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弦楽器を製作しているはずです。 

買うほどではないもの

うるう年を忘れたフリして更新を一日サボる計画を立てた。



自分ではおそらく絶対に買わないんだけど、くれるっていうならすごく嬉しいもの。
第10位から第9位はすっとばして、第1位の発表。

「お掃除ロボット ルンバ」

さあ、さあさあ。
誰でもいいから、さあさあ。

ルンバが活躍できるように部屋を片付けるという本末転倒っぷりと、
猫が乗り込む機動兵器になるところが素晴らしい。

有名な動画を参考までに。



さあ、さあさあ。
誰でもいいから、さあさあ。
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蔵書票#1 「きのこ」

いやあ、できたできた。

蔵書票「きのこ」

かなり好みに近い紺色になってきた。
もう少し暗くしてもいいかな。

「きのこ」版木

今回の蔵書票を彫るに当たって、小型だから適当な版木でいいやと、眠らせたままだった版画用のMDF板で製作。

これが失敗だったのか、ちっせー版画のくせに、めちゃくちゃ肩が凝った。
何やってもほとんど肩凝りってのになったことがなかったワタクシだが、このMDF板での版画はダメだ。
正直あまり固いとは思わなかったが、これだけ肩が凝るんだから、きっと固かったんだろう。
吐き気を伴う酷い肩凝りだった。一晩寝たら治ったけど。
もうMDF板で版画はしないかな。

貼ってみる

牧野博士の図鑑に貼ってみた。
悪くはないが、フォントは日本語のほうがいいかもしれない。
日本語版も彫りますよ、いずれ。

ちなみにサインをいれようかどうしようか悩んだのだが、デザインはいいとして、図柄がエッシャーのキノコ丸パクリなので、ちょっと遠慮した次第。
「Cuatro Gatos]という銘が入っているのでよしとする。

さて、次の蔵書票に取りかかってもいいのだが、今回完成したこれでちょっと試したいことがあるので、次の報告はそちらになるかと。
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二突っ込みで破綻

『ケーキそっくりのおにぎりが女性に大人気!!』

ケーキそっくりのおにぎり

ここは落ち着いて、1つ1つ突っ込んでいこうと思う。

1.まずもって「ケーキそっくり」ではない。
なんというか、カップちらし寿司?という感じで、ケーキではないよ、決して。

2.握ってないのに「おにぎり」とはこれいかに。
おにぎりの定義は定かではないが、とりあえず握るからおにぎりではないのか。


というわけで、たったの二突っ込みで表題である『ケーキそっくりのおにぎりが女性に大人気!!』が破綻してしまったわけだが。

この場合の商品名は、
『カップ寿司みたいだけど酸っぱくない、寿司じゃないカップ飯』
が正解なのだろう。

なのだろう、じゃねーけど。

自分でも驚くほどどうでもいい話だったけれど。
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たきくり

滝川クリステルがあまり好きではない。
唐突で申し訳ないが、滝川クリステルが、うん。

なんだろう、どこがダメかっていうとあれなんだが。
確かにニュースとか読んでも噛まないのはいいんだが、その変わりに「変な間」がある。
普通の日本人なら絶対に挟まない一瞬の間。

「昨夜未明、湾岸 線で大型トラックと普通車が正面衝 突する事 故がありましタ」

こんな感じ。
こんな感じにじりじりとイライラしてくる。

いつもなんか困った感じの表情なのも、この場合はマイナスに働く。
アンニュイな表情がインテリチックなのだと自覚してやっているフシが見える。

小澤征悦を奪い合っているというのもアレだ、なんというか、もう、なあ。
自分がインテリであることにこだわりすぎている感じが。
自然体でいいのに、ムリしてそうやってる感じが。

何に驚いたって、滝川クリステル、おれより年上かよ!
うおーう。まじでー。

たきくり
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怒鳴りアピール

鳥足

おいしいと評判の鳥足を食べに行った。

店内はお世辞にもきれいとは言えないが、まあ汚いとも言い切れない感じ。
有名人のサイン色紙がたくさん飾られている。お、モト冬樹。
内装に使用されている石膏ボードのような壁には、一面にたくさんの落書き。
ここで鳥足を食べた客が感想を書いているようだ。
おおむね「おいしかった!」という書き込みで埋め尽くされている。

厨房がセンターにあり、そこを取り囲むようにカウンター席があり、
さらにそれを囲むように座敷席がある。
どこに座っても厨房の様子は丸見えだ。
大将とおぼしきスキンヘッドのおっちゃんが、炭火でもくもくと鳥足を焼いている。
その横では店員であろうおっちゃん(大将よりは若そうだ)がサポートしている。

とりあえずビールと鳥足を注文。
親と若(ひな)を1本ずつ。焼けるまで30分はかかるだろう。
そんなことは百も承知なので、他のアテでビールを飲みながら気長に待つ。

と、突然、店内に大将の怒号が響いた。
サポートのおっちゃんが鳥足を焼いていたのだが、
どうやらその焼き方が気に入らなかったようだ。
「それじゃダメだって、何回言ったらわかるんだ!」と大将は怒鳴る。
その怒号を黙って受け止め、懸命に鳥を焼き続けるおっちゃん。

やれやれ。
ワタクシは、客の前で店員を叱りつける店は好きではない。
というか、世間一般、そういう店が好きな人はあまりいないと思う。

居たたまれない気持ちになると同時に、
その怒号はただの勘違いしたアピールではないのかという懐疑に苛まれる。

「オレはこだわりを持つ頑固オヤジだアピール」
「ちゃんと厳しく店員を教育してますよアピール」

やれやれ。

しばらくして出てきた鳥足は、まさにおっちゃんが怒られながら焼いたその鳥足だった。

えー。

「それじゃダメだ!」とか怒鳴ってたけど、客に出すんだ。

いや、おいしかったけどさ。
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マンホール・ベクトル

日本のマンホールのデザインって凝った物が多くて、海外では持て囃されたりするようだ。
自分も好きだ。観光地なんかではひっそり発見してひっそりほくそ笑んでいる次第。

そんな中。
「海外のストリートアートもスゴイですが、日本のマンホールも負けていません!」
そう言ってデザインマンホールを紹介しているサイトがあった。
いや、まあ、うん。

なんというか、「海外のストリートアート」と「日本のマンホール」のベクトルが違いすぎて、
なぜそれで対抗しようと思った、と違和感を覚えてしょうがない。

「海外の雪像もスゴイですが、日本のこけしも負けていません!」
そういうベクトルのズレ。

「スイカに塩なんてかけません」と言ったら、
「じゃあオマエはかき氷にシロップをかけないんだな!?」とキレられる、
そういうベクトルのズレ。

一言で言うと、「一緒に仕事したくないタイプ」。

マンホール
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ナイスパイロット

ストレスリリーサー

こんなもので解消できるストレスなど、ストレスではないわハゲが。



カーボン紙を買った。
パイロット社のちゃんとしたやつ。

結論から言うと、カーボン紙はメーカー品買え、と。
ビックリするほどクッキリ転写できて、なんというか、うん、ビックリした。
ステマ?ステマじゃねーよ。
純粋にパイロットのカーボン紙はスゴイから買えって言ってんだから、ステルスじゃねーだろ。
いいと思ったものは全力で応援しますよ。

書けばなるほどパイロット。

しかし100均のカーボン紙の使えなさっぷりがヤバイ。
図を転写しかねる、というのは、詰まるところ転写できていないと同意である。
転写できないんだから、それはカーボン紙じゃないということになってしまう。
それでも「まあ100均だからしょうがないか」と流してしまう思考に問題があるのだろうか。

噛みつく人は100均の商品でも噛みついていくんだろうな。
そういう人種がいるというのは認めるけど、頭の構造が違いすぎて理解まではできない感じ。

とりあえず、版画でカーボン紙を使うならちゃんとしたメーカー品のものを使うこと。

あれ、なんだ、こういうことを書けばいいのか、普通のブログって。そうか。
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猫の日、二十歳

さて、今日は猫の日であると同時に、うちの猫の誕生日でもある。
ちなみに今うちには猫が2匹いる。
元々ワタクシが飼っていたのが、キジ猫の「つん」。

つん

道路の真ん中でうずくまっている子猫を嫁が発見、確保の後、ワタクシに押しつけた委託した。
やばそうだったのですぐに動物病院に連れて行ったら、13種類くらいの病気やら感染症やらを併発していて、死ぬ寸前だった。
そんな「つん」は今年で9歳になる。

もう一匹が、ずっと実家で飼われていた「しょーちゃん」。

しょーちゃん

母が他界したのを機にうちへ。
こちらが本日誕生日の猫で、めでたく二十歳になりました。
まだまだ声にハリがあり、目にも力があって元気で、好物のエビをぺろり。
最近、後ろ足を少し引きずるような仕草が目立つが、老齢による炎症かなと。
次の注射の時にでも診てもらおう。

しかし、さすがに20歳を超えると、やっぱりある種の覚悟が必要になる。
世界最高齢の猫が39歳というから、それと比べればまだ折り返したところだが、
一般的とされる猫の平均寿命は13~15歳というところだろう。
やっぱりある種の覚悟は必要になる。

まあ、近く尻尾が二又になって人語を喋り出すのだろう。
今はそれが楽しみだ。
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おれのA案

仕事で、とある行程がうまくいかない。
小試ではうまくいくのに、スケールが大きくなるとうまくいかないという、
まあ、よくあるスケールギャップのトラブルなのだが。

何度やってもダメなので、何か案はないかと問われた。
ここで自分の今考える案を出した。これを「A案」とする。
で、同じタイミングで先輩が別の案を出した。これを「B案」とする。

さて、A案とB案、どちらを試してみるか、となったので、
ワタクシは、まあ先輩だし、まずB案を試してみようと提案。
ここまでは社会人として正解だろう。

で、結果、B案はダメだった。
再び「さてどうしたものか」の空気。
時間的にも、今日中に試せるのはあと一回だ。
ここで晴れてワタクシのA案が採用、大成功となると思ったのだが、
採用されたのはまさかの「C案」だった。

C案ってのは結局、失敗したB案の結果を踏まえた案、いわば「改良B案」だ。
そうやってどんどんB案のベクトルで精査が進むが、B案は本当に突き詰めていい案なのか?
自分のA案に絶対の自信があったりすると尚更に焦燥感が募る。
こういうのが地味にストレス溜まるよね。
しかし現在の職場では自分が一番年下である。
強気に出ることもできないではないが、ベターではない。
おとなしくC案を試すしかない。

結果、C案もダメ。
ほら見て見ろ、だから言ったんだ、これで今日一日をまるまる無駄にしたんだぞ。
なんて思うだけで、言い出せないんですけれどね。

で、気が済まないもんだから結局一人残業してA案を試してみたり。
そういうことやってるから心身共に消耗していくんだな。
自愛せねば。自愛自愛。


ああ、A案はさっぱりダメでしたけどね。えへ。

A案のイメージ
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バカーボン

というわけで、蔵書票の製作に取りかかった。

これまでの版画は全てエッシャーの模写だったので、イチからデザインするのは初めてだ。
己のセンスのなさに辟易しながら、既存のものを組み合わせてイメージを膨らませていく。
まあ、パクリのパクリみたいなものだ。始まりはそんなもんでいいんだよ、うん。

とりあえず、本のイメージに合わせたデザインの蔵書票を作ると決めた。
まずは、最近増えている植物系の本に合うものから制作する。
苔や多肉植物の本、牧野博士の植物辞典なんかに貼るやつだ。
それを踏まえ、且つヴンダーなテーマといえば。

思い浮かんだのは「キノコ」だ。これは実にヴンダーマスト(造語)な選択だ。
で、キノコですぐ思いついたのが、これ。

エッシャーのキノコ

そう、これはいずれ彫ることになるであろう、24の寓意画の16番(だっけ?)だ。
まあ、練習も兼ねて蔵書票としてデザインしてみよう、と。

イチからデザインをする場合、必要になるのがトレーシングペーパーとカーボン紙。
いや、自由自在にイラストレータを操れるのなら必要ないのだけれど。
これは近いうちに嫁に教えてもらうとして。
近所にある画材屋に行けば確実にあるが、試しに¥100ショップへ行ってみた。

あるじゃん。やるじゃん。最近の¥100ショップは何でもあるな。

しかし。
意気揚々と使ってみると、なんか転写できない。
まったくできないのなら板が悪いとか理由も判断できるが、
絵がかすれる感じで、写るところと写らないところがある。

¥100クオリティということか?
カーボン紙が悪いという判断でいいのか?
とりあえず高いやつ買ってみる・・・ということしかできない。
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「ここよりはじまる」

ワタクシにとって、「銀河鉄道の夜」の登場人物は猫である。
もっと言えば、二本足で立って歩き、服を着て、人語を話す、擬人化された猫である。
それは子供の頃、原作を読むより前に「銀河鉄道の夜」のアニメ映画を見たからだ。

先日ふとそのアニメ映画の存在を思い出し、もう一度あの印象的なエンドロールを見ようと、ユーチューブで探してみた。

あった。すぐあった。泣いた。
やはり、あの当時あのエンドロールに心惹かれ、強く印象に残った少年少女達は少なくなかったのだ。
あんな雰囲気、他で感じたことはない。唯一無二のものだ。

ミルク瓶を抱え、家路を急ぐジョバンニ。
深い瞬きのあと、見上げるとそこには透き通るような星空。
詩の朗読と共にそのままスタッフロールが流れ、
最後の最後にたった一行のメッセージ。

無理だ。たまんねぇ。なんだこれ。

見たことない日本人は、とにかく一度見よう。
あ、多分、日本人じゃないとダメだと思うから。
これ見たら、ディズニーとか心の底からどうでもいいと思えるレヴェルだ。

ワタクシの行き着いた銀河鉄道の夜という作品に対する答えは、
「大人になるということはこういうことかもしれない」ということ。
ワタクシが行き着いただけなので、他の人は他のところに行き着いてくれたらいいのだけど。

孤独感とか、諦めるという事とか、大人になると付いて回るそういうものに目を背けないで良かったと、素直に思えてくる。

ワタクシは別に宮沢賢治を神格化するような人種ではないが、このアニメ映画だけは別だ。
おそらくたくさんの人が関わって完成した作品なのだろう。
演出、絵、音楽、どれもこれもが最高のバランスを保っていて、これ以上も以下もないと思う。
つまり、これを超える「銀河鉄道の夜」の映像作品を作るのは、ちょっと並大抵ではできないぞ、と。

DVD買う。


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ジリジリ進む君

アマゾンのとあるレビューに、
「星5つでも足りないくらいです!最高!」
って書いてるくせに、星4つしか付けてないヤツがいた。

こういう人と試しに友達になってみたい。試しに。



仕事に追われて物作りができない。
ジリジリとした焦燥感に苛まれる日々。
こういうのが体によくないんだろうな。

短時間で、夜中でもできるちょっとした作業、
そうなると自分の場合は「版画」ということになる。
いつでも中断できるし、作業で大きな物音とかしないから、夜中もできる。

身の回りの様々なことがいったん落ち着くまでは、しわしわと版画でも彫ろうと思う次第。

そこで「蔵書票」ですよ。
最大にして最初の悩みどころは、どういうデザインにするかということだ。
あらゆるジャンルの本に違和感なく貼れるデザインとなると、相当悩んでしまう。
が、ここはもう開き直ることにした。
1種類じゃなくて、いろんな種類の蔵書票を作ればいいや、と。

ある程度数ができたら、それをまとめて製本してもいいし。
気楽に気長にできそうだし。
そうやって時間を浪費する心を癒すのだ。表面上でもいいのだ。

そういう思考の傾向にある種の不安はあるが、現状ではいた仕方あるまい。
隠居して「へらブナ釣り」するとか、そんなレベルの話になりそうだ。

ああ、そういえば陶芸も、春になれば挑戦するかもしれない。
しないかもしれない。

ふな?
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スプーンとフォーク

男女平等が声高に叫ばれるようになって久しいが、
叫ばれれば叫ばれるほど、「平等」とはほど遠い事態になっていると思う。

こういう事態はすごくしょうもないと思ってしまうのだが、
無関心に近いしょうもなさではなく、嫌悪感を伴うものなのでタチが悪い。

よく聞こえてくるのは、会社なんかの仕事で男女を平等に扱えという類のもの。
だいたいは、収入や地位という結果を見て平等かどうか判断しているようだ。
この場合、「平等」が「結果」であると思っているから争いになるのだ。
「平等とはプロセスであり、結果ではない」ということに気付いている人は案外少ない。

力仕事は言うまでもないが、取引先に夜中に一人で行くとか、そういうのムリだって。
「そこは女性として考慮してほしい」と開き直るのならまだ可愛げもあるが、
「構いません!行きます、行かせてください!」とか言われるのが一番困るだろう。
ムリだって。な。

男と女は、スプーンとフォークなの。
どちらも同じカトラリーだけど、得手不得手がハッキリしている。
スプーンとフォークを差別せず同じ扱いにしろなんて無茶な話だ。
適材適所という言葉があるだろう。

スパゲティ食うのにスプーンを使った場合とフォークを使った場合。
「スパゲティを食べる」という仕事に対して、スプーンとフォークを「平等」に扱い、採用した。
これがプロセスにおける平等だ。
しかし「結果」は、フォークの方が圧倒的に効率がよかった。
だから「スパゲティを食べる」という仕事に対する報酬は、当然スプーンよりもフォークの方が多い。
しかしこの結果だけを見て、「平等じゃない!差別だ!」と言っているのが現状のほとんどだろう。
これがスパゲティではなくスープなら、立場は逆転するというのに。

勘違いしてはいけない。
企業というのは、雇用の慈善事業ではない。
人材など、自社に利益をもたらすか否かでしか判断しないものだ。
最低限、そこは踏まえて発言するべきだ。

詰まるところ、『男女は「平等」ではなく「公平」であるべき』
テストに出るぞ!

あと、ワタクシはスパゲティは箸で食うけどな!
これはテストには出ないぞ!

スプーン+フォーク
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趣味としての読書

なんとなく熱を測ったら37.8℃だった。
なにこの中途半端な数字。
せめて38℃を超えてくれたら、思い切って会社を休んだりしようと思えるのに。
そういう状態で2週間が経過し、確かにしんどいが、仕事できないほどではないから困る。



自分にとって、「読書」は趣味ではないと思っていた。
他の趣味の合間に息抜きで読んだり、日常惰性でダラダラ読み続けたりするもので、
「よし、趣味の読書を満喫するぞ!」とか張り切って行う行為ではないと。

もし自分が面接官なら、趣味が「読書」と「映画鑑賞」のやつは片っ端から落とすね。
そう思っていた。

先日ある人にそういう話をしたら、
「それはもったいない!ぜひ趣味として本を読んでみなさい」
と言われた。

すぐに別の話題になった為、その理由を細かくは教えてもらえなかった。
しかしその人、なんというか、ちょっと苦手な人だったんだけど、印象が変わった感じだ。
一度、読書を趣味だと強く意識して読んでみようと思った。
何かが変わるかもしれないぞ。

変わらないかもしれないぞ。


『もし自分が面接官なら、趣味が「読書」と「映画鑑賞」のやつは片っ端から落とすね』
↑この考えはまったく変わりませんが。

ビアズリーの蔵書票
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せっかく判明したのに

肘と膝と腰と背中と尻と肩と首が痛い。
軋む感じだ。



以前気になっていた、ランプの熱でくるくる回転する行灯の正体が分かった。
「回り灯籠」というものらしい。
いわゆる骨董だが、「回り灯籠」で検索したらざくざく出てきた。
「回転 灯籠」「熱 対流 灯籠」とかで検索してもさっぱりだったのにな。

これでようやく作れるはずなのだが、体調が邪魔をする。

なんかよくわからないが、奥歯も痛む。
歯でなく、奥歯の奥の奥なのだが、よくわからない。

自分でも何言ってるのかよくわからない。

だめ、限界。

回り灯籠
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医者の不養生じゃなくて

しんどい。

ブログでは気丈に振る舞っているワタクシだが、ここ一月ほどずっとしんどい。
職場環境が変わった上に、季節・気温は安定せず、一旦ひいた風邪が完全には治癒せずに、微熱を繰り返す感じだ。

土日で無理矢理に押さえ込んで月曜から働き始め、金曜にはヘロヘロになっている。
で、それをまた土日で無理矢理に・・・エンドレス。

それが最近、遂に月曜にも不調を引きずるようになってきた。
土日だけでは回復が追いつかないのだ。

ゲームみたいに一晩で全快していた時期が、自分にも確かにあったのだが。

こう体調が安定しないと、思考がネガティブになってきて、
「ここはオレに任せて先に行け!・・・なぁに、すぐに追いつくさ」
なんて夢のセリフを言うチャンスが来るかもしれない、とか、なんか、あれだ、もう、脳が楽しい。

誰か良い薬知らない?ルルじゃもうもたなくて。


薬作る仕事で薬が必要になっていい薬を探すとか、なんか、うん、いやっふ~。

先に行け
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千石先生

動物学者の千石先生がなくなられた。
62歳。動物好きなら知らない人はいないであろう。
痛恨の極みである。

シーシェパード等の活動がいかに悪辣なものか、論理的に指摘できる数少ない日本人だった。
普通の人は、SSに「鯨を守っているんだ」と言われたら、言い返せないと思う。
そういう意味で心強かった人が、また一人逝ってしまった。

自分は「わくわく動物ランド」で動物が好きになったクチだ。
もちろん千石先生のこともよく覚えている。
ナチュラリストにありがちな自然崇高主義者ではなく、柔軟な思考を展開する人だった。

最近の動物番組は、昔のそれと趣がまったく違っていて、なんともはや。
ペットをペットとして紹介したり、愛玩動物と接するものばかりで、
昔のようにサバンナの掟やアマゾンの神秘を紹介する番組は皆無だ。

今の子供たちは、チーターとジャガーとヒョウの違いをどこで知るのだろう。

そういうのに一番近い番組がイッテQという、苦笑するしかない現状。
千石先生の逝去と共に、寂しいばかりである。

千石先生
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24の寓意画 #2 「金床」

24 Emblemata #2
いつもの鮮やかなセルリアンブルーのインクに黒ステインを数滴混ぜてみた。
ずいぶん紺色になったが、まだ青い。次はもう数滴入れてみよう。

というわけで、24の寓意画 No.2は「金床」である。
前回の「花瓶」が難易度高すぎて、完成後少々燃え尽き気味であったが、
「金床」はそこそこ簡単だったのでアッサリ完成した。

というのも、「花瓶」にはハッチング技法という、白と黒の対比を活かして立体感を出すワザが使われていて、それを再現するのに相当骨が折れたわけだが、今回の「金床」は直線だけで明暗を表現した作品で、まったく毛色が違うのだ。

寓意画にはラテン語の格言と、それをオランダ語訳した四行誌が添えられている。

「花瓶」ならば、
”私たちのことをよく考えてください。
私たちはすぐに息絶えますが、それはあなたがたの為なのですよ”

「金床」ならば、
”私は固くて忍耐強いが、もし、そうでなかったら、あなたの手はなんらの役に立ちません。
私は素晴らしくあなたの役に立っているのです”

その格言に別段心打たれたりするわけではないが(苦笑)、
雰囲気はなかなかく出ていると思う。

さて、寓意画のNo.3は「リュート」だが、また毛色の違う作品だ。
難易度は、見た感じだと「花瓶」と「金床」の間くらいだろうか。

ちなみにエッシャーは、24の寓意画と表紙、目次をデザインも含め3ヶ月で仕上げたらしい。
すっげ。
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思考の不思議

窓の外を見ると、追っ手がすぐそこまで来ている。
ヤバイ!と相方を見ると、ソファーでのんびり本なんか読んでる。
「何やってんの!」と急かすと、
「スマートストップさ」という意味不明の返答。

これが自分なら思わず殴ってしまうだろう。
割と本気で殴ってしまうだろう。


今年はちょっとギターよりも驚異の部屋に比重を置いて製作しようと思う。

というのも、作りかけというか、構想段階で停滞している製作物が相当数溜まっているのだ。
色々と調べれば調べるほど、あれもできそうこれもできそう、そういうアイデアだけが蓄積されていって、やりたいことは山ほどあれど、結局どれにも手を出さず、という状態が現状であるのだ。

いや、そういう状態というのが、実は一番充実していて幸せなのだと思う。
カタログを見てあれこれ悩んでいる時が一番楽しいのに似ている。
その状況を打破すべく製作に挑もうというのだから、人の思考とは不思議なものだ。


競技人口が世界一のものってなんだ?という質問に、
「人生だろ」と意味不明の回答するやつ。

サッカーだよ、バカが。

これが自分なら思わず殴ってしまうだろう。
割と本気で殴ってしまうだろう。

今年の動向
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ルーガル・ナントカ


おわかりいただけただろうか。

アイスランドで撮影された、ルーガル・フィりょるr・・・ナントカの映像だ。
ルーガル・ナントカってのはアイスランドに伝わる伝説の海獣で、
まあ、ネッシーだチュパカブラだと同じ感じのUMAだ。

これがホンモノかどうかなどどうでもいい。
なんでもかんでもCGでできちゃう世の中だ。

ハリウッドの映画なんかでも、
ビルの屋上から飛び降りる→普通に着地→平然と歩き出す
というシーン全てをCGで完成させちゃって、
主演の俳優が「平然と歩き出す」部分だけでもやらせてくれと監督に懇願したなんてエピソードもある。

そういう時代に、この海獣がホンモノかどうか議論することにどれだけ意味があるだろうか。
どうでもいいんだよ、そんなこと。
だってホンモノでも捏造でも、どちらにしても面白いじゃないか。

まだこういうニュースが流れる時代なんだと、
こんなのがニュースになるんだと、

アイスランドという国の現状を思えば、このニュースはまさしく、
震災被害に沈む日本における「なでしこジャパンW杯優勝」と変わらない価値のあるものではないか。

おわかりいただけただろうか。


何に驚いたって、この海獣の正式名称を、アナウンサーが噛まずにスラスラ言ったことだ。
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悲しいお知らせ

悲しいお知らせ ~1~

シーモンキー(アルテミア)の卵は、水温が20℃以上ないと孵化しないこと。
わざわざヒーター入れるわけにもいかないし、暖かくなるまでお預けになった。


悲しいお知らせ ~2~

そうとは知らずに新たにシーモンキーの卵を購入したこと。
送料込みで¥1400な~り~。


悲しいお知らせ ~3~

実はホウネンエビの卵も売っていて、
それならわざわざ海水作らなくても普通の水でいいこと。


悲しいお知らせ ~4~

そうとは知らずに新たにシーモンキーの卵を購入したこと。
送料込みで¥1400な~り~。


悲しいお知らせ ~5~

そもそも、ホウネンエビでいいなら近所の田んぼに大量にいる。
卵もきっとあるはずだ。


悲しいお知らせ ~6~

そうとは知らずに新たにシーモンキーの卵を購入したこと。
送料込みで¥1400な~り~。


クソが。

アルテミア
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分かれ目

とある映画を見た。
内容があまりにあんまりだったので詳細は伏せるが、
果てしなくアメリカアメリカしていて受け付けなかった。

ストーリー自体はいいのだ。
しかし、恋愛パートの必要性が皆無だった。
どうしてアメリカ映画は、ストーリー上必要ない恋愛要素や家族愛シーンを入れないと気が済まないのだろうか。
純粋にストーリーを楽しみたいだけのワタクシには必要悪にすらならない。
そのキスに本当に愛はあるのかい?

それ以上に気になったのが、シリアスなシーンで何度も登場した、
「もちろん。神に誓って」
というセリフだ。

日本人のワタクシからしたら、神に誓うという行為は、
「ね?ね?一生のお願い!」
と変わらない比重の行為に聞こえてしまって、真面目なシーンも台無しだった。

神に誓うという行為には重みをまったく感じないが、
アッチの人はそんな低リスクな行為で他人を信用できるんだから、
それはそれでスゴイことなのかもしれない。

「人がいい」と「バカ」の分かれ目ではある。

神に誓って
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4でいいよ

架空のNPO法人を名乗っての詐欺が流行っているというニュース。
こないだは「なでしこJAPAN」もこういう詐欺に利用されていた。

まあ、こういうのはあまり頭の良くない人が仕掛けるわけで、
それに騙されるのはやっぱりあまり頭のよくな
自重。

騙す方があまり詰めて考えていないので、ちょっと考えたらすぐに詐欺だとわかるものが大半だ。
それでもやっぱり、お年寄りなんかには判断が難しいのかもしれない。

だからこそお年寄りにはテレビのようなメディアの情報が大切なのだ。
しかし、こういう詐欺の特集ニュースはあんまりだ。

「ネットで参加募集されたこのイベントは、主催者がNPO法人を名乗っています。
しかし、こういうネットの情報を鵜呑みにしてしまうのは大変危険です。
なぜなら・・・」と続けたまではいいが。

「ご覧のように、このNPO法人は存在しない、架空のものなのです」
そう言って見せたのが、ネットのNPO検索画面だった。
いあ、まあ、なんつーか、うん。

ネットの情報は信用できないということを、ネットを使って証明されても。

これはいったいどういうことなのか。

1.テレビ局がバカ
2.エピメニデスのパラドックスを逆手に取った遠回しの注意喚起
3.視聴者がバカにされている
4.ワタクシがバカ


もう4でいいよ、4で。

エピメニデス
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和傘を作りたいだけ

先日、イオン店内で着物を着ている女の人を見た。
和装の人って、不意を付かれると、「うぉ・・・」ってなるよね。

羨ましい。

もっと和服流行らねーかな、と思う。
傍目を気にせず堂々と和服を着て街に繰り出せるほど強くはないワタクシです。
だって今自分が和装でイオンをブラブラしても、ただの勘違い野郎じゃないか。
女性はまだマシだが、男性の和装はなぜこれほどまでに廃れたのか。
最悪、「そのスジの方」だと思われてしまう可能性もある。

街行く人々の洋装・和装比が7:3、いや、せめて6:4くらいになってくれればと、切に思う。

冬は寒いからダウン着るけどさ。
夏は浴衣とか着流しが楽でいいじゃん、きっと。

京都に住んでいれば、まだ違和感がないのかもしれない。
他の都市よりはずっと前向きに和服に挑戦できる。
もしくは自分が外国人だったら、「よくいる日本好きガイジン」というポジションで和装できる。
観衆も暖かい目で許容してくれることだろう。

羨ましい。

ユニクロとかが安く和服を売り出してくれたらいいのに。
阿部寛と向井理くらいをCMに起用してだな。
電通よ、韓流はもういいから、仕掛けろよ。

ま、中国人もチャイナ服着てないみたいだし、
スコットランド人の男性もスカートはいてないみたいだし、
民族衣装ってそういうものなのだろう。

ミニスカ浴衣?
あぁ~・・・、そういう派生ね・・・、あぁ・・。

和装
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Lv5

我が社では危険物、劇物も取り扱ったりするので、ゴム手袋は必須アイテムである。
平社員が「我が社では」なんて言い回しを使う違和感。
それはいい。

ゴム手袋。
前にいた部署はだいたい20人くらいが所属していたが、
みんながみんな同じゴム手袋を使うわけだ。
ちゃんと名前を書いておかないと、どれが誰のだかすぐにわからなくなってしまう。
こういう場面で、だ。

「みんな名前書いてるから、一つだけ書いてないやつ、それがオレのねw」

いるよね、こういう種類の人間。
Lv5くらいのイラッを常時提供してくれるタイプの人間。

今回、本格的に新部署へ異動になるので、荷物整理のついでに、名前の書いていないゴム手袋の中にオナモミの実を入れてみた。

後日聞こえてきたのは、
「その人のゴム手袋の中にムカデが入っていて手を噛まれた」
という、予想の斜め上のものだった。


お、おれじゃねーぞ。

ムカデ
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楽しい実験シリーズ続報

すまぬ・・・すまぬ・・・

シーモンキーの卵を人工海水にパラパラしてから5日が経過した。

結論から言うと、変化無し

なぜだ。

考えられる理由は3つ。

・人工海水の濃度が適切でなかった。
・寒すぎた。
・卵が古かった。

一番可能性がありそうなのが、3番目だ。
なんせ8年前の雑誌に付いていた付録の品だからな。
8年前は流石にダメな気もしていた。うっすら。

娘の手前、このままでは終わらない。
ちくしょう。
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さあ、踊りたまえよ

インフルエンザを予防する効果がある(?)というヨーグルト飲料が売り切れ続出らしい。

R-1
明治乳業の「R-1」という製品。
最近ステマステマうるさいが、こういうハングリーマーケット戦略もまだ現役なのかとしみじみ思う。
あの手この手でマスコミも大変だ。
実際、予防に効果があるという証拠のデータには、ワタクシはあまり信憑性を感じない。

「みかんの皮を入れた風呂に入れば風邪の予防につながる」
「ネギをたくさん食べれば風邪を引かない」

そういう話と同類項であると考える。

とりあえず、最低限データとして信頼できるものにするには、
普通のヨーグルトを食した場合との比較データくらいは揃えて欲しいところだ。
さもないと、最悪薬事法に引っかかるレベルではなかろうか。

このヨーグルトで本当にインフルエンザを予防できるのならスゴイことで、
ちゃんと研究すれば、毎年バクチのような予防接種をしなくても、インフルエンザは怖くなくなる。
そういう話が出てこないのだから、それまでのものだった、ということだ。

もし仮に、本当に効果があるとしても、こういうものは摂取し続けないと意味がないものだ。
1つ¥120として、3ヶ月、毎日1本飲んだとすれば¥10800。
これならインフルエンザにかかってタミフルもらったほうが断然安いし、
免疫・抗体もできて一石二鳥


最近こういう計算だけは速くて。
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驚異の部屋の匂いとは

続いた。
香炉から驚異の部屋へと続く話。

驚異の部屋について、ふと気になったことがある。
ワタクシ自身、驚異の部屋に関する本やらサイトやらを全て網羅したわけではないのでアレだが、
これまで調べてきた中には、「驚異の部屋の匂い」について触れている文章は見当たらなかった。

剥製やら骨格標本やらホルマリン漬けやら、海産物の標本、昆虫の標本等、生物系の蒐集物だけでも相当量だったはずだ。
防腐剤、薬品、或いはそれらを乗り越えた腐臭もあったかもしれない。
そこに真鍮や鋳物、各種の木工品やら鉱石やら、たくさんの油絵なんかも溢れていた。

想像するに、とにかく、アレだ、なんにもしないと、スゲぇニオイだったんじゃないかと。

ヨーロッパでは18世紀にいわゆる「香」が盛んになったらしい。
当時の貴族の間では、お抱えの調香師を持つことが流行ったりと、
「香り」に対する興味はかなりのものだったはずだ。

だとすれば、驚異の部屋をそのままのニオイで放置していたはずがないと思う。
とにかく客人を驚かそうという部分に比重を置いた、当時の驚異の部屋。
視覚的だけでなく、五感すべてで脅かそうと思ったはずなのだ。
それには、ニオイというのも重要な役割を果たしていたであろうことは、想像に易い。

当時の「香」がどんなものだったのかは、おそらく調べれば判るのだろうが、
ワタクシの驚異の部屋は、別に当時のヨーロッパのそれを再現しようとしているわけではない。
日本の貴族なんか平安時代から立派に「香」を嗜んでいたのだ。
日本の驚異の部屋なら、日本の「香」が適任だろう。

以上が、ワタクシが香炉を手にした理由である。

全然知らなかったのだが、日本の香はなんやら相当奥が深いものらしい。
そのうちまたHPででもまとめます。

調香師
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高岡銅器 香炉

さて、何人の人がメタミドホスを覚えているだろうか。



やあ、いいものを手に入れた。

高岡銅器 香炉

富山県の伝統工芸品に指定されている、「高岡銅器」の香炉だ。
ああ、ついに骨董にまで手を染めてしまったのか四猫庵。
いやいや、現代の品です。
骨董品の何が気に入らないかって、実用品を実用せずに飾っちゃうところが気に入らない。
皿とかツボとかさ。

コレは香炉なんだから香炉として使うよ、使い倒すよハゲ、という次第。
床の間に飾ってる場合じゃねぇぞ。

しかし、なかなかシュッとしたデザインで、気に入っている。
青銅の色もいいし、狛犬もキュートだ。
こらそこ、本体の模様はプテラノドンではない!
折り鶴っぽい鶴だ!

で、香炉の使い方なんて全く知らなかったわけだが、
調べてみたらにんともかんとも、「へぇ~」の連続だった。

ワタクシがこれまで「お香」に持っていたイメージは、
「たいして疲れてもないOLが疲れを癒すという名目で焚くもの(主にラベンダー)」
「バリとかタイとかのアジア好きOLが、鼻が曲がるほど部屋に充満させるもの(飼い犬が可哀想)」
というものだった。

今回、考えを改めました。
正しい「香」というのは、とてもいいものだ。

で、なんで驚異の部屋で香炉なのかという話だが、よし、続け。
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四猫庵

Author:四猫庵
今月の格言
「カカンキンコン コンキンカカン」

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