っているというのも、この場合はマイナスに働いてしまう。

ヘタウマ

本当はこの二人に谷啓が入るはずだったのだが、故人の悪口は言えない。

ええ、G馬場のは悪口じゃなくて、褒めてるんですよ。
プロレスというジャンルは認めてるんです、ワタクシは。
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秘宝館

いざ興味を持って調べ始めるとわかるが、ヴンダーカンマーを目指す人は世にたくさんいる。

車が古くなり、買い替えを考えはじめると、
欲しいと思っている車がいつも以上にやたらと目に付くのと同じ現象だ。

ヴンダーカンマー

サイトやブログを拝見していると、各々様々なアプローチでヴンダーカンマーを目指している。
19世紀という視点で明治・大正レトロとの融合を目指したり、
天文・理科的傾向に偏った分類に特化してみたり。

ジャンルの細分化曲線と、ヴンダーカンマーの時代曲線はおおよそ比例すると言える。
時代が進むと、博物的ものと美術的ものが分けられ、さらにその中でも細分化が進み、
やがては博物館、美術館へと道を辿るわけだ。

なので、後者の天文・理科傾向の強いヴンダーカンマーは、
最盛期を過ぎ、衰退期に入った頃のものに近いと言えるだろう。

事実、そこの管理人自身、ヴンダーカンマーよりは理科室を目指していると書いている。
理科室という概念は実に近代的で、ジャンルの細分化の終着点に近い部分であろう。

19世紀レトロフューチャーも好きだが、ちょっと違う。
理科室の冷たく乾いた空気も好きだが、ちょっと違う。

CuatroGatosのヴンダーカンマーは、「地方の秘宝館」的空間を目指す。
博物館や美術館のように理路整然とジャンル分けされた空間ではなく、
ある意味下世話な、不思議と言うよりは怪しい、ごちゃまぜの部屋。
最盛期のヴンダーカンマーに近いジャンル分け。
客のいない秘宝館を一人で見学しているような、あの感覚。

ヴンダーカンマーを目指す他の人たちにずいぶんと刺激を受けた。
皆、かなりアグレッシブに行動している。

これまで作業の同時進行はできるだけ避けてきていたが、
そうも言ってられなくなってきた。

なんて一人燃えているが、
実際3日もつかも疑問である。
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読点まみれ

そういやピンクレディーがまた再結成したらしいね。
世代が違うので「再結成ビジネスお疲れ」という感想しかないが、
自分の世代なら、去年か一昨年のMr.Big再結成とか「へえ」となったので、
そういうことなのかな、と思えるようになりました。

世代が合っても、大半は「おおおっ!」じゃなくて「へえ」だよね、きっと。

こくご

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はじめに、全くの、初心者で、スミマセンm(__)m

早速、質問なんですが、classicと、nanoの容量には、なぜあれだけの、差があるんでしょうか??

私は、iPodを持っていないので、新しく出たら、買おうと決めてましたが、新しいnanoは、動画が見れないと言うことで、迷っています。
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たまに見かける、やたらと読点打つ文章。(内容はフィクションです)

文章を書くのが苦手な生徒が、
「まずはいつもの会話と同じように文章を書いてみなさい」
「読点は、息を吸うところに打ちなさい」
と先生に言われて書いた作文がこんな感じだったと記憶している。

通常レベルの文章力なんて、普通に本を読んでいたら自然に身に付くものだ。
セリフの多いマンガでも、ただのネットサーフィンでもいけると思う。
なので、上記のような文章しか書けない人というのがまったく理解できない。

「雪ぐ」って読めるか?とか得意げに言ってる場合じゃない。
難読漢字より、普通の文章力のほうが大切だぞ。

いや、オークションで欲しいものがあるんだが、
出品者の説明文が上記のような読点まみれで、いささか躊躇してるんだよね。
読点まみれの文でクレームとか付けられたら、当社比で5倍は気分悪いでしょ。

出品者に教えた当時の国語教師が悪いって事にしとこ。
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鬱憤玉手箱

「鬱憤玉手箱」の起源を知りたいが、特に調べない。
まったく関係ない別の何かのついでに発覚すること希望。

昆虫採集セット

オークションで昆虫採集セットを落札した。
昔懐かしい駄菓子屋なんかで、\200とかで売られていたやつだ。
もちろんこんな子供だましのセットだけで本格的な標本を作るのは難しいが、
じゃあどうしてわざわざ面倒くさいオークションまでして入手したかというと、
そう、注射器が欲しかったのだ。
まあシリンジはすぐ手に入るので、正確には注射針ということになろうか。

時代の流れというやつで、子供用の昆虫採集セットに含まれる注射器までも、
馬鹿な大人の糾弾の対象となってしまったのだ。
現在、あまり簡単には手に入らなくなった。


しかしYahooオークションは本当に面倒くさい。
あそこまでのシステムを組んでおきながら、どうして最後のやりとりだけ任意なのか。

店舗オークションにはオーダーフォームというシステムが採用されている。
「はじめまして、○○こと△△です」とか
「よろしくお願いいたします」とか書かなくていいし、
個人情報を入力するだけでオールオッケーだ。

運営は「個人と個人のやりとり」がオークションの醍醐味なんですよ、なんて言いそうだ。
馬鹿だ。

ネットオークションなんて、従来のオークションとはまったくの別物で、
ネットショッピングと変わらないものであると認識しなければならない。

そもそもそういうシステムを組んだのは運営側なのだから、
最後の最後だけ個人任意にするのではなく、末端までの然るべきシステムを組むべきなのだ。

個人情報は登録してるんだから、
落札した時点で出品者に情報が送信されて、
落札者には、出品者が決定した入金や発送方法が送信され、
項目をチェックするだけで取引完了、とか簡単にできるはずだ。

NC/NRでお願いします、なんていちいち書いてる場合じゃないんだよ。
「当駐車場で起きた事件・事故に関して、管理者は一切の責任を負いません」
って看板一枚立ててるのと同じだよ。
それだけですまない話もあるんだよ。まったく。

いや、だから駐車場じゃなくて注射器の話だったんだけどさぁ。
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欲しいなら、買う

まだ透明骨格標本の製作にかかれそうにない。
その鬱憤を晴らすように漆を塗りたくり、骨を漬け込んでいる。

ふと我に返り、
「俺は標本針の箱に漆を塗ったり、鳥の骨をポリデントに漬けて、一体何をやっているんだ」
と思う瞬間がある。瞬間なので、瞬時に忘れ、泡立つ骨を眺めてほくそ笑んでいる。

ヴンダーカンマーの製作は自分にとって、
「そうそう、こういうことがやりたかったんだよ」という意味の、今世紀最大の発見である。

それ関係のサイトを眺めて好みの写真なんかを集めたりしていおると、ある傾向に気が付いた。
いや、昔から自覚はあったのだが、「瓶詰め」というのが好きなのだ。

大小様々な瓶に小分けされたモノ、それが整然と並ぶ様子を眺めると、たまらない気分になる。

瓶詰め

釘やボルト・ナット、クリップから果ては爪楊枝まで、作業机の棚上で瓶詰めされている。
最近では、サンドペーパー作業で出た削り粉を小瓶に集めるという作業にハマっていた。
砥の粉に使えるのである。
厳密に言うと、ペーパーのアルミナなんかの研磨剤の粒子も混ざっているので、
神経質な人は気持ち悪いかもしれない。
ワタクシはそんなことまったく気にしない。
杉、ローズウッド、メイプル、ココボロ、パドックなんかの削り粉を瓶詰めし、
自作のラベルであったり、古切手であったりを貼って並べれば、たまらない雰囲気になる。

そういうチマチマした自己満足レベルの作業が大好きなのだ。

もしかしたら自分の中では、瓶の中身よりも瓶が主役かもしれない。
これは、ギターを作るよりギターの製作に必要なジグを作るのが好きとか、
服を着るんじゃなくて、服を買うのが好き、というレベルだ。


ま、「ギターが欲しいからギター作ってる」っていうギター製作家はいないよな。
今の時代、きっと。
   21:00 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

ぼけ防止

ツイッターで「オレ、テストでカンニングしたw」って書いて教授に見つかる大学生とか。
こういうやつのPCにはたいていWinnyとか入ってる。
と思う。

ぼけ防止の耳たぶ摩擦

ボケ防止の番組を見ていたら、ものすごく斬新な方法を紹介していた。

まず一人目の大学教授かなんか。

「最新の物を購入する」という方法で、この教授自身、
iPod×3、iPod nano×1、iPod shuffle×2、そしてiPadも2台購入したらしい。
教授の理論では、「損をするかも」という緊張感が脳にいい、という。

ただのミーハーだろ、とか、
なんで同じ種類の物が複数個必要なんだ、とか、
金持ちだな、とか、
とにかくどこから突っ込んでいいのか分からないが、
「多分、そういうことじゃない」というのは素人でもわかる。

二人目の教授か医者かなんかの方法。

「自転車に乗る」
歩行者や対向車に対して、認知・判断・行動を瞬時に行う、というのが脳にいいという。
いや、そろそろボケ防止しようかという老人に、
瞬間的な判断や咄嗟の反射神経を求めないでいただきたい。
事故るから。うん。間違いなく事故りますからー。

と心で突っ込んでいたら、次がいよいよぶっ飛んでいた。

「日常的にバク転する」

あああ・・・ああ、もう。

チャンネル変えた。
   21:00 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

助っ人→レギュラー

嫌いな工程は身長ほどあるカラム管での濾過です、どうもこんばんは。

オープンカラムクロマト管

異動初日である。
初日ということで、午前中いっぱいと午後の半分は座学というヌルっぷりでしたよ。
仕事の内容はというと、以前の部署と比べてより化学的になり、
まあ具体的な部分はとにかくマル秘で社外漏洩だけはウンタラカンタラ言われたので、

大規模な工場レベルの製造→緻密な実験室レベルの製薬

くらいの変化と言っておく。


苦手である。
キロやトンで扱っていた製品レベルが、
いきなりグラムでウン万円とかいうレベルになったのだ。
耳掻き一杯何千円とか言われると、否が応でも手が震える。

器具が全てガラスというのもダメだ。
割ってくれと言っているようなものだ。
数十kgもあるガラス器具の先端に、1cmほどの太さの注ぎ口が飛び出している、とか。
折ってくれと言っているようなものだ。

職場の雰囲気を学校生活に例えると、
これまでの部署が「部活動の部室」であったのに対して、
新しい部署は「職員室」であると言える。
心中察していただきたい。

いや、実は去年に1度、今回の部署に助っ人として呼ばれたことがあったのだ。

そのときは1つ13万円のガラス器具をハデにブチ割るという助っ人っぷり。

ねえ、まさかもう1度呼ばれるなんてね。
そんでまさか本配属なんてね。

正直、仕事における異動のネックなんて、

仕事内容 1 : 9 人間関係

なんて思っていたのだが、
人間関係とかより、まずはガラスとかグラム単価とか、そっちで神経を消耗しそうだ。
   21:00 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

酔った

あぁ、気持ちが悪い。

娘が「キリンさん食べたい(見たい)」と言うので、徳島動物園に行ってきた。

で、2,3衝撃的で興味深いことがあったのだが、
家に帰ってから見た「衝撃映像集」の素人撮影のビデオで酔ってしまって。

長時間日光に当たって体が疲弊していたのもあるのだろうが、
酔い方がいつもよりヒドイ。

あぁ、気持ち悪い。

なので、衝撃的出来事を今語る元気はない。

キーワードとして、

・藤岡弘.
・フィアット
・カツバーグ

を挙げておく。

だめ、限界。気持ち悪い。寝る。
明日から新しい職場だし。

ヒロシ
   21:03 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

実に口惜しい

ああ、新しく異動先に行くのは6日から。

マイク

まずフェードインしてくる凄みのある質実剛健なドラムで始まり、
やがて重なるベースもドラムと絡みながら存在感抜群で、
十分に厚みのでたところに、ギターが自分好みのテクニカルなリフで参加し、
イントロから畳みかけるように唸る音に飲み込まれ、
すごく高揚した気分のままAメロに入ると、

心に閉まっておけないほどヴォーカルがクソだった

という経験ありませんか。


楽曲自体は素晴らしいし、バンドとしての純粋な技術も申し分ない、
なのに、ヴォーカルがクソ。

「おお、めっちゃ上手いじゃん、プロみたいじゃん」
ってカラオケで言われる素人くらいのレベル。

ヴォーカル以外が素晴らしいだけに、浮いて浮いてしょうがない。
一言で言うと、台無し、である。

実に口惜しい。
他にいなかったのかよ、と。
もしくは顔だけで選んじゃったのか。

ヘタさの方向性で言うと、
出ない高音を無理して出して、聞く側の喉に違和感を与える種類。
英語歌詞(米のバンド)なのだが、早口の部分がメロディにギリギリ、追いついてない。
単語でない歌詞(ハミング等)に恥ずかしさを感じる。

ギターかベースか知らないが、たまに入るコーラスがめちゃくちゃ上手い。
もうオマエがヴォーカルしろよ、と言いたくなる。

ストーン・ローゼスとかレミオロメンとかの悪口じゃないよ。
と書くと、ストーン・ローゼスとかレミオロメンとかの悪口に聞こえる罠。

いや、ホント曲が素晴らしいから、口惜しくて口惜しくて。
   21:00 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

やりたかない

「米からパンできるやつ」「カップヌードルごはん」「サントリーオールフリー」

売れすぎで発売延期とかしたやつらだ。
でも冷静に考えてみると、「売れすぎで発売延期」という事象に、
はっきりとはわからないが、なんとなく違和感を覚えないか?

うん・・・ん~・・・うん?って感じだ。
どんな感じだ。

以下、どっかの大学の教授かなんかの意見。

これだけ猛暑が続くと戦争中や災害直後に似たストレス状態になり、
「◯◯がおいしいらしい」「△△が売れている」といった口コミに惑わされ、
爆発的流行が起きやすくなるんです。

なんとも的外れな意見じゃないか。
戦争中や災害直後、ストレスって言葉を持ち出すあたりに、知識のひけらかしを感じる。

今回の猛暑にそこまでストレスを感じている人っているのか?
農家の人とかなら分からないでもないが、
普通の人ってエコエコ言いながらもエアコン24℃とかで運転したりしてんだろ?
エアコンが家に無い人なんて稀だろうし。

「企業のハングリーマーケット戦略に、ミーハー層が踊らされている」
「それをマスコミが、さも社会現象のような記事にしただけ」

とかいう意見の方が、
ストレスとか災害とかいう「知識のこじつけ」を押しつけられるよりも、よっぽど説得力がある。
ちょっと前なら「1Q84」とかそうだったんじゃね?

いいなあ、○○評論家とか○○アナリストとか、すんげぇ楽な商売で。
いや、じゃあやりたいか、と言われればまた別の話ですけど。

ストレスフリー
   21:00 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

透明標本製作開始(まだ)

やっとこさホルマリンと水酸化カリウムが届いた。
何のことはない、古くからある地元の薬局で注文できた。
「昔からやってる薬局なんかはわりと劇物を扱っている」
と、薬局大手チェーン店の店員が教えてくれたのだ。

ほんとに小さな薬局で、店のおばちゃんの愛想もよかった。
「劇物やから気を付けてね!」
店内で大声で言わないでください。

さて、いよいよようやっと、透明骨格標本の製作に着手するわけだが、
ネックであった標本の素材というのももう目星は付いている。

スジエビ

コイツだ。
会社の貯水槽に沸いてるスジエビ。
ウジャウジャいるし、タダなので、練習には打ってつけだと思う。
魚類でないということが練習になるのかどうかは別の問題だ。

しかし、些かの罪悪感がないわけでもない。
標本にする、という学術的な大義名分が無ければただの無益な殺生である。
エビは釣り餌としても使うから、抵抗はまだ少ないほうだ。
だからこそインテリアとして販売されている透明標本に、幾ばくかの抵抗を感じるのだ。

世界的にも美麗な蝶として有名なモルフォ種。
このモルフォ蝶を標本にする、というのなら話はわかるが、
(標本と認定するには、採取地、採取者、採取年月日等の学術的データが必要)
現地のお土産品に、このモルフォの羽を使った装飾額がある。
モルフォ蝶画
これには「そういうことじゃないんだよ」となってしまう性格なのだ。

剥製が嫌いなのも同じ理由だが、
じゃあ骨格標本は、となると、また話が違う。

いや、わかってるんだよ、やってることは同じだって。
当人の気分が良いか悪いかってだけで、結果は同じだって。

性善説とか性悪説とか、そういう話がしたいんじゃなくてさ。

蚊と蝿とゴキブリは躊躇なく叩き落としますけどね。
   21:00 | Trackback:0 | Comment:2 | Top

小さい魅力

小箱である。
中箱や大箱ではダメなのである。
せいぜい一辺20cmまでの箱に、なぜこんなにも魅力を感じるのか。

まず気になるのはズバリ、中身だ。
このキレイな小箱に一体何が入っているのか。
小箱であるから、中に入っている物は小物だ。
この「小物」というのが重要なファクターである。

ドールハウスに代表されるミニチュア。
あれの魅力と同じではないかと、自分的には分析・納得している。
現存するものを、どれだけ精巧に緻密に、どこまで小さくできるか。

小さい中に凝縮された技術、というのがまず一番の魅力なのだと思う。

なので普通の小箱よりも、ヒンジが付いた物、緻密な装飾が施された物、
或いはカラクリが仕掛けられている小箱なんてのはもう垂涎物だ。
カギが付いている、というのもかなり高ポイントである。

日本人は既存の製品をどんどん小さくすることに情熱を燃やす。
軽自動車なんてその代表だろう。
そういう意味で、ああ、自分は日本人なのだ、と強く感じる事がある。

だからこそ、欧米の「大は小を兼ねる」やり方には疑問を持つし、
窓からタバコ持ってる腕出して、
我が物顔で路地に進入するハマーとかシボレーバンとかに呪詛を投げかけるのだ。

今回沖縄に行った嫁に、ぜひにとお願いしたお土産。
頼んだサイズがなかなか無く、随分と探し回ってくれたようだ。

シーサーさぁ
「5cmくらいで、デフォルメされてない、昔ながらの狛犬みたいなシーサー」
という注文。実にいい凝縮っぷりである。

あ、でも、犬はミニチュアダックスとかミニチュアピンシャーよりは、
ハスキーとかキースホンドとか、大型犬が好きだな。

うん、自分で自分を諫めよう。
   21:00 | Trackback:0 | Comment:0 | Top
プロフィール

四猫庵

Author:四猫庵
今月の格言
「カカンキンコン コンキンカカン」

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