弦楽器を製作しているはずです。 

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驚異の部屋に時計はあったか #2

続いた。
15~18世紀頃の、驚異の部屋における「時計」という道具の扱いはどうだったのか、という話。


15世紀、驚異の部屋の黎明期。
この時代、驚異の部屋は、一部の諸侯や有力貴族たちのコレクションを起源として発生する。
「趣向を凝らして来客を驚かそう」または単純に「珍品奇品を自慢しよう」そういう動機から、
金と権力に物を言わせ蒐集した世界中の珍しい物を納める部屋を作ったのだ。

この時代は、機械式時計が実用化された時代でもある。
もちろん当時の貴族達が好んで買い漁っただろう事は想像に易い。
ウィーンの美術史博物館等に収蔵されている当時の置き時計を見ても、その貴族趣味には甚だ溜息が出るばかりだ。(色々な意味で)

figure clock/1605

1605年に作られたフィギュアクロック。
とりあえず、これが部屋にあっても、これで時間を確認しようとは思わないだろう。
そもそも時計であることを忘れてしまいそうだ。(色々な意味で)

dome clock/1622

同じく1622年のドームクロック。
とりあえず、これが部屋にあっても、これで時間を確認しようとは思わないだろう。
そもそも時計であることを忘れてしまいそうだ。(色々な意味で)

現在の価格など見当もつかないが、当時の価格もそれ以上に見当がつかない。
高い・安いで言えば高い。それくらいしか言えないが、それで十分だろう。

こういう凝りに凝った時計は、さぞや貴族達の顕示欲を満たしたのではなかろうか。
実用化されたばかりの機械式時計が自分の部屋で時を刻む様子は、さぞ誇らしかったことだろう。

んで、そういう時計達がどんな風に部屋に飾られていたのか気になったのだが。
当時の資料からは、ちょっと首を傾げたくなる結果しか得られなかった。

じゃあ、その話はまた次回。
おう、今回、割と真面目に驚異の部屋を調べてるよ、おれ。
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