弦楽器を製作しているはずです。 

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「ここよりはじまる」

ワタクシにとって、「銀河鉄道の夜」の登場人物は猫である。
もっと言えば、二本足で立って歩き、服を着て、人語を話す、擬人化された猫である。
それは子供の頃、原作を読むより前に「銀河鉄道の夜」のアニメ映画を見たからだ。

先日ふとそのアニメ映画の存在を思い出し、もう一度あの印象的なエンドロールを見ようと、ユーチューブで探してみた。

あった。すぐあった。泣いた。
やはり、あの当時あのエンドロールに心惹かれ、強く印象に残った少年少女達は少なくなかったのだ。
あんな雰囲気、他で感じたことはない。唯一無二のものだ。

ミルク瓶を抱え、家路を急ぐジョバンニ。
深い瞬きのあと、見上げるとそこには透き通るような星空。
詩の朗読と共にそのままスタッフロールが流れ、
最後の最後にたった一行のメッセージ。

無理だ。たまんねぇ。なんだこれ。

見たことない日本人は、とにかく一度見よう。
あ、多分、日本人じゃないとダメだと思うから。
これ見たら、ディズニーとか心の底からどうでもいいと思えるレヴェルだ。

ワタクシの行き着いた銀河鉄道の夜という作品に対する答えは、
「大人になるということはこういうことかもしれない」ということ。
ワタクシが行き着いただけなので、他の人は他のところに行き着いてくれたらいいのだけど。

孤独感とか、諦めるという事とか、大人になると付いて回るそういうものに目を背けないで良かったと、素直に思えてくる。

ワタクシは別に宮沢賢治を神格化するような人種ではないが、このアニメ映画だけは別だ。
おそらくたくさんの人が関わって完成した作品なのだろう。
演出、絵、音楽、どれもこれもが最高のバランスを保っていて、これ以上も以下もないと思う。
つまり、これを超える「銀河鉄道の夜」の映像作品を作るのは、ちょっと並大抵ではできないぞ、と。

DVD買う。


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Comment

308 2012.02.25 Sat 17:26  四猫庵 #-
どうも初めまして。

こういう作品を見ると、物語というのはシンプルでいいのだと思えます。
設定に凝らなくても、見せ方だけで十分に感動できますね。
同じ方向性の作品が再評価されることを切に願います。

子供と大人では感じ方が違うのは当然ですが、
これを見て泣けるようになった、というのが大人になるということならば、
ほんの少しだけ寂しい気もしますね。

あの当時、どういう気持ちで見ていたんでしょうね。
Re: ・・・同感です。  [URL][Edit]
307 2012.02.25 Sat 16:53  morinof #-
確かにこれは日本人の心をくすぐる作品ですね
最初映画を見てから、すぐにビデオテープを購入し
またDVDに買い替え、今でも時折見ています。
遥か彼方の大人になった今でもやっぱり泣けますね
泣けるところが少しずつ増えて来るのは
その分、長く生きてきたからかもしれません。
・・・同感です。  [URL][Edit]






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