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弦楽器を製作しているはずです。 

訓訓

おい、やめろ、ウィリアム王子を後から撮るんじゃない。


ワタクシの本名は、自分で言うのも何だが、そこそこ珍しい。
「初めまして」の相手に、一発でちゃんと読んでもらえたことは、数えるほどしかない。

ただ、遠北(あちきた)、日外(あぐい)、雲母(きらら)のような、本気の難読苗字ではなく、ごくごく簡単な、よくある漢字二文字の組み合わせだ。

だからこそ間違われる、と言ってもいいか。

例外を除いて、苗字ってのは漢字二文字なら、読みは「訓訓」か「音音」だ。
それさえ知っていれば、確率的には単純に1/2だと思うのだが、
どういうわけか、みんな好き勝手に読んでくれる。

ワタクシの苗字は「訓訓」であるが、「音訓」で読んだり、「訓音」で読んだり。
例えれば、「上田」(うえた)を、「かみた」と読んだり、「うえでん」と読むような間違い方をされるのだ。

間違われやすい苗字の人なら分かってくれると思うが、
そうやって間違われて呼ばれても、それに慣れちゃってるもんだから、
特に訂正もせず、「は~い」なんて返事したりするんだよ。

名前なんてそんなもんだよね。個体が識別できればいいんだ。

それでも後から間違ってたことがわかって、キレられたりすることもあるから、なんとなくやりきれない。

(間違われたのは私ですけど、なぜアナタがキレてらっしゃる?)
というセリフは常に飲み込んでいる。

結局、上田のような場合、「うえた」なのか「うえだ」なのか、そこんとこをハッキリ統一してほしい、というのが今のワタクシの見解である。

ふと気になって、苗字検索サイトで検索してみたら、
ワタクシと同じ苗字は、全国で263世帯あるらしい。

そんなワタクシがあこがれた苗字は、「柊」です。

柊
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Don't Let Me Go.

「年上だと威張る人は、それ以外に威張る事が無い人」

まさにそういう人がいて、そういう威張られ方をした。
やれやれだが、実際に自分が被害を被ると、そうそう素直に割り切れるもんでもない。ハラタツ。


「あなたがどうして転んだのかには興味がありません。
ですがそこからどのようにして立ち上がるのかは関心があります」

実際に面と向かってそんなこと言われたら、殴ってしまいそうだ。
割と本気で殴ってしまいそうだ。
あと、どちらかと言うと、自分は転んだ理由の方が気になる。


映画監督の特徴とか、期待の若手俳優とか、そういうのどうでもいいから、
「ジョーズが公開された年、海水浴客が2割減少した」
とか、そういう情報もっとないのかよハゲ。

かしこ。

かしこ
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夏が来るので

悩んでいる。
夏が来るので悩んでいる。

凧を作ろうか、蝶の標本を作ろうか、真空管アンプを作ろうか、
悩んでいる。

財布の都合で、全部やるわけにもいかない。
悩んでいると言うものの、心はほぼ決まっていたりする。


や、気付いてはいるのですよ。
「作った」ではなくて、「作りたい」という記事が大半である、と。

そんなんじゃブログの意味が無いんじゃないかと思うかもしれないが、元々ワタクシはブログに意味なんぞ求めていない。
ふんだ。

嘘です。反省しています。多分凧作る。
凧は冬じゃなくて、春や夏にこそ上げるべき。
標本や真空管アンプは秋の夜長に、って感じじゃん。

かしこ。

夏が来る
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コーネルの箱

日本で驚異の部屋を調べていて先ずぶつかるのは、
アラマタヒロシという人であろう、ということを書いた。

で、アラマタの次にぶつかるのは、
おそらくジョゼフ・コーネルではなかろうか、と思う。
なので、コーネルのことを少し。

コーネルの箱

コーネルは、アメリカの芸術家である。
彼の作品は、「箱」である。

箱という限られた空間の中に、
自然物、人工物関係なく、細々とコラージュのようにディスプレイする、というのが彼の作風だ。

ただ、この箱をして現代版ヴンダーカンマーだと定義する風潮があるのが気に入らない。

15世紀の貴族が始めた「驚異の部屋」。
絢爛豪華な贅の極みのような趣味を現代に再現しようとすれば、
ごく限られた小さな箱の中に封じ込めてしまうのが道理である、というのだ。

ヴンダーカンマーとはそういうことではない。

このコーネルの作品を、驚異の部屋のコレクションの1つとして所蔵するのならわかるが、この作品そのものが驚異の部屋である、というのはどうしても納得がいかない。

こんな自己満足の箱1つで驚異の部屋を語れるものか、と。
一芸術家の一作品一品で驚異の部屋とは失笑だ。

芸術品(という言葉も定義も好きではないが)というものは、これは芸術、アート作品である、と謳った時点で、それはもう驚異の部屋のほんの一部でしかない、と言っているのと同意なのだと気付かなければならない。


や、こういう作品自体は実は好きなのだ。
きっちり区画された箱に整然と並ぶ小物とか、琴線に触れるものがある。

ただ、それ単体で驚異の部屋と言うのには語弊がある、というだけだ。

や、コーネルの作品が欲しいかと言われたら、まあ、その、なんだ、
まぁ、くれるんならもらうけど・・・くらいだ。

ぶっちゃけ~。
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たった18種類

会社の排水側溝に、ウナギの稚魚がいた。
うん、なんか、いた。
5cmくらいのがウネウネ泳いでた。

ウナギの生態なんぞ詳細は知らないが、
川から遡上してきたか、海から遡上してきたかのどっちかだ。
うん。

側溝に網やらビンやら持った従業員が群がっている。

出入りの業者から見れば、
すごく頑張って排水の検査をしているように見えただろう。

実態は、きゃっきゃ言いながらウナギ捕りだ。勤務時間内だぞ。
ウチの会社のこういうヌルさは誇れる部分だ。
うん。

数人で分配したため、ワタクシの取り分は6匹だった。
どうしようか、と悩む。
透明標本にしたい、というのが本音ではあるが、
未だに身勝手に命を奪うことに抵抗がある。

結論。

5匹飼って、1匹は犠牲になってもらった。
とりあえずホルマリンに浸けたが、
透明標本にするかどうかはまだ思案中だ。

ウナギの稚魚

これがもっと大量に、たとえば50匹とか捕れたとしよう。
そうしたら、きっと30匹くらいは透明標本用にホルマリン浸けにしただろう。
「命を奪うのに良心の呵責が」とかブログに書きながら、30匹くらいはホルマリンに浸けただろう。

1人殺せば殺人犯だが、100人殺せば英雄。

数が殺人を正当化する、チャップリンのそんな言葉を思い出した。


それすらも言い訳か。
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ビールとベンツの共通点

現在市販されているビールは3種類ある。
「ビール」と「発泡酒」といわゆる「第3のビール」だ。

自家製ビールが切れた時に、第3のビールであるサントリーの金麦を買う。
第3とは思えないほど「ビールっぽい」からであるが、
こうなってくると、「発泡酒」を買う人がわからない。

スッカスカのドライなビールが好きな人はもう論外なので省くとして、
前述のように第3と発泡酒の味の差はほとんど無い。
それでも高い金出して発泡酒を買う理由は何なのか。
発泡酒を愛飲している同僚に聞いてみた。

「いやぁ、ビールは高くてキツイから、せめて発泡酒くらいはね」

という回答だった。
本音はビールが飲みたいが、価格が高いから発泡酒にしている。
「価格が高いものほどおいしい」と思いこんでいるフシが垣間見える。

味とはアナログなもので、価格と好みの味というのは比例しない。
高い=ウマイは稚拙な思い込みであると自覚しなければならない。

似たような感覚が、ベンツを買った人にも当てはまる。

・Aクラス 「高い金出さなくてもベンツは買える。私が一番買い物上手」
・Bクラス 「Aクラスなんてベンツじゃない。私が一番買い物上手」
・Cクラス 「高すぎるのは損。でも安すぎるのも嫌。私が一番買い物上手」
・Eクラス 「ベンツといえば一番売れてるEでしょ。私が一番買い物上手」
・Sクラス 「え?ベンツってS以外にもあるんですかwですかww」


うん、金額でベンツ買う人の悪口言いたかっただけ。

ベンツ
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FireBird 指板完成

またここ最近、クラフト関係の記事を書いてないことに気付く。

忙しかった日々は終わりましたよ。
FireBirdは指板の製作完了、ボディの加工に突入。
あ、HP更新しておりますよ。

FireBird 指板

インレイは楽しいなぁ。
もう一生インレイでもいいよ。
五十を過ぎて、嫁を犠牲にインレイだよ、とか。
今際の際に「俺の人生インレイだったなぁ」って逝きたい。

ねぇ。

FireBirdの細かい形状を知っている人ならわかると思うが、
ウイング部分のテーパーをどうしよう、というのが現在の課題だ。

後先の問題。
POTや配線のキャビティ掘った後でテーパー加工するのか、
先にテーパー加工してからキャビティ掘るのか。

ギブソンにお勤めの方、情報をお待ちしております。
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ただ上から下へ

春になったので白状するが、スノースポーツが苦手だ。
雪は、暖かい部屋で、しんとした空気の中ぼんやりと眺めたいと思う。

スキーやスノボなど、もちろん好きでやっている人がいるのは知っているし、それを非生産的だからやめろって言いたいわけでもない。

決定的にスノースポーツが嫌いになったのは、高校の修学旅行のせいだ。

事前に、修学旅行でどこに行きたいか、というアンケートがあった。
3択で、「東京観光」「長野でスキ-」「北海道観光」というもの。

そう、これでなぜか「長野でスキー」が選ばれてしまったのだ。
耳と目を疑ったね、この結果には。
何かの間違いじゃないのかと教師に問い正したくなった。

しかし、修学旅行は長野でスキーに決定したのだ。

現地に到着すると、すぐ雪山へ連れていかれ、小汚いレンタルのウェアとスキー板を支給され、インストラクターに付いてスキーレッスン。
昼食を取ったら、すぐ雪山に戻り、スキーレッスン。
夕食、風呂、ヘトヘトで就寝。
そして、起床、朝食、スキーレッスン。
昼食、スキーレッスン。
夕食、風呂、筋肉痛で就寝。
起床、朝食、スキーレッスン。
昼食、スk

ああ゛あぁあ゛アぁあ゛ぁ!!

なんだよこれ。
インストラクターからは、名前じゃなくゼッケンの数字で呼ばれる。
軍隊かなんかか?あ?
こんなのわざわざ長野じゃなくてもいいんじゃね?
3泊4日、雪山とロッジの往復だけとか、なにそれ?
もうひたすら、ただ上から下へ滑り降りるだけ。
下りたらまた登って、下りる。
登って、下りる。
ただそれだけ。

楽しかったか?オマエラほんとに楽しかったか?

生産性のカケラもない。
いや、ワタクシには生産性を見出すことができなかっただけか。

「板をハの字にしてね~。ひらがなのは、じゃないからね~w」
やかましいわカス。


おれは北海道でイクラ丼食いたかったんだ!

これならいいけど
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とにかく電源が落ちる

携帯電話がもうそろそろヤバイ。

ボーダフォンがソフトバンクになって間もなく、
「予想外デス」のCMが一世を風靡した、あの機種。

「905SH」だ。
905SH
2006年5月発売機種だから、もう5年落ちになるのか。
折り畳むと、現代では考えられないほど分厚い。

一度も電池パックを交換していない。
それでも待ち受け状態で、4,5日はもつ。
無料で電池パックもらえるのも知っているが、不便がないのでそのままだ。

それ以外の不具合は多い。

電話がかかってきて、出ようと思って開くと、電源が落ちる。
メールがきて、見ようと思って開くと、電源が落ちる。
そっと開いて、そっと閉じないと、とにかく電源が落ちる。

この前なんて、着信のバイブの振動で電源が落ちた。

写真を撮ると、何枚かに一度、ネガポジ反転したホラーな写真が撮れる。
で、そのまま電源が落ちる。

なんなんだよ。

内蔵の日本語変換ソフトがバカなのも困る。
ワタクシが打つ文章に予測変換は必要ない。

「ご」って入れただけで「合コン」が入力されたり、
「ろ」って入れただけで「ロン毛」が入力されたり。

そのくせ「成層圏」が変換できなかったのは、きっと故障が原因だろうと思いたい。
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二段階方式

うちの会社のトイレ、男性用の小便器なのだが、センサーが付いている。

まあ、よくあるタイプのもので、人が前に立つとセンサーが感知して、自動で水を流すのだ。

都会のトイレがどういったセンサーかは知らないし調べないが、
うちの会社のセンサーは二段階である。

小便器の前に立つと感知、とりあえず水を少量流す。

用を足す。

小便器から離れると、またそれを感知して水が流れる。

という二段階方式。

まず最初に水を流すというのはいいアイデアだと思う。
通常より汚れにくくなって、掃除もしやすいだろう。

こういう地味な技術発展が好きだ。

エコだロハスだうるさい人は、「2回も流す必要があるんですか?」とか、蓮舫ばりのドヤ顔でまくしたてるのかもしれないが、その後の掃除で水や洗剤が少なくてすむ、とかまでは考えないのだろうな、とは思う。

まあこういう人はきっとデパートとかのトイレで、まず音を消す為だけに水を流したりしていると思うので、おあいこってことにしておこうじゃないか、な?

れんほう
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ハムの人

子供を公園で遊ばせた帰りに、無性にソフトクリームが食べたくなった。
そういう季節になったのだ。

公園の帰り道に、よく行く「たいやき屋」があるので、そこでソフトクリームを買うことにした。

店員は、ハムの人だった。

ハムの人

こっちね。別所哲也じゃなくて。受け口の方。

「何にしましゅか」とか言う。顔を二度見してしまう。
本人ではなかった。

滑舌が悪いだけでなく、なんとなくダメっぽい感じの店員だった。
ソフトクリームのミックス味、ミニを2つ、普通を1つと注文した。

ハム「えっと・・・ミニを1つでしゅね?」
ワタクシ「いや、ミニは2つです」
ハム「え・・・ミニと普通を、1つじゅつ・・・でしゅか?」
ワタクシ「いや、ミニを2つ、普通を1つ、全部で3つです」
ハム「え・・・はぁ、少々お待ちくだしゃい・・・」

すごくダメっぽい感じだった。
もし注文を間違えてたら、どう文句言ってやろうかと画策していた。

ハム「お待たしぇしました、500円になりましゅ」

ミニは1つ150円、普通は1つ200円。
金額は合っている。

だが、車に持って帰って気が付いた。
ソフトクリームは、ミニが1つ、普通が2つだった。


文句は言わなかった。
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辛いということ

スッカスカのドライビールばかり好んで飲んで、ビール好きをアピールするやつは信用しない。

辛いということ

嫁の実家からもらったレトルトカレーを食べていた。
嫁にこんなことを言われる。

「このカレーけっこう辛いけど、どうせ全然なんやろ?」

え、ええ、これっぽっちも辛いと思いませんけれどー。
レトルトっぽい味だな、しか思いませんけれどー。

辛そうで辛くない少し辛いラー油は辛い要素が微塵もなくて、
なんだか馬鹿にされてるのかと思った。

ココイチの10辛カレーは食えた。
口が痛かったけれど、味が分からないほどではなかった。

LEEの×30倍は、ただのおいしいレトルトカレーだった。

韓国の辛ラーメンは、実に絶妙なおいしい辛さで、
しばらくハマッて食べていた。

罰ゲームでタバスコ1本一気飲みした時は、さすがに吐いた。
飲んだ直後に胃が痙攣をはじめ、飲み物ではなく「異物」として強制的に排出した感じだった。

一般的に言うと、辛さには強いほう、だと思う。

だが、嫁と話していてコレと似たような感覚に襲われた。

辛さに強いってのは、きっとステータスになると思うんだが、
どうにも辛さに弱い人からすれば、

辛さに強い = 鈍感
辛さに弱い = 繊細

みたいな感じで、なんだか遠回しに罵られているようで、
ちくしょう、きっとブータンとか行ったら普通なんだぞとか、
なんかもう、辛いものが好きってもう言わないもん。

もん。
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耳かきと櫛と鎖

無人島に1つだけ持っていくとしたら、何?
食い潰された質問ではあるが、真っ先に脳裏に浮かぶのは、

耳かき耳かき

である。

いや、いやいや、まさかホントに耳かきは持っていかないよ?
そりゃナイフとか持っていくよ。
でも、一番に浮かぶのは、耳かきなの。

それくらい、ワタクシにとって耳かきは無くてはならない物なのだ。
もちろん毎日使うし、紛失して無いとなるとイライラしてしまう。
家中の耳かきの総本数はきっと10本を越えるだろう。
「ののじ」とか、高級なやつは必要ない。
ごくごく一般的な梵天付きの竹のやつ、あれさえあればパラダイスだ。

あの梵天、猫がすぐ「しゅぶしゅぶ」してダメにしちゃうんだけどね。
それはいい。

実は、嫁もワタクシと同じで、耳かき依存症体質なのだ。

嫁が上の娘を出産した時の話。
入院時に耳かきがないと発狂するだろうと、
コンビニで新品を購入して持っていったのだ。
それを見た嫁がはにかみながらバッグから取り出したのは、新品の耳かき。
見つめ合う二人。

クリスマスに、夫は形見の時計を売り、妻のために美しい櫛を買う。
妻は自慢の髪を売り、夫のために時計の鎖を買う。

そんな話に似ている。


似てるったら似てるの。
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新しいものの受け入れと、老化、若さの法則

暴走

以前、見た目も中身も年相応でありたいと書いた気がするが、
歳を重ねるごとに、それが結構難しい事であると思い当たった。

例えば、ネットのクチコミサイトを参考にしながらバリバリ買い物とか、各種SNSでブログとかやってる80歳。

自然と「若いねぇ」という言葉が出てくるだろう。

もちろん、イメージというのは時代とともに移ろいゆくものだ。
自分が80歳になるのはおよそ50年後だが、
その頃の80歳はブログやってるのは当たり前かもしれない。

ま、どうなるかわからないことに戦々恐々する趣味もないので、早々に思考を中断した次第だが、歳を重ねての「若い」というのは、決して「幼稚」ということではないというのは理解できた。

新しいものの受け入れと、老化、若さの法則。

30歳前後の若造が新しい物ばかりに飛びついていると「やれやれ」だが、それが高齢になると、「新しいことに果敢にチャレンジする老人」としてもてはやされるのか。

困った、書いててもうどうでもよくなってきた。


我らは常に命の短きを嘆じながら、
あたかも命の尽くる時期なきごとくふるまう。


どこかで聞いた格言でお茶を濁して終わる。

あん、やだ、もう。
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万能の神器

外食でスパゲティを食べる場合、あれば必ず箸を使う。
ちょっと高級なイタリア料理店でも、カトラリーとしてちゃんと箸が出てくる店が多い。

フォークでクルクルしようと、箸でスパゲティ食べようと、
オマエがどうやって食ってるかなんて興味もないし、誰も見てないよハゲ、という次第だ。

逆に、アスパラや豆類をフォークで刺そうとして、いちいち逃げられて、っていうのを繰り返してるのを見せられると「ああもう」ってなる。

とりあえずフォークの背にごはん乗せて食うのやめろ。

箸は、使いこなせば最も万能であると言い切れる。
まずもって見た目がスマートだ。
「刺し箸」というタブーがあるように、食材を突き刺したりなどしない。
どんなものでも、そっと優しく包むように挟み上げる。

こんな便利な物も、外人が使うとイライラしてしまうのだ。
こちとらナイフとフォークのほうがよっぽどイライラする。
最初から切っとけよ、肉。とか思ってしまう。
硬い肉だと、ノコギリみたいにギコギコしないといけない。
大変美しくないと。
もっとスパスパ切れるナイフ出せよ、と思う。

だいたい豆類をフォークで刺そうなんて、いったい何世紀から文化が停


そうか、スプーンか!

スプーンボーイ
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期待とレジャー

日本人の言う信仰とは、「期待」。


いつのデータかは定かではない、と前置きして、

イスラム教の聖地メッカの巡礼は、年間約500万人。
キリスト教の聖地ルルドの巡礼も、年間約500万人。

日本は正月の三が日だけで、およそ9000万人が神社に参拝するという。
どんだけ信心深いんだよ、というつもりはさらさらない。


日本人の言う信仰とは、「期待」。


とくに信心深いつもりはないワタクシだって、
四国八十八カ所参りとかやってる。


日本人の言う信仰とは、「レジャー」。

伊勢神宮
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脳の可塑性

神経回路の可塑性

脳の可塑性は一ヶ月という。

可塑性とは、ある物体に力を加えて形が変わった時、力を取り除いても、変化した形や体積が元に戻らない、いわゆる永久ひずみをもたらす性質のこと。

豆腐に指で穴をあける感覚だ。

逆にゴムボールのように、指で力を加えても離すと元に戻る性質を弾性という。

それはいい。

脳の可塑性は一ヶ月。
脳を指で押し続けて永久ひずみができるまでに一ヶ月。
だからこそ枕には気を付けなければならない、

そういう話ではない。

英会話でもギターでもリフティングの練習でもなんでもいい。
とにかく一ヶ月続ければ、脳には何らかの形で残る、ということだ。

そういう意味での、脳の可塑性。

なんだかんだ理由を付けて出来ない言い訳を探してしまいがちだが、
とりあえず、一ヶ月。

一ヶ月、毎日頑張ってみたら、きっと違うはずだ。

英会話でもギターでもリフティングでも、
できないと諦めた人は、おそらく一ヶ月も続けていないのではないか。
ワタクシがそうだからだ。

2,3日で見切りをつけてしまう。
30日なんてとてもとても。

でも、先が見えない努力よりは、
とりあえず一ヶ月、という指標があれば取り組みやすいのではないか。
ワタクシがそうだからだ。


ん、なんだ、この自己啓発本みたいな内容は。
やめやめ。

震災から一ヶ月。そういう意味での危惧。
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ラフマニノフの水槽

毎日見ているので気が付かなかったのだが、
ふと改めて見てみると、

大きくなったな、ラフマニノフ。

最初3~4cmだったのが、もう6cmほどになっている。

写真撮ろうと思ったら、陰に隠れて出てこないので断念。
シャイだな、おい。エサはねだるクセに。
そういう年頃なのか。

もう20cmのキューブ水槽では狭そうだ。
早めに45cm水槽を購入して引っ越しさせてやりたいが、
どうにも財布が厳しくて二の足を踏んでいる次第だ。

だって驚異の部屋関係の買い物しすぎたし、
自作ビールの原料まとめ買いしたし、
(このまとめ買いは不謹慎だと怒られないよな?)
FireBirdの電気関連パーツも買わなきゃならないし、
そうそう、バンドソーの刃だって買ったし。

今しばし耐えてくれ、ラフマニノフよ。

ホラ、若いうちってさ、六畳一間で青春を謳歌したりするじゃないか。
現代にそういう苦学生が残っているかどうかは定かではないが。

ラフマニノフの水槽

どうでもいいけど、「ラフマニノフの水槽」って小説か映画がありそうだよね。
どうでもいいけど。
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気候制御ショップ

eBay

ちょっと欲しい物があって、eBayのオークションとかにちょっかい出している。
これまでいくつか入札したが、全て50セント差で持っていかれてしまった。
終了時間が日本時間の早朝とかが多く、終了をリアルタイムで待てない為だ。
くそう。

もちろん英語力は皆無に等しいので、翻訳サイトに頼ることになる。

「このあなたがあなたの場合はされていない場合我々は助けるためにここだ!」

なんて、完璧に訳してくれる。
ここだ!
どこだよ。

「詰め物の残りの部分保証たくさんとよくするパックれるアイテムは、この。」

そうそう、詰め物の残りの部分保証は大事だよね。
あと、パックれるアイテムも。

「煙から無料、ペット無料、フリー、気候制御ショップ」

煙もペットも無料だ、この気候制御ショップ。
気圧制御ショップだぜ。

すげぇ。


おわり

おわりかよ!
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エンスージアズム

ちょっと疲れているんですよ。


イギリスのことわざに、「熱意は伝染する」というのがある。

このブログの記事は、出来る限り熱意を抑えて書いている。
そういうコンセプトでいくと決めたからだ。

だが、HPの方はしっかりと熱意を持って取り組んでいる。
つもりだ。
驚異の部屋に関してはまだテストケースだが、
物作りに関しては、最大限の熱意を持って執筆している次第だ。

弦楽器製作に限らず、自分の書いた記事を見て、唯一人でも物作りに興味を持ってくれたら、また、興味を持ちやすいように、写真やレイアウト、文章なんかも工夫しているつもりだ。

熱意が伝染することを知っている。
おそらく、誰もが経験していると思う。
あとは、いかに効率よく上手く伝染せるかどうか。

そういう工夫。

しいたけ

伝染という単語を見るとどうしても吉田戦車がよぎる。
おや、あなたもですか。
同類項。
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利便性など二の次

できることなら見たくない光景 第6位

「男がリップクリーム塗ってるとこ」

電子メモ

嘘かホントかは知らないが、俄に流行りつつあるという電子メモ。
こういう本末転倒な製品は嫌いではないので、
ちょっと買っちゃおうかと思ったりしているのも事実。

実際に、ブログのネタをメモるのなんかに使えそうだ。
今は携帯のテキストメモを使っているが、きっと携帯よりは手軽だろう。
写真のは卓上メモタイプで、携帯するには不向きっぽいが、
もちろんポケットに入るようなコンパクトなタイプもある。

しかし、こういう製品はアレだろう、
こういう「デジモノ好き」って人いるじゃん、
そういう人が、使い勝手とか関係なく無理矢理使う、
その程度のレベルのものだと思うんだよね。

まあでも、携帯のメモよりは手軽そうで、いいな、とは思う。
惜しいな、¥1980なら買ってたのにな。


スマホ?オマエ友達いないだろ。
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スタバとうどんシステム

スタバうどん

どうしても慣れないのが、スタバのサイズ表記だ。
イタリア語と英語の混成というのもいけ好かない。
(大中小とは言わないが、S・M・Lでいいじゃねーか)
己の器の小ささを感じながらも、毎回思う。

まだ若かった頃、わざと「モカ・フラペチーノ、で」とか挑戦的に注文したこともある。
半笑いで「トールですね?」と訂正されただけだった。
というか、モカ・フラペチーノなんて頼んでたんですよ、当時。

というのとよく似た違和感を、香川にうどん食べに来た県外の人が感じるらしい。

うどん注文時の、玉数だ。

これはもう店によって違うので、身体で覚えるしかない。
県外客は楽だ。それこそ「旅の恥はかきすて」でドンといける。
しかし、香川県民にはおかしなプライドがあるので、「いかにも慣れています」という雰囲気で躊躇なく注文しなければならない。

大(3玉)・中(2玉)・小(1玉)の店、
大(2玉)・小(1玉)だけの店、(3玉くれと言ったらくれる)
大中小ではなく、玉数を店員に申告しなければならない店、
カウンターに積まれているどんぶりで玉数が決まる店、というのもある。

大きさの違う空のどんぶりが積まれていて、それぞれ3玉用、2玉用、1玉用と区別されている。
それを取っておっちゃんのとこに持っていくと、どんぶりに見合った玉数だけうどんを入れてくれるという、一見さん滅殺のシステムだ。

初めて行くうどん屋では、まずこのシステムを見切るのに労力を費やすことになる。
前の客の注文を注意深く見守り、瞬時に判断しなければならない。
前に客がいない場合、店内の様子だけである程度の目星をつけて注文

何の話だ。
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ビブリオマニア

ビブリオマニア

自分はいわゆる「ビブリオマニア」であると自覚している。
ビブリオマニアは「活字中毒者」と同じ意味に取られることもあるが、実体は別物である。

ビブリオマニアはまあとにかく本を読むまでは活字中毒者と同じだ。
違うのは読んだ後で、「一度でも読んだ本は全て蔵書として手元に置いておきたい」という欲求に駆られるのだ。

本を読むということは、同時に所有欲を満たすことでもある。
つまり、図書館や誰かから借りたりして本を読めないのだ。
どんなに高価な本でも、ちゃんと「買って読みたい」のだ。
ワタクシが電子書籍にイマイチ乗りきれないのはそういう理由だ。

自室の本棚に忽然と並ぶ、これまで読破してきた蔵書たちを眺めながら、密かにニヨニヨするのだ。
だからこそ、本の装丁や質感というのにも一家言ある。
自分で言うのもなんだが、気味が悪い性癖である。

何が言いたいかというと、

9000冊の蔵書を誇るビブリオマニアの人が、
その9000冊の蔵書の為に家をリフォームした、という記事の中で、
「読んで終わった本を捨てられる人が羨ましいです」
というコメントを吐いていたのだが、ワタクシは同類だからわかるね。

そのセリフ、本心じゃねーな。

羨ましいなんて、これっぽっちも。ええ。
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高級スピーカーで聞きたいもの

高級なスピーカーやアンプほど、

「これでクラシックを聞いたら最高」

とか書いてある。

はん!だバカ。ふん!だハゲ。


ワタクシが高級なスピーカーで聞きたいのは、

早いパッセージの中でのスチール弦のスクラッチ音とか、
玉置浩二の歌い上げる時のブレス音とか、
世界ふれあい街歩きの中嶋朋子のナレーションとか、

そういうのを聞いてみたい。

もっと言えば、最高に良いことがあった日の夜に、
ジーン・ケリーのSinging In The Rainとか聞きたい。
ビール飲みながらさ。

雨とか降ってたら言うことないよね。




クラシック?はは。
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どうもならない以外で

模型やってる人にはわりと常套手段なのだが、
市販のPカッターの刃を削って薄くする、というのがある。

今回指板の製作で必要になったので、久しぶりに研いで薄くしてみた。

そりゃあよく切れる。
Pカッターの刃をして「よく切れる」というのが適切かどうかはアヤシイが、
オルファのカッターの刃を、折らずに研いで使っていた過去があるワタクシとしては、よく切れる刃物というのは楽しくて仕方がない。

包丁を研いだ時も同じだが、無意味に色々と切ってしまいたくなる。

村正

妖刀と呼ばれる伊勢千子村正。
ワタクシが持つとどうなるというのだろう。


どうもならない、というの以外で。
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桁違いの孫

しんどい。

しんどいと脳裏によぎるのが、
「シンドイシンドイ、シンドラーのリスト」
という謎のフレーズ。
なんだこれ。分かる人募集。

孫正義

ここんとこじゃダントツで孫正義がカッコイイ。
税金対策とか云々あろうが、桁が違うのでもう笑うしかない。

今、携帯はソフトバンク使ってるけど、
もう一生ソフトバンク使い続けるよ、おれ。

プロバイダはヤフーだけど、もう一生プロバイダ変えないよ。

秘密にしてたけど、前から孫さん好きだったんだ。
こういう人物が日本にいるというのは非常に心強いと思う次第だ。


えっと、プロバイダに関しては、嘘です。
ああ、シンドイシンドイ、シンドラーのリスト。

解散。
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スキマ時間

自分は頑張っていると思う。
目は水揚げされたサバのようかもしれないが。

スキマ

こうも忙しいと、自分の場合、出来る限り物事を省略しようと動く。
してもしなくてもいいことはしなくなり、
しないよりはしたほうがいいこともしなくなり、
省けるステップは全て省略し、
最短・効率重視にシフトし、シンプルに動くようになる。

そうして時間にスキマを作る。

そんな努力をして生み出したそのスキマ時間だけをみて、
「楽でいいなぁ、何もしてなくて」
なんてノタマウヤカラガイルノデブットバシテヤロウカトオモッテイルノダが、

FireBirdの製作も(大好きなインレイだぞ)、
驚異の部屋関連の製作も、
ちょっと本を読むことすらもなおざりにし、
実際にやりたいことというのは何もできていない。

何もしてないのが楽なことか?

個人的には「何もしない」ということほど辛いことはないので、どうか心中察していただきたい。

サメといっしょ。
作る物がなくなったら、多分死ぬ、おれ。

じゃ、解散。
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Sunday Bloody Sunday

まだまだ忙しい。
時間的にもそうだが、いよいよ身体的にもキツくなってきた。
軽く膝にきている。


そんな中。

コケた。

わりとハデに。

なんか手の甲から流血。

しかし30も越えてハデにコケると、
身体的な痛みよりも、精神的なダメージがハンパない。

田中裕子に似た優しそうな店員さん、助けなくていいから。
見て見ぬフリが一番ありがたいから。
そうしたらおれ、何事もなかったように去るから。

いやホント大丈夫だから。

田中裕子

ホントもう解散。
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そのこだわり

激務が続いている。


いや、分かるよ?
好きなんだろ?所ジョージ。
米ミリタリーっぽいグッズを部屋に散りばめてさ。
飯ごうとして機能しない飯ごうなんかディスプレイしてさ。
古タイヤにガラス天板のっけただけでドヤ顔したり。
最近あんまり時計見なくなったなぁ、とか呟いたり。
ああ、基本メールには返信しないから、とか宣言しちゃったり。

オマエのそのこだわりなんぞ、
カップ麺に入れる湯の量はちょっと少な目だとか、
銘柄によって調味料の小袋入れる入れない決めてるんだ、とか、
麺の下に薬味を敷けよ、とか、
「後のせサクサク」を先に入れるのが通とか、

その程度のこだわりですからー。

つか、湯の量とかいいから、時間は気にしてください、社会人なんですから。

忙しいので解散。

1つ1つが意味不明
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ちょうどエイプリルフール

すんげぇ忙しいぞ。(孫悟空風に)


「タピオカとナタデココの違いがわからないんだよね」
とヘラヘラしながら言ってる人がいた。

少しイラッとしたが、ちょうどエイプリルフールだったので、
「ああ、オレもオレも」
と適当に話を合わせて終わらせておいた。


では、忙しいので解散。

エイプリルフール
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