弦楽器を製作しているはずです。 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
   --:-- | Top

旧国道の怪

異動してからというもの、なかなか定時に帰れない。
「そんなの当たり前」という人もいれば、
「ブラック企業お疲れw」という人もいるだろう。
残業代は30分単位でキッチリもらえるので、ブラックではないと思う。
それはいい。

10月も半ばを過ぎ、日の落ちるのが随分と早くなった。
仕事を終えて帰宅する頃には外は真っ暗だ。

さて、昨日の話である。
毎日の通勤で、「旧国道」と呼ばれている道を通る。
普段はわりと車が多く、夕方の帰宅ラッシュなんてのもある道だが、
その日はなぜかまったく車が走っていない。
「ラッキー」とは思わなかった。
違和感、とでも言えばいいのだろうか、
今思えば、とにかくその日は「何か」が違っていた。

人気の無い旧国道を運転する。
自然と速度は上がる。
陽気なフラテリスのBGMがそら寒い。
なぜ車が一台も走っていないのか。
なぜ人っ子一人いないのか。
なぜ。なぜ。

旧国道には途中、街灯のまったくない区間がある。
その区間、いつもは「トヨタ自動車」が営業していて、
そこだけはトヨタの看板の明かりで明るいのだが、
その日は休業日なのか、いつもの明かりが点いていない。

言い知れぬ違和感に再び襲われる。
加速するエンジン音だけが妙に耳に響く。
なぜ。なぜ。

真っ暗なトヨタ自動車の前を通り過ぎようとしたとき、
私は何気なく店内の様子を見ようと、入り口のガラス扉に目をやった。

そこで、見たのだ。
ヘッドライトに一瞬照らし出された、「それ」を。
心臓を凍てついた手でギュっと握られたような感覚。
鼓動が早まり、おかしな汗が吹き出る。
そこで、見たのだ。

上半身が真っ赤に染まった子供が立っているのを。

その後のことはよく覚えていない。
どうやって家まで帰ったのか、どの道を通ったのか。
とにかく、上半身の真っ赤な子供が手を挙げている姿が焼きついて、
逃げるように(ry






こども店長

まあ、ガラス戸に貼ってあった店長↑だったんだけどさ。
一瞬ビビったんだ。一瞬だけね。
道もさ、たまたま空いてたんだよ、うん。
関連記事
   21:00 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

Comment







(編集・削除用)


管理者にだけ表示を許可

Trackback

http://hrfmania.blog69.fc2.com/tb.php/439-0f098a9e
プロフィール

四猫庵

Author:四猫庵
今月の格言
「カカンキンコン コンキンカカン」

カウンター
最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
最近のトラックバック
ブロとも申請フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。