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三大奇書 #1 「概要」

現代における三大奇書といえば何か。

「ドグラ・マグラ」「黒死館殺人事件」「虚無への供物」という三大推理小説か、
中国の「西遊記」「三国志」「水滸伝」を思い浮かべる人がほとんどであろう。

そこで今回は、一般にはあまり知られていない、生物系三大奇書を紹介しようと思う。

・鼻行類
・平行植物
・アフターマン

現代の区分けだと、それぞれ生物学ではなく、いわゆる「空想科学」というジャンルに振り分けられてしまうこれらの書物であるが、「空想科学」というものが現代の科学とはまったく異なったものであるかというとそうではない。

詳細なジャンル分けがなされた現代では、科学と文学は相反するものと捉えがちであるが、文学を「想像力の芸術」とするならば、文学を借りる科学というものが存在し、またその為に科学を借りる文学が存在することもわかると思う。

古くはケプラーやアインシュタイン、ポーやジュール・ヴェルヌの作品を、「科学書」としてではなく「文学作品」として読んでいる人が大半である、という事実がそれを証明していると言える。

この辺りの詳細は、荒俣宏の「理科系の文学誌」で説明されているので、ここらでやめる。
とにかく、人類が宇宙へ行ったのだって、元を辿れば「幻想科学」だったのだ、ということ。

現代の生物系三大奇書はいずれもフィクションではあるが、それぞれが異なる主旨で文章を構成している為、バラエティに富んでいる。

「鼻行類」は生物学の専門書、「平行植物」は民俗学の専門書、「アフターマン」は子供向けの図鑑を、それぞれ本気でパロディ化したものであり、その完成度はとても高い。

例えば本文に挿入される挿絵。
途中、絵のタッチがたまに変わったりするのだが、これは実際の学術論文のように、どこかから引用してきたという感じがよく出ていて、思わずニヤついてしまう。

これらの本にはホンモノの専門家が多く関わり、作者自身も学者であったりする。
大人が本気でふざけるとどうなるか、という見本のような書物であるが、ここでもやはり、科学と文学は相反するものではないという証明がなされているように思えるのだ。

それではいよいよ書物を紹介していくわけだが、よし、続け。

理科系の文学誌
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