弦楽器を製作しているはずです。 

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小林かいち #2

続いた。

さて、前述したように、かいちの作品のメインは「絵葉書」と「絵封筒」だ。
絵葉書はわかるだろうが、「絵封筒?なにそれ?」となるのはワタクシだけではなかろうと思う。

小林かいちの作品

これらがかいちの絵封筒である。
現代に使用されている80円切手で送れる定型封筒よりも、二回りほど小さいサイズ。
封筒なので、切手を貼り、宛先と宛名を書いて使用するのだが、まあ書きにくそうだ(笑)
真ん中のやつなんか、どこに宛先を書くんだ。
ま、大半は封筒としてではなくコレクションとして買われていたようだが、
オークションなんかでは希に使用済みの物もあったりして、「ホントに封筒なんだ」と実感できる。

ちなみに小林かいちの当時物の絵封筒は、一枚¥3000くらいを相場に取引されている。
封筒一枚¥3000を高いと思うか安いと思うかは人それぞれだが、
かいちの作品の中では最も入手しやすい価格の物である。
種類も数百種と豊富で、蒐集欲がとても刺激される。

かいちの作品には女性がよく登場する。
叙情の作品であるため、俯いていたり、手で顔を覆っているものが多いが、
正面、或いは横から顔が見えるデザインでも、かいちは目を描かない。
「目は口ほどに物を言う」という諺ではないが、表情を表現する際、目とはかなりのウエイトを占める部分であると思う。
しかし、しっかりと表情を描いた他の作家の作品よりも、それを描かないかいちの作品のほうが情景や雰囲気がよく伝わり、その人物が例えただのシルエットであっても、描かれていない表情がありありと浮かんでくるのだ。
大正から昭和初期という時代背景と相まって、すこぶる感慨深いものがある。

さて、ではどうして小林かいちは同年代の画家ほど知名度が高くなかったのか。
続け。
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