弦楽器を製作しているはずです。 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
   --:-- | Top

エピメニデスのパラドクス

自分で自分のことを「少し天然の」とか言っちゃうやつは、どうかしてるとしか思えない。
よくわからないが、自分は今試されているんじゃないかという類の疑心暗鬼に陥る。

不思議の環

心底楽しみながら、真面目に「GEB」を読み進めている。
濃い理系の内容を、これまたくどい文系文に置き換えて訳しているものだから、
暇つぶしにミステリーを流し読むようにはいかない。
とにかく、生まれ変わったら19世紀のオランダに生まれたいと思う本だ。

そんな中、面白かったのがエピメニデスのパラドクスだ。

クレタ島出身のエピメニデスが言った金言。
「クレタの人間はみな嘘つきだ」

このセリフをシンプルに単純化すると、

次の文章は正しい。
前の文章は偽りである。

ということになり、どちらを真、偽としても無限にループすることになる。
「GEB」の表題である「不思議の環」とはまさにこのことを指すわけだが、
ああ、そういやこういう類のパラドクスは、日常にいくらでもあるぞ、ということだ。

例えば、趣味としての物作り。
物作りという行為の大前提として、目指すのはその物の完成である。
しかし趣味であるから、目的は完成ではなく、途中の作業工程、或いは物を作るという行為そのものということになる。
だが、作業とは完成までいって文字通り完成となるわけで、ここに「不思議の環」が見られるわけだ。

筆者がこのエピメニデスのパラドクスから「不思議の環」をどう結論づけるのか、大変興味深い。
自分の思考を停止して筆者の世界に浸る、という意味では、軽薄なミステリーを読んでいるのと変わらないとは思う。

ただ、あれこれ考えるより、そうする方がこの本は楽しめるはずなのだ。
関連記事
   21:00 | Trackback:0 | Comment:0 | Top

Comment







(編集・削除用)


管理者にだけ表示を許可

Trackback

http://hrfmania.blog69.fc2.com/tb.php/710-9e59c1a7
プロフィール

四猫庵

Author:四猫庵
今月の格言
「カカンキンコン コンキンカカン」

カウンター
最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
最近のトラックバック
ブロとも申請フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。