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鴉の哲学

心地よく秘密めいたところ

ピーター・S・ビーグル (著) 「心地よく秘密めいたところ」読了。

著者が19歳当時に書いた処女作。
そのせいか文章がものすごく丁寧に書かれている。(幾分回りくどい部分もあるが)
当時の持てる知識全てを詰め込んだのだろうな、というのが見て取れて、全体的に好感が持てる。

アメリカの作家なので、「アメリカアメリカ」した表現がないか不安だったが、概ね許容できる範囲であった。(アメリカアメリカ感 25% 当社比)
死者の話なので、キリストキリストするのかと思ったが、そんなことも全然なかった。
著者の死生観は、ワタクシのそれに近いものがあると思う。
読後感も好みの感じだった。

ちなみに創元推理文庫から出版されているが、ミステリーではないので悪しからず。

内容は至極単純で、ドラマチックな転調はない。
舞台も墓地にほぼ固定され、淡々と展開する。
クライマックスでは、ほんの少しだけ疾走感が出て、ほんの少しだけ盛り上がる。
個人的にはそういう展開の話が好きなので、気持ちが良かった。
ここだけの話、コレ、邦画にリメイクしたらイイ線行くと思うんだがどうだろう。

とにかく鴉だ。この作品は一言、「鴉の哲学」と言ってもいい。


さて、次に読むつもりなのは、
マヌエル・プイグ(著) 「このページを読む者に永遠の呪いあれ」

わはは。
せっかくの読後感を台無しにしやしないか心配だが、ともあれ読み進めよう。
いや、一度どうでもいい本を挟むか?赤川次郎とか。
どうでもいいってのは言葉が悪いな。毒にも薬にもならない本、というか。
いやホント、どうしよう。
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