弦楽器を製作しているはずです。 

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インカ・マヤ・アステカ

最近、図録がアツい。

武蔵野美術大学の「博物図譜とデジタルアーカイブス展」の図録3期3冊に始まり、
エッシャー展の図録2冊、
オーブリー・ビアズリー関係の図録2冊と、立て続けに買い漁った。

インカ・マヤ・アステカ展

で、今回新たに買ったのが、「失われた文明 インカ・マヤ・アステカ展」の図録。
オークションで1000円と安かった為に何気なく購入したが、

なんとまあ中身の濃いこと。

大抵の図録は、ペラペラめくって眺めて「ふ~ん」という程度の、
「こういう展覧会がありましたよ、という足跡」的なものが多い。

が、こいつは違う。
なんだこの圧倒的な情報量。
下手な専門書よりも詳細な説明で、下手な写真集よりもキレイな写真が並んでいる。
諸君、これは買いだぞ。

小学校の授業では、文明が発生する根元は河川だと習ったはずだ。
だが、インカ・マヤ・アステカは必ずしもそうではなかった。
文明の指標となる「車輪」「鉄」も発明されなかった。
それでも栄えたのはなぜか。
個人的にはエジプトやペルシアよりも興味をそそられる。

どうやって発生し、発達し、衰退していったのか、これ一冊で非常によくわかる。
食物から、文字から、あるいはDNAから等、そのアプローチも多種多様だ。

アフリカで発生した人類の、最初の移動。
そして、アラスカから当時地続きであった新大陸アメリカへの第二の移動。
その後地球は温暖になり、分断される大陸。

ある人類学者は、第二の移動後、大陸が分断されてからの数万年を、「壮大な実験」と呼んだ。
環境の異なる土地に人間をそれぞれ隔離し、放置した場合、どういう派生をするか。
文明、文化、風俗。

な?冒頭だけでもう、ゾクゾクするじゃないか。
で、何とコレが最終的にはヨーロッパの蒐集文化(要するに驚異の部屋)に繋がっていくのだ。
読み物としてとてもよくできているので、秋の夜長にオススメする。
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