エドワード・ゴーリーと胡乱な客

エドワード・ゴーリーの絵本(左上下)とカードセット(右)である。
「世界一残酷な絵本作家」なんて不名誉(?)な異名を取るゴーリーだが、
個人的にはアンパンマンやノンタン、日本昔話のほうが余程残酷だと思う。
まあ、ゴーリー本人がその異名に満更でもないようなのであれだが。
「階段から落ちて死ぬ」とか、ごく普通のことしか書いてないぞ、ゴーリーは。
ゴーリーのキャラクターで特に人気が高いのが、下側の絵本に登場する謎の生物。
名前や愛称があるのかどうか知らないので、ワタクシは「胡乱(うろん)さん」と呼んでいる。
「The Doubtful Guest」を「胡乱な客」と訳したセンスに嫉妬。
カードセットのパッケージになっているキャラが胡乱さんなのかどうかわからないが、
印象的なイラストだったので立体化を決意。

完成。
写り込んだセロテープが辛い。

比較画像。
プラモデルなんかのキットではなく、ゼロから造形することを専門用語で「スクラッチ」という。
今回は車輪だけキットを流用しているので、「セミ・スクラッチ」とでもいうのだろうか。
作り方はHPで。
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