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弦楽器を製作しているはずです。 

道具について

今年は超特急な一年でした。
とか書きたくないが、実際超特急だったので書いてみた次第だ。

個人的に、「今年の顔」は「キャンドル・ジュン」です。
みなさまよいお年を。

道具

今年の締めとして、「道具」について書こうと思う。

弦楽器、革工作、刃物制作、陶芸、どれでもそうだが、
何かを初めてやる時は、できるだけ道具にお金をかけないようにしている。
専用道具ってのはやっぱり値が張り、手を出しにくいというのもあるが、
新しく始めた事が思ったよりつまらなくて、長続きしなかった場合を想定しているというのが真理だ。

ベンディング・アイロン然り、コンチョ製作道具然り、エッジマーカー然り、手回しろくろ然り。

自作した道具は、どれも専用品を買うには値が張るものばかりだ。
だが、ホンネは欲しいのである。

専用道具の、「その為だけに作られたモノ」という感じがたまらなくて、
製作を長く続けるようであれば、できるだけ専用道具が欲しいと思う。
サイド材を効率よく曲げる為だけに作られたんだぜ?
これを機能美と言わずして何と言う。

代替品、もしくは安価で自作するというのがポリシーであったのだが、
最近はそればかりというのも興醒めするようになってしまった。

道具を所有する喜び、というのが自分にはあるのだ。

それもちょっとずつ変化してきていて、

代替品を探す&安価で自作

専用道具を購入する

NEW! 金に糸目を付けず、自作 (←今ココ)

という次第である。

「趣味の為の道具作り」が、「道具作りも趣味」になった感じだ。

命がけで集塵システムを組む人とかのサイトをたまに見かけるが、
ちょっとだけ気持ちが理解できましたよ。集塵には興味ありませんが。

道具に関して、来年はどう変化していくんだろうね。
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量産しがいがない

あ、仕事納めは26日でしたよ。えへへ。


土と釉薬が届いた。
感想としては、
「ああ、買っちまったなぁ・・・」
である。

なんせ安い。
土なんて20キロ買って¥1890だ。
釉薬だって1つ¥1300くらい。
この釉薬を数種類と、ちょっとした道具も買って、
結局一万円かからない値段で陶芸できる状態になってしまった。
革工作より金のかからないクラフトである。

しかし、焼き物の単価のなんと低いことだろう。
陶芸家ボロ儲けじゃないか。

売れれば、ですけど。

しかし、いつでもできる状態で二の足を踏む理由は、
やはり「1回しかやらないのではないか」ということに尽きる。

結局、陶芸で作るのは食器等の器がメインになるだろう。
陶器の人形的な物にはまったく興味がない。(土偶除く)
そうなると、「そんなに器ばっかりいらないよね」となる。
しかも素人の自己満足の器ばかり、嫁からもNGをくらうだろう。

他人にあげるというのは嫌がらせ以外の何物でもない。
誰かが趣味で作った陶芸作品を自分がもらったと考えると、
即座にゴミの日を確認してしまうレベルだと思う。

オークションで1円スタートで投げ売りしたって無駄だろう。
それこそ窓から投げ捨てる方が早い。

量産のしがいがない、ということ。

趣味で陶芸をやっている人は、このジレンマをどうしているのだろう。
ぜひ聞いてみたいものだ。

とりあえず、会社に打ち捨てられていたベアリングを使って、「手回しろくろ」は自作してみた。
思ったよりよく回るが、ワタクシ自身はヤキが回る感じだ。

自作ろくろ
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虹を見て

チリの鉱山に閉じこめられてた人達が、
アメリカのディズニーワールドに招待されたらしい。
500ドルのお小遣い付きで。

本当に招待されるべきは、救出活動に当たった人ではないか。

師走

ちょっと本気出して作業部屋を大掃除していたら、
そこだけで3日かかってしまった。
模様替えと大掃除をいっぺんにやろうとしてはいけない。

棚とかどうしても必要になって急遽作って、
ネジが足りなくて買いに走って、
棚の次は木箱が必要になって、
材木が足りなくてまたホームセンター行って、
激しい雨に降られて、大きな虹を見て、
木箱ができてビール入れたら重くて動かせなくて、
車輪買いにまたホームセンター走って、
なるほど、師走は忙しいと言うが、身から出たサ

ま、キレイになりましたよ。


救出活動に当たった人も招待されてるの?そりゃよかった。

あの愛人も?まぢ?どうなの?
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劇的ビフォーアフター

今日のラフマニノフ。
ラフマニノフ
元気に冷凍赤虫をついばんでいる。
本当に表情豊かな魚で、一言で言うと、カワイイ。


魚がカワイイ、で思い出した話が1つ。

釣り番組を見ていると、視聴率を稼ごうとしているのかどうかわからないが、
たまに女の子が出てきて釣りをする。
児島玲子や永浜いりあは違うぞ。アイツラはホンモノだ。
真冬の磯でヒラスズキとか狙ってるからな。
それはいい。

オマエ絶対に普段釣りしないだろ、というギャルが出てくる時がある。
いや、それはそれでいいのだが、
今回見た番組は、釣り素人のアイドル崩れが4人も出ていた。
いつもはもっとストイックな番組なのだが、今回は毛色が違う。

船の中でワカサギを釣るというコンセプトだったのだが、
女3人寄ればかしましい、なんて言うのに、4人もいるのだ。
まあキャピキャピと実にやかましいかしましい。

1匹釣れただけで、

「キャ~!!スゴイスゴイスゴイ!!」
「ちっちゃい~!か~わ~い~い~!!」
「目がカワイイよね~かんど~」

とか言ってはしゃいでる。

いくらカワイイカワイイ言ったって、

オマエラこの後カラッと揚げて食うよね。

「か~わ~い~い~!」
     ↓
「お~い~し~い~!」

劇的ビフォーアフター。
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ラララ雑巾

子供向けの教育番組で、雑巾の絞り方というのをやっていた。

その昔、自分が幼稚園か小学校で教わったのとまったく同じやり方で、
時代が流れても雑巾の絞り方は永久不変なのだと思い至った次第だ。

今も昔も変わらず、雑巾を絞る時は、
バットを握るのと同じように持つように教えられる。
しかもそれを、内側にねじって絞れと言うのだ。

確かにそれでも雑巾は絞れる。

だがワタクシは、もっと効率のよい絞り方を知っている。

バットではなく、鉄棒を握るように雑巾を持ち、左右で逆方向にねじるのだ。
前者のやり方より効率よく絞れると自負している。

個人的には、前者の方法をとると、
「だっちゅ~の」みたいになるのが耐えられない。
そろそろ「だっちゅ~の」が分からない人もいるんだろうな。

おそらく教える側は、たかだか雑巾を絞るだけのことに、
そこまで効率を求めてはいないだろうし、疑問も持っていないだろう。

慣例としてずっと受け継がれてきたから、
例えもっといい方法があっても、なんとなくそれでいいや、となる。

実は世の中、そういう事が溢れているような気がする。
その過程はどうあれ、結果として雑巾が絞れていればいい、そういう風潮。

生活保護とか最低賃金とか年金とか。
いやいやいや、そういう方向に持っていきたいんじゃないからさ。

サバを養殖しようってことで、
その養殖サバの餌に天然のサバの幼魚を与える、とかさ。

ラララぞうきん
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にゃんこの手

子ども包丁

娘のクリスマスプレゼント用に製作していた子供包丁が完成。
ちゃんと24日に完成にこぎ着けましたよ。

当初はヘンケルスっぽい風貌を考えていたが、
どうしてもあのハンドルデザインに有用性を見いだせず、
結局はブリサボニータ風に落ち着いた次第だ。

以前も書いたが、鋼材にクロモ7を使用している。
カミソリ刃用に開発された鋼材らしいが、
加工、切削性もよく、今一番気に入っている材だ。

刃付けはほとんどしておらず(軽くバリ取り程度に研いだだけ)、
スパスパ切れるというよりは、重みでドスンと切る感じだ。
子供の成長に伴って、刃付けをしていくつもり。

今回の製作を通しての発見は、
マダガスカル・ローズウッドが想像以上に美しい材であるということ。
深いワイン色は、まさに「ローズ」ウッドだ。
今後愛用する材になるだろう。

あと、やっぱりインレイが楽しいということ。
白蝶貝で足跡を入れたのだが、ハンドル材とのコントラストが素晴らしい。
コレに真鍮の黄銅色という組み合わせは、琴線に触れるものがある。

刃物も6本目ということで、上達が目に見えてわかり、
充実した製作でありましたとさ。

試しに上の娘にキュウリとトマトを切らせてみた。
右手に包丁を持ち、左手は「にゃんこの手」と教えた。

娘は「にゃんこの手」と繰り返し呟きながら、野菜を切っていた。

萌えとはこういうことだと思う。
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聖夜の話

先日、風呂で屁をこいた。

いや、もっと他に聖夜にふさわしい話もあろうというものだが、聞いて欲しい。

先日、風呂で屁をこいたのだ。
正確には、イスに座って頭を洗っている最中、屁をこいた。

風呂イス

実にスムーズに出たので、初めはなんとも思わなかった。
しかしよくよく考えてみると、あんなプラスチックのまるっとしたイスに尻が密着した状態で、よくもスムーズに屁が出るものだ。
そこでふと思い当たったのだ。

そうか、この穴は屁をスムーズにこくためにあったのか。

これまであの風呂イスの穴は、
「他人の肛門と間接キスしないため」
という説が最有力であったのだが、
ここにきて定説を覆す事実が判明してしまったのだ。


水ハケ?
オマエ友達いないだろ。
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最近作った物

見物客が出るほどのクリスマス・イルミネーションを自宅に施す人がいるが、老婆心ながら心配になってしまう。
毎年、去年よりハデにしなきゃいけないっていう強迫観念に駆られてしまいそうで、ワタクシにはとても真似できそうにない。

製作物

最近作ったもの。

解剖模型のベースがプラスチック丸出しだったので、木製ベースを製作。
大したもんでもない。

会社のレザークラフトをやっている人に依頼された、コバ磨き。
余ってたサペリ・マホガニーとパドックで製作。
旋盤回すだけなので、大したもんでもない。

革包丁の依頼も入っているが、まだ着手していない。

旋盤回しながら気付いた。
レザークラフトの道具を色々作ってきたが、
自分用に作ったものが一つもない、ということ。

革包丁は3本作ったが、全て誰かに依頼されたもので、
自分は市販の安物の革裁ちを使っている。
コバ磨きだってついでに自分用にもう1本作ればいいのに、
なんとなく依頼された物だけで終わる。

結局、今所持している市販の道具だけで満足しているからなのだが、
レザークラフトの道具と弦楽器の道具には魅力の感じ方に差がある。

つまるところ、自分の中でのレザークラフトの優先順位というのが他のそれより明らかに低いのだというのは自覚できている。
できているが、波が来ると無性に革工作したくなるのも自覚している。
くしゃっとした革で、クロエっぽいカバンとか作ってみたい。
ミドルの財布もリベンジしたいし、ギターのストラップも作りたい。
(そもそも革を始めたキッカケは、ギターストラップが欲しかったからだ)

けれど、革包丁は市販のものでいいと思う。
コバ磨きも市販のものでいいと思う。

小麦粉から作る本格的なスパイス・カレーじゃなくて、
市販のルーを用いていかにおいしいカレーを作るか、に似ている。

似てるったら似てるの。
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ウフフ店主

先週末は実は鳥取・島根へ旅行に行っていた。
松葉ガニ解禁と、じじばばの水木しげるブームに応える為だ。

境港、水木しげるロード、松江城、出雲大社、足立美術館と、
1泊2日で定番どころを制覇したわけだが、
足立美術館にはもう行くことはないだろう。

水木しげるロードは2回目だが、「ゲゲゲ」ブームになってからは初めてだ。
やはり人の数がすごい。アトラクションも増えていた。
そして、普通に鬼太郎やねずみ男が歩いていた。
娘は鬼太郎に抱っこされてテンション上がっていた。

ここには「妖怪ショップゲゲゲ」という店があり、妖怪グッズを販売している。
実はこの店が、知る人ぞ知る有名店なのだ。
目玉は全てハンドメイドのフルスクラッチで製作された妖怪フィギュア。
ものすごくよく出来ていて、思わず1つ購入。
「ぬりかべ」か「ねずみ男」か迷った。すごく迷った。

ぬりかべ

結局ぬりかべ。見よこの安定感と安心感。

まあ商品もさることながら、この店の名物はやはり店主だ。
聞いてもいないのにアレコレ話しかけてくる。

妖怪ショップ店主

白髪の気難しそうな外見とは違い、よく喋る。
話好きなのはわかるが、どことなくイントネーションに違和感がある。
店主の話が「福山雅治さんなんかもお忍びでよく来る」という話になったとき、その違和感は全て霧散していった。

店主、オネエだ。

「福山さんも来てくれてねぇ」とウフフフと笑う口元に手の甲を。
典型的なオネエだ。うむ。福山雅治、ここでも大人気。
デラックスやマングローブよりオネエらしいオネエだ。

ちなみにレジにいたのは奥さんだ。

機会があればぜひ。
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メロメルにメロメロ

この記事は・・・クラフトじゃあねぇなぁ。

自家製ビールはずっと作り続けているのだが、
今回初めて「ミード」という酒を作ってみた。
ミードがどんな酒か、簡単に言えば「はちみつ酒」である。

完成して飲んでみたらかなり旨かったので、レシピを載せる。

ミード(メロメル)

-----ミードの作り方---------------------

材料 1:3の蜂蜜と水 
   (4L仕込みなら蜂蜜1000gと水3L)

これをイーストで発酵させれば、「ドライミード」になる。
(ほっときゃ天然の酵母でも勝手に発酵するらしい)

が、これでは味気ないので、好きなフレーバーを加える。
簡単なのは、ドライフルーツやジャムを加える「メロメル」。

うちで作ったミード(メロメル)のレシピは以下。

① 梅酒用の瓶(4L)に水を4L入れて、水面の位置をマークしておく。
② いったん瓶を空にし、100%オレンジジュースを1L入れる。
③ 片手鍋に蜂蜜1000gと適量の水を入れ、中火にかける。
④ 沸騰させなくてもよく、蜂蜜が温まり、水と馴染めばOK。
⑤ ④を瓶に移し、マークした4L位置まで水を追加する。
⑥ ゆず2個の皮を剥き、手でちぎる。実も手で潰す。
  さっきの片手鍋で、ジャムを作る要領でそのゆずを砂糖で煮る。
⑦ ゆずジャムもどきを瓶に入れ、イーストを5~6gふりかける。
  (今回はラガーイースト使用)
⑧ 瓶にラップでフタをし、竹串のようなものでプスプス穴をあける。
  その上からキッチンペーパーでフタをして発酵させる。
⑨ 一週間ほど発酵させて完成。

ここからさらに容器を変えて2週間ほど熟成させるとより旨いらしい。
ワタクシは試しにコーラのペットボトル(耐圧ね)に、
プライミングシュガーを3g入れて二次発酵させてみた。
炭酸飲料にするとまたものすごく旨い。
ピシッと冷やして飲むと最高だ。
次はりんごで作ってみようと思う。
ぜひお試しあれ。

ちなみに上記レシピそのままだと酒税法にひっかかるが、
苦情は受け付けないよハゲ。
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ラフマニノフ

作業机の横に、小さな水槽を置いている。
最近はメダカの透明標本を製作するにあたり、
そのためだけに命を奪う罪悪感を少しでも緩和しようと、
25匹買ってきて、20匹標本にし、5匹だけ水槽で飼っていた。

先日、5匹とも死んでしまった。

ああ。

シマドジョウが2匹いるだけの寂しい水槽になってしまったので、
新しく何か泳がせようと、ペットショップで物色した。

そこで気になったのが、「オヤニラミ」。
3.5cmくらいの、小さな小さなオヤニラミが売られていた。
一匹しかいないので、選択の余地などない。
¥780。悪くない。
表情がある魚として有名だが、
金魚より表情のある魚を飼ったことがないので、興味があったのだ。

シマドジョウ
シマドジョウ
オヤニラミ1
小さなオヤニラミ
オヤニラミ2
その名の通り、睨んでくる


実際になかなか味のある動きをする。
水槽に入れ立ての時は、警戒色を発しながら、辺りを物色する。
ゆっくり泳ぎ、たまにこちらをじっと見る。
「オヤニラミ」とはまたなんとも言えない名前を付けられたものだが、
その名のせいで、ただ見ているだけでも「睨みやがって」とか言われて、
不遇の時を過ごしたことだろう。

今までは魚には特に名前をつけたりはしなかったが、
ここまで表情のある魚だと、つい名前で呼びたくなってしまう。
ワタクシはペットには和名をつけるのが常だ。
「以蔵」(いぞう)とか似合う気がする。
でも、ここは思い切って和名を付けないことにした。
理由は特にない。

命名 : ラフマニノフ

うん、普通のブログっぽくてよろしい。
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松島って季語?

俳句と川柳の違いってなんだよ、というのがたまに話題に上る。

俳句ってのは「季語」や「切れ」等の決まり事が多く、
川柳ってのはそういう煩わしい決まり事を排除して、
5・7・5だったら何でもいいと簡略化したものだ。

囲碁で言うところの五目並べみたいなものだろう。

俳句と川柳どっちが先かというと、やっぱり俳句が先なんだろう。
で、当時の「イマドキの若いモン」が、
「チョリッスー、オレも俳句やりたいんスけど、難しくてw」
とか言って、何回教えても「季語」とか「切れ」とか理解できなくて、
「もういいよ、音が5・7・5になってたらそれでよしとする」
ってなって、
「でもそれは俳句じゃないからな。決して俳句じゃないからな」
ってなったのが川柳の誕生だと思うんだ。

調べないよ、ホントのところは。


俳句ってのは芸術とかに昇華してほしくはないと思う。
季語や季節感を無視してもいいっていう「無季派」とかいるらしい。
そしてそれこそが旧来の俳句を打ち壊す新しい俳句だと主張しているという。
そういうことじゃないとは思う。

個人的ではあるが、俳句の醍醐味、魅力は、

即興の妙

ではないか?

音を5・7・5にまとめ、季語を取り入れ、切れというルールも守り、
情緒たっぷりの句を、その場の思いつきで瞬時に作るのだ。
そういう瞬間のひらめきの中で、
季語がセンス溢れるものだったりすると、もうたまらない。

ねづっちの瞬間的な「整いました~」に通じるものがある。

前もってじっくり考えて用意してきた俳句や謎かけに魅力などないだろう。

芭蕉


元祖、何の話でしたっけ的記事だな。
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絞り出す夜想曲

最近テレビでマラドーナを見ると、
どうしても名前が卑猥に感じてダメになってしまった。

あの顔で、マラドーナって、それ。

最近それと同じ感覚に陥ったのが、

マンホール

実に卑猥である。
である、とか言われても、まあ、困るでしょうけども。

自分的にはちょっと面白かったので、他にないか考えてみたが、

女子アナ

しか思いつかなかった。

もうちょっと頑張って考えてようやく絞り出したのは、

ドビュッシー

だった。

しばらく考えて、
「ああ、俺はこの数分、随分と充実していた」
と我に返った次第だ。

非常に密度の濃い数分であったと思うのだ。
思うのだ、とか言われても、まあ、困るでしょうけども。

ドビュッシー
話は変わるが、ドビュッシーはズラだよね?

ナーニーオーチー。
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X-FILEは好きだった

X-FILE

書店で平積みされた水嶋ヒロと酒井法子の本を手に取り、
どっちを先に読もうか真剣に悩んでいる人。

そういう人が確実に存在するのだという事実。

書店で手に取ることすらためらわれる本だ。

似たような感覚を「24」で感じたことがある。
米ドラマの「24」ね。

本編はどうやら今も続いているらしいが、
当初のテンションのまま見続けている人はいるのだろうか。

おそらく、そういう人も存在するのだろう。

レンタルショップでパッケージ裏を確認することすら(ry

こういう人は好きな映画遍歴が、
「ハリーポッター」→「パイレーツオブカリビアン」→「アバター」だろう。

そういう人が存在するということを受け入れる、そんな31の成長。

水嶋ヒロ、ノリピーの本も、24もアバターも見たことがない。
それって将来的にステータスになりませんか?
なりませんね。
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情報のベクトル

停止線でちゃんと止まることすらできないやつは信用しない。


例えばアコースティックギターを作る場合。
トップ材は何にして、サイドとバック材は何に等々、
いろいろとこだわるのは楽しいものだ。

しかしこれがプロなら話は違う。
その名が広く売れれば売れる程、
トップ材はジャーマン・スプルースでなければならない。
安いからってシトカ・スプルースを使いたくても、
価格以外のそれ相応の理由が必要になってくるだろう。

素材による音質の違いから、木質、加工性、
そういった情報を網羅・把握し、商品に反映しなければならない。

アマチュア制作家の強みはここに現れる。
トップ材にパドックを使ったって誰も何も言わない。
いちいち理由が必要ない。
つまりそれは誰かのニーズに答える必要がないということだ。

自分にとって必要な情報は、音質の違い、木質、加工性等ではない。
ジャーマン・スプルースが一番いいと言われたって、「一番」の基準が違う。
必要な情報のベクトルが違う。

例えばハカランダ。
指板やヘッドプレート材として高級だというのは有名だが、
果たして「ではハカランダの花はどんな花か」と問われて答えられる製作家が何人いるだろう。

日本の藤を思わせる、それはそれはきれいな花なのだが、
弦楽器製作に関係がないっちゃあ関係ないかもしれない。
しかし、そういう情報のほうが、自分には必要であると思っている。
音質とか木質より、大事な情報だ。


あ、今のハカランダの件、雑誌の取材が来たら使おう。うん。

ハカランダの花

頑張ってHP更新したんだ。
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きっかけの小工程

元気か?ヅラボクサー。

ハミングバード

物作りをやっている人は数多くいるが、
その目的はそれこそ十人十色ではなかろうか。

ワタクシの場合は、
小工程に惹かれる作業があると、ついつい手を出してしまう。

ギター製作は、木材の加工とかどうでもよくて、
ただシェルインレイをやってみたかったから始めた。

刃物製作は、鋼の特製とかどうでもよくて、
ただ様々な素材でハンドルを加工してみたかったから始めた。

今度陶芸を始めるつもりだが、土をこねるのなんてどうでもよくて、
ただ釉薬ってのを色々とアレしてコレしてみたいだけだ。

結果として、弦楽器や刃物の製作はその工程のほとんどが楽しかった。
おそらくこの二つは長く続ける趣味となろう。

ちなみに今やってみたい小工程は、
ギブソン・ハミングバードのピックガードだ。
楽しそうじゃないか、あの作業。

理想は、一年のうち半分を弦楽器の製作に費やし、
残りの6ヶ月は、1月ずつ別々の物作りをしたい。

1月 陶芸
2月 刃物製作
3月 化学系製作
4月 未定
5月 未定
6月 未定
7月~12月 弦楽器製作

というわけで、4,5,6月に作る物募集。
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ウクレレ完成

完成

全音のウクレレキットがようやく完成。
嫁の誕生日(12/16)には間に合ったが、
最後は駆け足で完成させたので、完全に納得のいく完成ではない。
ナットとサドルはもっと丁寧に作って然るべきものだろう。
1弦側に多少ビビリがあるが、調整で直るだろう。
鳴らしてみた感じ、暖かくよく響く仕上がりだ。

しかし、このウクレレの製作を始めたのが4月29日だと?
脇道逸れまくって半年以上かかってる。
まあ、性格だ、しょうがない。

HPの方はぼちぼち更新していく予定。

感想としては、やっぱりハコモノは作るのが面白い。
木工というよりも、やはり弦楽器を作っている感を満喫できる。
こうなってくると、いよいよセミアコを作りたい。
ハコモノとソリッドのいいとこ取りだろう。
制作者側からの視点で見て、というのがまたオツだ。

来年は本気でES-335作る。

でもとりあえず陶芸する。
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タレコミ

体操・田中理恵のインクジェットみたいな笑顔がダメだ。
逆に、スケート・村上佳菜子の笑顔は、嘘っぽいが好きだ。
嘘っぽさが嘘っぽくないくていい。
ええ。

リード

今住んでいるハイツの一軒がシーズーを飼っているのだが、
この飼い主は散歩の際、犬にリードを付けない。

「おほほ、うちのワンちゃんはリードなんてなくても散歩できますのよ」
飼い主のそんな余裕が感じられる。
確かに走り回ったりいなくなったりはしないようだが。

この前、ワタクシが仕事から帰ってくるのと、この犬の散歩が重なった。

車で駐車場に入ってくると、犬が走り寄ってきた。
徐行速度だったのですぐに停止したのだが、
犬は後ろ足で立ち、前足を車のドアにかけて目を輝かせている。

飼い主はというと、ちょっと離れたところから犬の名前を呼んでいる。
・・・が、犬はワタクシの車を離れない。
飼い主はまだ名前を呼び続けている。
犬は車から離れない。
飼い主は・・・ああ、もう。

ワタクシが車を降りると、犬が飛びついてきた。
「遊ぼう!!遊ぼう!!ねぇねぇ!遊ぼうよ!!」と言っている。
やっと飼い主がこちらに近づいてきて、犬を抱き上げた。

飼い主「犬飼ってるんですか?」
ワタクシ「え、えぇ・・・」
飼い主「やっぱり。それで匂いにつられたのね」
そして散歩に出発する飼い主と犬。
取り残されるワタクシと車。

いや、まず謝ろうよ!?
やっぱり。じゃなくて、ちゃんと謝ろうよ!?


これを二日続けてやられたのだ。
この状況でもおそらく車で轢いたら車のほうが悪いんだろう。
たまったものではない。

そしたらこないだ、ポストにチラシが入ってた。
ハイツの管理会社からだ。

「ペットを飼うにあたり、最低限のマナーを守りましょう。
 例:散歩の際は必ずリードを付ける」

・・・誰かタレコミやがったな。
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気分はモンゴル

ラーメン評論家の一言一言がメンドクサイ。


嫁の誕生日が近い。
今年は現在製作中のウクレレをプレゼントにして懐の消費を抑える作戦だが、果たして間に合うのかどうかが怪しい。

そんな嫁が、
「誕生日に馬に乗りたい」
と言い出した。

と、いうわけで、牟礼の方にある乗馬場に行って来た。

上の娘が自分も乗ると大泣きしたが、
おっちゃんに支えられて馬の背中に乗り、
そこで写真を撮ったら満足したようだ。

嫁は人生初の乗馬らしいが、
ワタクシ自身は3度ほど馬に乗ったことがある。

もちろんド初心者なのは自覚しているが、
ああいう場所では自由に乗れないのがツマラナイ。

おっちゃん同伴で、ポクポクと歩いてまわるだけだ。
慣れてきたら、ちょっと駆け足とかやってみたいじゃないか。
気分はモンゴルだ。
それで落ちて怪我したって文句言わないからさぁ。
ま、この場合は、乗ってる人間よりも馬のダメージを心配しているんだろうな。

しかし、「誕生日に馬に乗りたい」とは。
我が嫁ながら、なかなかいいセンスじゃないか?

毎年誕生日ごとに、人生における初体験をする。
悪くないだろう。

気分はモンゴル

一言一言がメンドクサイのは何もラーメンに限った話ではないが。
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「ふむ」

「美しいボディラインを作る」が、
「美しいボブディランを作る」に見えましたよ。

見えましたよっと。


晩秋、冬ともなると空気も乾燥し、静電気が発生しやすくなる。
風呂入ろうと服を脱ぐと、シャンパンのようにパチパチはじける。

静電気を異様に怖がる、嫌う人がいるが、理解できない。
チクっとするだけじゃん。何をそんなに恐れるのか。

部屋や車のドアノブにビクビクしながら・・・ちょん!とか触る。
ガッと触ろうがちょんと触ろうが、静電気が溜まっていればパチッとなる。
個人的には静電気ごときパチッとなろうが、「ふむ」って感じだ。

静電気対策グッズとかたくさん販売されているが、
どんなやつが買うんだよと思っていた。
そうしたら、毎年けっこう売れているというじゃないか。

電子機械とガソリンスタンドは静電気ダメなのはわかるが、
一般人、そんなに静電気がダメなのか?

なんか自分がただ鈍感なだけみたいに感じてきたじゃないか。
「静電気に強い」って、ステータスのはずなのに、
「痛みに鈍感」ってなると、なんだかニブイ人みたいじゃないか。

ほんとにおれがニブイだけなの?え?うそ、まじで?
静電気


美しいボブディランなんて謙虚なエビ蔵みたいなもんだ。
ここでまさかのエビ蔵登場。
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コンプリート

三大「道路に落ちている不思議な物」を挙げれば、

・軍手(片方)
・靴(片方)
・ホイールキャップ

ではなかろうか。異論は認める。

このうち軍手と靴は、まさに道路に落ちる瞬間を目撃したことがある。
軍手なんて3回は目撃している。
大型トラックやローリーのオイルキャップに被せてるのが落ちるのだ。

靴は、なぜかトランクの上に置かれたスニーカーをそのままに発進し、
バラバラに一足ずつ道路に落ちていく様子を目撃した。

そして先日。
ついにホイールキャップが道路に落ちる瞬間を目撃したのだ。
制覇だ。コンプリートだ。ふふ。

前方を走るムーヴ。時速は50キロくらいだったか。

いきなり、クワンッという音がしたかと思うと、
銀色の物体がコインをはじいたように縦回転しながら宙に舞った。
それは回転しながら歩道の縁石に当たり、再びクワンッと音をたてた。
直後、その真横を通過するワタクシ。
ホイールキャップだった。スローモーションだった。
実際はクワンックワンッだったのだろう。

運転手(若いおねーちゃん)は気付かず(?)走り続けている。
(教えるべきか?)一瞬悩む。
(どうやって教える?)
パッシングしたりクラクションならしても煽ってるDQNにしか見えない。
信号待ちで横に並んで窓開けたりしてもただのDQNだ。
だいたい一車線の道路ではどうしようもない。
下手したら警察呼ばれるかもしれない。
・・と、5秒くらいで結論して諦めた。

ホイルキャップ


どうでもいい話でどれだけだらだらできるかは、
引き続き来年も研究していく次第だ。
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やだね

嫌いな言葉は「ギブアンドテイク」の四猫庵です、こんばんは。

冬です

「○○してあげるから、△△してよ」
とか言われると、極力断る。

「△△してくれない?」
って率直に言われるほうがずっと気持ちいい。

なんだ?おれはあれか?
交換条件出さないと頼みを聞かないタイプに見えるのか?

ヘラヘラと足下見られてる感じがして、
それがどんなに魅力的な交換条件だとしても気分が悪い。

逆に、
「前に△△してくれたから○○あげる」
なら、「やあ、わざわざありがとう」と、気持ちよく受け取れる。

ギブとテイクが逆なのだ。

ギブしてやるからテイクしろ、ではなく、
ギブしてくれたからテイクする、が正解・・・?

ん?
よくわからなくなってきたし、そこそこどうでもいいのでやめ。
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御利益などない

もしも自分が弦楽器や細々した物作りに興味が無かったとしたら、
きっとトライクとか自作していると思う。

お遍路さん

以前にもチラっと書いたが、四国の文化としてお遍路さんがある。
四国八十八カ所の寺を巡礼するというものだが、
やはり全てを歩きで踏破する歩き遍路は、見ていて応援したくなる。

ところが、だ。
今日目撃した歩き遍路はひどかった。
いつも通勤で、80番札所である「国分寺」前を通る。
その国分寺に到着したらしき歩き遍路がいた。
白い袈裟と、遍路のトレードマークの杖もちゃんと装備している。
しかし、コイツが歩きタバコなのだ。
しかも、寺の前にそのタバコをポイ捨てしやがった。

88番札所「大窪寺」の直前で骨折しろ、ハゲ。
門前で骨折しろ。
キサマには何の御利益もない。

まあ、自分は車で八十八カ所参りしててなんですが。
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ただのデレ

猫を飼ったことがない人の、犬好きブログを見た。
猫批判がすごかった。

猫は気ままだの、愛想がないだの、
飼ったことがないのにどうしてそこまで言えるのか。
むしろ、飼ったことがないから言えるのか。そかそか。

両方飼っている意見として、犬と猫なら断然猫が飼いやすい。
理由は、犬のほうがバカだから。

はい、全国のイヌスキーがキレたー。
盲導犬はいるけど盲動猫はいない、
警察犬はいるけど警察猫はいない。
まあね、そういう賢さを言ってるんじゃないよ。

エサは与えれば与えるだけ食べて、
ちゃんと覚えたと思っても、トイレはたまに粗相をしてしまう。
しっかりしつけないと他人に飛びつく、吠える、噛みつく。

個人的には、飼い主と犬の間に「主従関係」を築かなければならないのが煩わしい。

しっかりと主従関係を築き、
以後は犬にナメられないよう振る舞わなければならない。
しつけるべき項目は多く、そしてそれは半ば義務である。

猫なんて楽なもんだ。
元々キレイ好きなので、トイレも一撃で覚える。
トイレが汚れていると逆に文句を言われる始末だ。
他人に飛びかかったり噛みついたりもしない。

「わたしを愛でなさい」と寄ってくる。
忙しくてかまってやれないと、
「じゃあまた今度でいいわ」と去っていく。
気ままなのではなく、物わかりがいいのだ。

犬のように、
「遊ぼう!ねえ、遊ぼうよ!ほらほら、遊ぼう!ねえねえ!」
みたいなことはない。

例えるならば、猫は「嫁」で、犬は「子供」であると言える。

そんなワタクシはいま、ハスキー(♀)が飼いたくてたまらない。

ハスキー

ハスキーってきっとバカだろう。
そのバカさ加減が犬の最大の魅力じゃないか。
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秋々してたよ

「今年は秋が一瞬しかなかったw」
とか言ってるやつはドウカシテルと思う。
メディアがこぞってそんな感じの事を吹聴してたから、
深く考えもせず「秋は一瞬だった」と言っているようにしか思えない。

電化製品であったり、店舗設備であったり、
そういうものが随分と発達した現代日本である。

それなりに季節感を感じたいと思うならば、
自分から積極的に季節を満喫する努力をしなければならない。
そういう時代になったのではないか。

紅葉を見に行くなんてのはベタだが分かりやすい秋だ。
いつも食べているキノコだって、(松茸なんて食べなくても、だ)
今が旬だと意識して食べれば、いつもよりおいしい気がする。
スーパーではサンマが大々的に売り出され、
ビール類の棚には秋仕様の商品が並ぶ。
近くの学校では運動会に文化祭、修学旅行、
夜空にはちゃんとフォーマルハウトが輝いている。

季節を感じる術は体感温度だけではない。
気温の変動だけを見て秋が短いと結論するのは浅はかだ。

「今年は秋、一瞬だったw」って言いたいだけだろ、と。

一瞬じゃねーよ。ちゃんと秋々してたよ。

いや、他の県は知らねーよ。

フォーマルハウト


そういう意味で、釣りという趣味はけっこう有意義なんだと思う。
メバルのシーズンだ。
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エル・クラシコ

カンプ・ノウ
やっとこさこないだのクラシコを見た。
バルサ 5 ー 0 マドリー
という爆勝だったわけでビールがうまいわけだが、
見たか?1点目のシャビのトラップ。
マドリスタ元気出せよという具合だ。ははっ。

いやあ、しかしクラシコはいい。
個人的には世界一のダービーマッチだと思っている。

2006~2007シーズンのクラシコ、
忘れもしない3月11日、カンプ・ノウ(バルサのホームスタジアム)。
メッシがハットトリック決めたあの試合、実は現地で見たのだ。
カンプ・ノウ10万人の歓声と溜息といったら、形容しがたいものであった。
正にスペクタクルだ。あの雰囲気だけで飯3杯いける。

新婚旅行でクラシコ観戦もどうかと思うが、実はスペインで式を挙げたのだ。
その一環として結婚写真の撮影があり、現地の観光地を写真撮る為に回る。
ウェディングドレスとタキシード着たまま街中を移動するのだ。
もう漏れなく恥ずかしい。
信号待ちもウェディングドレス、横断歩道もタキシード。

バルセロナは観光客だらけで、色んな人に声をかけられる。
イタリア人はとにかく陽気にコングラッチュレイション!的な事を言う。
ドイツ人はニコニコしている。
イギリス人は「ふん・・・」みたいな感じ。
だが一番恥ずかしいのは、向こうで日本人に会う事だった。
「あ~、おめでとうございますぅ~」とか甘ったるく言われると、
本当に軽く死にたくなってしまう。

良かったのは、その撮影でカンプ・ノウに行ったことだ。
本来は撮影禁止らしいのだが、なんかカメラマンにコネがあったらしく、
なんとピッチに立っての撮影がOKに。
いざピッチに立つと、緊張とか興奮とかで白くなって、あんまり記憶がない。
多分ちょっと震えてたと思う。
翌日にクラシコを控えたピッチに立って写真撮影だぜ?
震えてもしょうがないだろ?

それからはワタクシ達が世話になった旅行代理店で、
「カンプ・ノウで写真を撮ろう」というオプションが誕生したらしい。


おう、今回はただの自慢話だ。
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メニメニマニー

どうしても禁煙できない人って、
顔見たら「ああ、やっぱり」って顔してるよね。
己に甘そうというか。
自分が禁煙成功したもんだから、好き勝手言いますよ。


ある店のレジに、

「ワオン、クレカ使えます」

と書いてあった。

スイカだイルカだ、様々なカード類で支払いができる時代だが、
自分はお財布ケータイの「Edy」しか使っていない。
ワオンは嫁が持ってるだけだし、Edyも使えないっぽいので、
特に深く考えず現金で支払いを済ませたわけだが、
よくよく考えてみると、

クレカってただのクレジットカードじゃねーか。

それっぽく書きやがって、ちくしょう。
後からうっすら苦笑いした次第だが、
嫌いじゃないぜ、そういう店。ふん。


ヒロシ違い

館ひろしも禁煙に苦しんでいるというが、
なんだいなんだい、たいしたことねぇな、館ひろしも。
上から目線ですよ、ええ。

自分が禁煙成功したもんだから、好き勝手言いますよ。
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物作りと実用性

物作りをしている人なら分かってくれると思うが、
やりたいことは多々あれど、
結局、自分の情熱だけではどうしようもなくて、
社会的体裁とかご近所付き合いとか家族の目とか、
自分以外の様々な事と折り合いを付けていかなきゃならない。

鯨の髭

最近作ろうかな、と思ったものに、ピザ窯とロースターある。
ピザ窯は、本気出せば多分5分でできるんだが、

実際使うのかという問題が残る。

ロースターは、コーヒー豆を煎るものだが、これも、

一回しか使わないんじゃないか、という疑問が残る。

だって普通のコーヒーメーカーすら埃かぶってるんだぜ。
インスタントばんざい。

物作りという括りをする以上、実用的な実用品でなければならない。
そういう自分ルールがある。
例えば象牙の彫刻であったり、鯨の髭のオブジェなんかは、
素材としては魅力的だが、実用品という括りには入らない。
芸術、アート方面には振れたくない。

せっかく作っても使わないものというのは、
結局はオブジェと変わらないんじゃないか。
「ただ作りたい」だけではいけない気がして踏み出せない。
じゃあ作ったギターを弾き倒すのかといえば、そうでもない。
そういう矛盾になんとか折り合いを付けて今に至る。

これだけ言い訳を連ねたのにはワケがある。
ま、それはまた追々書いていこうと思うが、
要は、どうも七輪で焼成できるぞ、というのを知ったのと、
会社にガラス細工専用のガスバーナーがあったぞ、という話。
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焼きサンマと大根おろし

なんでエビ蔵可哀想みたいな空気になってんだよ。


コンスタントにCDを買い続けている。
最近のお気に入りは、
アークティックモンキー、フラテリス、
ケイジャンダンスパーティ、マンドゥディアオ
という、ほぼUKな感じだが、ある傾向に気が付いた。

自分が学生時代、世間は第二次バンドブームで、
やっぱり自分もギターなんか始めたりしたわけだが、
周りにはビートルズ信者が多く、随分と薦められたものだ。
当時オアシスは聞いていたが、ビートルズには興味がなかった。
で、いざ聞いてみると、なんというか、何か足りない。
確かに悪くはない。ただ、全ての曲で、物足りないと思う。

しょうがないじゃん、そう思っちゃったんだから。
好みだよ、好み。

上記したケイジャンダンスパーティやマンドゥディアオは、
ビートルズに影響を受けているバンドだろう。
ただ、ビートルズを自分なりに昇華し、個性を出している。
そこがワタクシのツボに入ったわけだが、
ビートルズに感じた物足りなさ、そこを補ってくれているのだと思う。

ああ、この曲はもっとリズミカルなギターリフのほうがカッコイイのに、
もっとテクニカルに演奏できないのかよジョン、とか、
ビートルズに感じた不満を全て解消してくれているのだ。

上記バンドも、ビートルズにワタクシと同じ物足りなさを感じていたのだろう。

卵焼きには醤油かマヨネーズか、みたいな話っぽいが、
どちらかというと、
焼き肉のサンチュとか、サンマの塩焼きの大根おろしとか、
そういう方向に向かうと思う。

サンマ

ボンボンがちょっと調子乗っちゃっただけだろう?
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サラッと蒸着

結局、木村カエラがダメなのではなく、
木村カエラのマネをする女子大生とかがダメなんだと結論。


古本屋で、「天体望遠鏡の作り方」という本を手に入れた。
以前から望遠鏡と顕微鏡の自作に興味があった為だが、
「本書は、アマチュアが日曜大工程度の技術で天体望遠鏡を自作する為の入門書で、小学生から大人までの読者を対象にしています」
という初心者ウェルカムなコピーに惹かれたわけだ。

本文は反射凹面鏡の自作からスタートする。
レンズ(鏡)は既製品を買おうと思っていたのだが、
日曜大工程度でレンズを作れるのなら、ぜひやってみたいじゃないか。

カーボランダム、アランダム、酸化セリウム、アスファルト。
必要物品だが、大人はまだしも小学生には敷居が高い気はする。

で、アレコレ頑張って必要な物品を全て揃えることができても、
読み進めるうちに、どうしても越えられない工程があることに気が付いた。

以下、原文ママ。

「以上、主鏡・斜鏡が揃ったら、アルミ蒸着メッキをして完成です。」

ものすごくサラッと書いてるから見過ごしそうだったが、
どこの小学生がアルミ蒸着メッキできるんだよハゲ。
どこの誰が日曜大工でアルミ蒸着メッキやってんだよカス。

業者に依頼するったって、ナイフの熱処理とはワケが違う。

よもや自分でできるのかと、しばらく調べてみた。
どうもアルミ蒸着は、真空引いて600℃でアルミが昇華するらしい。
原理が分かればなんとか自作できそうな気がしてきたぞ。

やらないけどね、メンドクサイから。

レンズは買うよ、ハゲ。

結局、小学生から大人までが対象と言いながら、
そのほとんどの夢を打ち砕く本であった。南無。

望遠鏡


北大路魯山人がメンドクサイんじゃなくて、
魯山人ぶる人がウットーシイのと同じだ、カエラー。
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Author:四猫庵
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「カカンキンコン コンキンカカン」

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